BFV：アップデート7.0「2020夏アップデート」トレーラーが一ヶ月遅らせて公開、制作裏話も披露

『バトルフィールド』シリーズの風物詩といえばハイクオリティなゲームトレーラーですが、『Battlefield V（バトルフィールド 5）』最後の大型コンテンツ追加となる7.0アップデートはBLM運動が重なったこともあり、自粛ムードとなった業界に倣いトレーラーを制作しないという措置が取られました。

しかし『BFV』のラストアップデートなのにトレーラーがないのは悲しすぎるという声が多く寄せられた結果、一ヶ月遅れですが公式トレーラーが改めて発表され、歓喜の声がコミュニティに巻き上がっています。

「Battlefield V」– 夏アップデートトレーラー

始めての「自家製」トレーラー

日本では感染が落ち着きを見せはじめ、特に6月に入ってからは徐々に日常が戻ってきている雰囲気に包まれていますが、欧米では依然としてCovid-19の影響が深く、EA DICEも全面的なテレワークの真っ最中。

それもあって今回のトレーラーは歴代でもひときわ挑戦的な作品となったそうです。収録を担当したコミュニティマネジャーのAdam Freeman氏は、音声収録時に飼い猫が怖がったのか、どうしても鳴き声が収録音声に入ってしまうなど、微笑ましいエピソードを披露。

The Summer Update trailer for Battlefield would be an interesting challenge - it would be produced entirely from home.

RoboCop found the whole process of recording, and re-recording the Voiceover to be quite confusing. She tried her best to Meow her way into the trailer. pic.twitter.com/c0dxDxT9BB

— Freeman ?️‍? (@PartWelsh) June 29, 2020

ゲームプレイエンジニアのOliver氏は「メディアチームに手伝ってくれと声を掛けられて、2つ返事で快諾したら自分のデスシーンを4回も収録することになったよ」とTwitterで愉快そうに体験談を語っています。どうやらDICE社内でもトレーラーの収録はちょっとしたイベントとなっているそうです。

話を続けたAdam氏のTwitterによると、今回夏アップデートのトレーラー収録話があったのは4月から。BLMによる製作中止は開発チームにとっても想定外だったことが伺えるほか、『BF2』から『SWBF2』まで、DICE歴代作品のトレーラーは全てこのメディアチームによるものだと紹介。変わらぬハイクオリティの理由が明かされました。

また「トレーラーは発表されたけど、重要な話が終わったわけではない」と、今なお続くBLM活動への注意と関心を提起しています。

『BFV』に残されたアップデート

主要なコンテンツは7.0で終わりとなりましたが、今後も「試合中に機能するチームバランサー」と「コミュニティゲームズの機能拡張」の2つは別途アップデートを加えていくとのこと。実装はスウェーデンの夏季休暇が終了する8月末~9月頃であることが想定されます。

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『Battlefield V（バトルフィールド 5）』の発売日は11月20日で、対象機種はPlayStation 4、Xbox One、PC。

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