シーズン7「アセンション」がいよいよ目前まで迫ってきた『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』、その新レジェンドや新マップの詳細がいよいよ公式発表会にて公開されました。11月4日に実装される新要素を、まとめて予習していきましょう。
エーペックスレジェンズ:シーズン7「アセンション」
発表会ではゲームディレクターのChad Grenier氏、シニアソフトウェアエンジニアのChris Winder氏、シニアレベルデザイナーのDave Osei氏とゲームデザイナーのChad Armstrong氏がそれぞれ担当箇所の説明を行いました。以下にシーズン7「アセンション」の新要素を紹介していきます。
新レジェンド「ホライゾン」
エーペックスレジェンズ | アウトランズ・ストーリーズ – “約束”
胸を打つストーリーで多くのプレイヤーの心をわしづかみにした新レジェンドの「ホライゾン」。ローンチトレーラーで能力の一端が紹介され、さまざまな憶測を呼びましたが、その詳細がついに公開されました。
- パッシブ「スペースウォーク」:空中での操作性に優れており、着地時の硬直も短くなる
- 戦術「グラビティリフト」:反重力フィールドを設置、範囲に入ったプレイヤーを上方向に加速して射出する。リキャストタイムは15秒
- アルティメット「ブラックホール」:相棒のニュートを投げつけて、着地点にブラックホールを生成、付近のプレイヤーを引き寄せる。リキャストタイムは120秒
機動力が高く、シーズン6のスピードメタに順当にかみ合う性能の「ホライゾン」。地上の機動力に優れるオクタンとは対照的に、空中や縦への機動が強力なので、デュオで互いに立ち回りを補い合う戦術も考えられます。
新マップ「オリンパス」
シーズン7の新マップ「オリンパス」は、惑星プサマテの上空にある浮游都市。ホライゾンのストーリームービーでは90年前にエネルギー危機を迎えていることが語られていますが、解決の鍵を握ったホライゾンが「行方不明」になった後はフェーズエネルギーの爆発事故が発生。ゴーストタウン化した末にAPEXゲームの会場として目をつけられます。
マップのテーマは「高度に開発された未来都市」で、人工的な地形が豊富。ショッピングセンターをはじめ、工業ドックや居住区、そんな各エリアをつなげるハイウェイなどがあります。規模の大きい都市ですが、「トライデント」というビークルと「フェーズランナー」という交通施設が用意されているので、機動力の高いプレイングが期待できます。
また、空中浮遊都市の特徴として、底なし穴が各地に空いているのも特徴です。フェンスで囲まれているこれらのエリアは、オクタンやパスファインダー、新レジェンドのホライゾンにとっては、専用の移動ルートを構築できる得意ゾーンとなるでしょう。
- ボンサイ・プラザ:地上は4つのメインエリアに分かれているほか、双子ビルの上層内には狭いレストランがある。高品質アイテムが多めで、双子ビルのエレベーターシャフト内のジップラインでしか行けないので、激しい戦闘が予想される。ローバの両親がレヴナントに殺されたところだとされている。
- アルカディア・スーパーキャリア:ワールズエッジのドックに停泊していた船が、オリンパスにもやってきました。船内は4つのエリアに分けられており、近接戦闘が主体になります。アイテムはエリアをつなげる通路地区に集まっているため、防御的なレジェンドが輝くでしょう。
- ザ・リフト:フェーズエネルギーの爆発跡で、破壊された研究施設が中央のリフトを取り囲んでいます。施設は上下異なる3つのキャンプに分けられており、中遠距離の戦闘が主体になるでしょう。中央のリフトに吸い込まれたプレイヤーはフェーズランナーを通ってマップ中央に移動します。
- フェーズ・ランナー:マップ中央にあるフェーズ・ランナーは工業用のフェーズポータルで、自身を含むマップ内の3ヵ所を繋ぐゲートとして機能しています。そのうち1ヵ所はザ・リフトであることが判明していますが、もう1ヵ所は実装されてからのお楽しみです。
サンドボックスモード「オリンパスプレビュー」
また、『APEX Legends』初のサンドボックスモードもシーズン7では予定されています。「オリンパス」実装から2週間、プレイヤーは「オリンパスプレビュー」という特殊な期間限定モードでのマッチングが可能。観光用のこのモードは、以下のような仕様となっています。
- プレイヤーはお互いにダメージを入れられない。
- サークルの縮小は通常より早くなっている。
