現地時間2020年12月1日、ゲーミングGPUで市場の注目を集めるNVIDIAが、NVIDIA Ampereアーキテクチャを採用した第2世代のNVIDIA RTX™ファミリーとなる、GeForce®RTX™3060 Tiを発表。
今シーズンの人気タイトルに驚異的なレイトレーシングとDLSSの性能をもたらす、GeForce RTX 3060 Ti が 399ドル(国内参考価格:59,980円)で販売開始となります。
GeForce RTX 3060 Ti
本日より、399ドルで販売されるRTX 3060 Tiは、世界で最もパワフルな PC ゲーミングプラットフォームをベースとしており、レイトレーシングとAIを活用したDLSSを特徴としています。それにより、価格が699ドルであった前世代のGeForce RTX 2080 SUPER より高速で、1080pおよび1440pでのゲームプレイを楽しむことができます。
また、NVIDIAのグローバルGeForceマーケティング担当バイスプレジデントであるマット ウェブリング (Matt Wuebbling)は、以下のように述べています。
「私たちはホリデーシーズン中、レイトレーシングが実装された『サイバーパンク2077』、『コール オブ デューティブラックオプス コールドウォー』、『ウォッチドッグスレギオン』などのゲームを楽しむことができます。ゲーマーが最先端のレイトレーシングを実装したゲームや、クリエテイティブかつ生産的なワークフローによるパワーを楽しむには、GeForceRTX 3060 Ti や他の RTX 30 シリーズ以上のものはありません」
RTX 3060 Ti は、パフォーマンスを加速し画像品質を強化する NVIDIA DLSS (NVIDIA ディープラーニングスーパーサンプリング)、NVIDIA ReflexおよびNVIDIA Broadcastという、GeForceゲーミングにおける3つの革新的な機能に対応。
リアルタイムレイトレーシングとともに、これらのイノベーションは GeForce ゲーミングプラットフォームの基礎となっており、あらゆるゲームとゲーマーに比類のない性能と機能をもたらします。
NVIDIA DLSS: ゲーマーから愛される AI の贈り物
AI は、ゲーム内フィジックスやアニメーション シミュレーション、リアルタイム レンダリング、AI が支援する配信機能などを通じてゲーミングに革命をもたらしています。
Tensor コアと呼ばれる、専用の AI プロセッサを搭載したGeForce RTX GPU を活用する NVIDIA DLSS は、フレームレートを向上させながら、美しく鮮明なゲーム画像を生成し、ゲーマーにレイトレーシングの設定を最大化し、出力解像度を向上できるパフォーマンスの余地を提供します。
DLSS は 25 を越えるゲームが対応しており、対応ゲームの数は毎月増加しています。
NVIDIA Reflex と Broadcast: 究極のゲームプレイ
NVIDIA Reflex テクノロジは、システム遅延 (入力ラグ) を低減し、ゲームの応答性を向上させ、マルチプレイヤー タイトルで対戦相手より優位に立てるようになります。
NVIDIA Broadcast は、バーチャル背景やモーション キャプチャ、先進のノイズ除去といった、音声とビデオを AI で強化する一連の機能を提供し、ユーザーはこれらの機能をチャットや Skype、ビデオ会議に適用させることができます。
GeForce Experience の最新機能
すべての NVIDIA GeForce GPU では、GeForce Experience™ を利用することができます。
数千万人のゲーマーがこのツールを使い、ゲーム設定の最適化、ゲームプレイの録画とアップロード、ゲームプレイのストリーミング、スクリーンショットの撮影、ならびに Game Ready ドライバのダウンロードとインストールを行っています。
最新の機能には、以下のようなものがあります。
- ワンクリック自動 GPU チューニング
- GeForce Experience が GPU チューニング に対応し、高度なスキャニング アルゴリズムによるオーバークロック プロファイルを自動的に作成することができます。
- ゲーム内オーバーレイ モニタリングの強化
- GeForce Experience の堅牢なゲーム内オーバーレイに、パフォーマンス統計、温度、ならびに NVIDIA Reflex Latency Analyzer による統計を含むレイテンシ メトリクスが追加されています。
入手方法
GeForce RTX 3060 Ti は、12 月 2 日より発売され、定格クロックおよびファクトリーオーバークロックのモデルを含むカスタム モデルの価格は 399 ドルからで、ASUS や Colorful、EVGA、Gainward、Galaxy、Gigabyte、Innovision 3D、MSI、Palit、PNY、Zotac などの主要アドイン プロバイダーを通じて入手することができ、NVIDIA からはファウンダーズ エディション を入手することができます。(日本国内でファウンダーズ エディションの取り扱い予定はありません。)
GeForce RTX 3060 Ti GPU は、世界中の大手メーカーおよび主要システムビルダーのゲーミング システムに搭載されるほか、大手小売店やオンラインショップでも販売予定です。
Amazonに登録されたGeForce RTX 3060 Ti
まだASUSのみのようですが、今後各社の製品が出揃うものと思われます。
Source:PressRelease
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コメント
コメント一覧 (3件)
流石に今回の値段設定でask税が馬鹿馬鹿しくなったよ
海外の在庫が復活したら輸入で3080買うわ
$399は為替で41,722円。
一方、国内価格は59,980円。
現時点でのRTX3070の最安値は67,800円。ask税高すぎませんかね?
みんな3070選ぶと思うよ多分。
どこまでご祝儀価格から下がるか見どころ。
でも日本で買うと割高になるんでしょ。