Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』では、間もなくY5S4「オペレーション・ネオンドーン」がスタートします。
一方でeスポーツ競技シーンでも、各リージョンで行われていた秋期大会「Six November Major」が日本時間11月29日をもって終了。日本チームが所属するAPAC Northディビジョンでは、Giants Gamingが秋のチャンピオンに輝きました。
APACリージョン結果
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、世界の4つのリージョンでのオンライン開催となった秋期大会「Six November Major」。APACリージョンは、日本・韓国・東南アジアが含まれるNorthディビジョンと、南アジア諸国によるSouthディビジョン、そしてオセアニアの3つのサブリージョンでそれぞれトーナメントが開催され、日本時間11月29日のAPAC Northグランドファイナルをもって全日程が終了しました。
APAC Northグランドファイナルでは、シンガポール代表チームGiants Gaming(@GiantsGamingENG)と韓国代表チームCloud9(@Cloud9)がBo5で対戦。すべてのマップがオーバータイムまでもつれこむ大接戦となりましたが、終わってみればGiantsが3-0のマップスコアで優勝となりました。
これにより、APACリージョン全体の結果は以下のようになりました。
- APAC シックスメジャー順位
- APAC North1位 :Giants Gaming
- APAC North2位:Cloud9
- オセアニア1位:Wildcard Gaming
- APAC SOUTH1位:MercenarieZ
- APAC North3位:Xavier Esports
- APAC North4位:CYCLOPS athlete gaming
- APAC North5位:GUTS Gaming
- APAC North6位:FAV gaming
読者予想の結果は...
APAC Northリージョンに関しては、EAA!!読者の皆さんをはじめ国内シージコミュニティを対象に、メジャーでの最終順位を予想するイベントを開催しました。1位から4位までのチームを正確に見抜いた方のみが「的中」となるルールです(5位決定戦のみ省略)。
しかしキャスター・ストリーマー・コーチ陣6名および読者参加者109名の力を合わせても、順位予想を的中させた方はゼロ人という結果に終わりました。残念ではありますが、シージ競技シーンの予測不可能な面白さが浮き立った形とも言えるでしょう。
インビテーショナル出場チーム
「Six November Major」では、最終順位に応じて「インビテーショナル・ポイント」が各チームに配分されます。このポイントは世界のすべてのチームで統一されたランキング上で集計され、その上位16チームに、今年2月に開催されるシージ界の祭典「シックスインビテーショナル」への出場資格が与えられます。
出場確定チーム
現時点でインビテーショナル出場が確定しているのは以下の16チームです。
- EU
- BDS Esport
- G2 Esports
- Team Empire
- Virtus.Pro
- 北米
- DarkZero Esports
- Oxygen Esports
- Spacestation Gaming
- TSM
- ブラジル
- FaZe Clan
- MIBR
- Ninjas in Pyjamas
- Team Liquid
- Team oNe eSports
- APAC
- Cloud9
- Giants Gaming
- Wildcard Gaming
今のところ日本チームの出場はありませんが、世界の4つのリージョンでは12月から順次インビテーショナル予選が行われ、ここで各リージョン1チームずつ、計4チーム分のインビテーショナル出場枠を争います。日本のすべてのチームにも、まだインビテーショナル出場のチャンスは十分にあるでしょう。
今後のシージ大会日程
リージョンファイナルと入れ替え戦
秋のシックスメジャーが終了し、これから各地で年間の地域チャンピオンを決めるリージョン・ファイナルが開催されます。同時に、2021年シーズンの参加チームを決める入れ替え戦も行われます。
- EUファイナル:2021年1月15日から17日
- APACファイナル:1月8日から10日
- 3つのサブリージョンでそれぞれオンライン・ファイナルを開催
- 北米ファイナル:2020年12月11日から13日(カナダ)
- カナダディビジョンのファイナルと入れ替え戦も合わせて開催
- ブラジルファイナル:11月23日~29日
- ブラジルのファイナル「Brasileirão 2020」は現在進行中
なお、APACリージョンでは既に入れ替え戦が終了しており、日本チームでは野良連合が残留決定。東南アジアではElectrify Esportsが残留決定。韓国チームではTalon Esportsが残留決定となりましたが、SCARZは降格し、新たにGC Busan Spearの参加が決定しました。
ルーキー・国内・その他のトーナメント
11月30日からはアジアのルーキーが激突する「NO PLAN NO GAME」が開催。「にじさんじ」所属のがトーナメントディレクターOkayama氏のコーチングの元、日本代表としてアジア各国のチームと戦います。
また、12月13日からはジャパンナショナルズ シーズン3が開催。今回も賞金総額100万円をめぐる大きな国内大会となり、こちらは2021年3月まで行われます。
さらに12月19日・20日には初の日韓交流戦「KJ Friendly Match」が行われます。出場チームについてはまだ明らかになっていませんが、APAC Northとはまた異なる顔ぶれでのマッチアップに注目したいところです。
年末年始もシージの大会が盛りだくさん。シージeスポーツファンの皆さんはお見逃しなく。
Source: Rainbow Six Esports Official
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