- 全3ラウンドで、ラウンドが終了したらジャンプから再スタート。
ビークル「トライデント」
新マップの「オリンパス」では、専用のビークルである「トライデント」も各地に用意されています。マップ端に着地しても安心できるように、それなりな数が用意されているそうで、トライデントを確保してから積極的にエリアチェンジを行うのが「オリンパス」のメタになると予想されます。
- 分隊移動用に設計されたビークルで、3人乗り。いったん誰かが乗ったら、他分隊のプレイヤーは相乗りできない。
- ブースト機能がついているが、リキャストタイムも相応に長い。
- トライデントにはレジェンドのアビリティを設置することが可能。
- 武器ではなく移動手段として用意したので、ロードキルなど車両で直接ダメージを与えることはできない。
- 逆に、車両自体も破壊不可能。唯一「オリンパス」からトライデントを除外する方法は、文字通り場外にドライブするだけ。
- その場合、トライデントは破壊されるが、乗員は射出されて場内に戻される。
- しかしトライデントを撃つのは無駄ではなく、車体が受けたダメージは乗員に均等に分けられるため、トライデントは大きな的となる。
- 乗員に直接着弾した弾は、乗員にのみダメージが入る。ドライバーだけを狙ってスナイプすることも可能。
ソーシャル機能「クラブ」
別ゲームで言うところのクランシステムである「クラブ」も詳細が明かされました。シーズン4の頃に開発者がコミュニティの「野良プレイヤー」に対する不満に共感して、「遊びたい人たちと遊べるシステムを作ろう」という思いの下に作られたツール。
プレイヤーは自分のクラブを設立するか、他人のクラブを検索することが可能。クラブ自体、「カジュアルゲーマー」「ハードコア」「ランクオンリー」など、さまざまなプリセットサーチタグから5つを選択できるので、プレイスタイルが類似した仲間を見つけやすくなっています。
その他の機能は以下の通りです:
- クラブ名、クラブタグ、クラブロゴを設定可能
- 加入申請にレベル制限をつけることができる
- クラブ内には管理用の階級設定がある
- 人数上限は30名。慎重な議論の元に決定したが、フィードバック次第で変更予定
- 管理者はアナウンスメッセージを設定することが可能。メンバーのログイン時やマッチ終了時などに表示される
- 将来的には「チーム組みツール」以上の用途や遊びも考えているが、まだ開発中なので何も言えない
バトルパス・リワーク
バトルパスプログレッションも全体的な簡略化が行われます。新仕様ではチャレンジを完了したら星が1枚付与され、星が10枚たまればレベルを1つ獲得することに。
また、今までロビーでのみ表示されていたチャレンジトラッカーがゲーム内でも表示されることになりました。さらに完成が近いチャレンジは優先表示されるようになっているので、利便性が大きく向上。
レベル25リワードであるレイスのレジェンダリースキン「ハイクラス」、レベル50でオクタンのレジェンダリースキン「ファストファッション」、レベル100でR99のリアクティブスキン「カッティングエッジ」が開発のイチオシで、ぜひともプレイヤーにチャレンジしてほしいそうです。
Steam対応&クロスプレイ正式ローンチ
シーズン6でベータとして実装されたクロスプレイ機能が、新たなプラットフォームであるSteamを加え、いよいよシーズン7にて正式稼働することになりました。
- Origin版プレイヤーはSteam版とアカウントをリンクすることが可能
- 今年か来年かのいずれかのタイミングでNintendo Switch版『APEX Legends』を配信予定
- プレイ時のフレームレートを安定させることに集中しており、もう少し時間を頂きたい
- 次世代機に移行するユーザーは、前世代機からアカウントの進捗をそのまま引き継ぐことが可能
正式実装日である11月4日が迫るなか、いよいよ公開された情報。『APEX』初のビークルや、リフトという独特な移動手段はどのようなプレイングを生み出すのでしょうか、今から楽しみでなりません。プレイスタイルを鍛えつつ、じっくりとシーズン7に備えましょう。
基本プレイ無料FPS『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』の配信日は2019年2月5日で、対象機種はPlayStation 4 / PC(Origin) / Xbox One。
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