Blackmill GamesとM2Hが手掛けたリアル志向の第1次世界大戦FPS『ヴェルダン(Verdun)』と『タンネンベルク(Tannenberg)』の両作が、8月19日からアジア圏のWW1ファンの声に応える形で、PS4で日本・香港・インドネシアなどを含むAPAC地域向けにリリースされました。価格はそれぞれ2,200円で、両作品がセットになった『WW1ゲームシリーズバンドル』は4,290円。
ハードコア戦争FPS『WW1ゲームシリーズ』
両作品のタイトル『ヴェルダン』と『タンネンベルグ』の元になったのは第1次世界大戦の中でも特に有名な戦場。それぞれ『ヴェルダン』は西部戦線で繰り広げられた凄惨な塹壕戦をテーマにする一方で、『タンネンベルグ』は東部戦線での機動的(当時比)な包囲戦が主なコンテンツです。
Verdun Remastered I Official Trailer PS4 2019
Tannenberg | Console Launch Trailer - PlayStation 4 and Xbox One
時代考証が最も精確なWW1ゲーム
『WW1ゲームシリーズ』最大の特徴といえば、第1次世界大戦のビジュアル再現度。インディーゲームは往々にしてクリエイターが趣味に突っ走った結果に生まれるものですが、『ヴェルダン』も『タンネンベルグ』も開発者の歴史愛が溢れんばかりに表現されています。
それらの趣味はゲームプレイにも再現されています。マップは塹壕だらけで、分隊は厳格に兵科が決められており、それぞれ装備できる銃器もほぼボルトアクションライフル限定。しかもズームすれば激しくブレて、息を止めないと狙いを付けられないし、アイアンサイトがとにかく見えづらい。
プレイ中は下手に空き地に飛び出すと漏れなく視界外の敵に狙撃されて即死する上に、分隊アビリティによるチームワークが強く求められるので分隊行動は厳守。必然的に分隊員と協調しつつ、ゆっくりじわじわと進軍していく立ち回りが求められます。第1次世界大戦の特徴を上手く捉えていると言えるでしょう。
コアプレイヤーはとことんハマる作品
上の紹介を読んで「FPSとしては微妙そう…」という感想を抱いた読者は多いでしょう。はっきり言い切ると、その通りです。同じく軍事を題材とした『Call of Duty』シリーズの様にスタイリッシュでスピーディーな戦闘もなければ、『Battlefield』のような美麗なグラフィックや自由度の高い戦闘とも無縁です。
しかしAAAタイトルが大衆に迎合するために削ぎ落とした部分を、きちんと磨き上げているのがインディーゲームの魅力。密度の高い分隊行動や、スローペースな緊張感と、歴史ファンにはたまらない1次大戦の雰囲気。それらの要素を重視するプレイヤーにとっては、『ヴェルダン』と『タンネンベルグ』はかけがえのない、オンリーワンのゲームとなるでしょう。
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コメント
コメント一覧 (4件)
2作の違いが分かりにくい。
どっちの作品を紹介してるのかもさっぱり。
戦場(マップ)が違うだけなのか?
その通りとか書かんでいいだろ
ここの管理者どうなってんだ
買おうかな
過疎ってないことを祈る
昨日夜プレイしてみましたが、どちらもアジアサーバープレイヤー数10人行くか行かないか程度しか居ませんでした。