本日2020年12月11日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch(オーバーウォッチ)』のライブサーバーに対しアップデートを実施。アップデート内容は、エクスペリメンタルでテストされていた調整の実装となっています。
ヒーローのアップデート
2020年12月4日より実施されていたエクスペリメンタルでの調整が、そのまま全て実装されています。
バティスト(弱体化)
- “イモータリティ・フィールド”
- デバイスの耐久値を200から150に減少
- “アンプリフィケーション・マトリックス”
- 発動に必要なコストを15%増加
ここ最近の「バイオティック・ランチャー」と「アンプリフィケーション・マトリックス」の強化に伴うバティストの総合的な性能上昇のバランスを保つため、「イモータリティ・フィールド」の耐久度を若干引き下げると共に、再びアルティメットのコストを引き上げます。
D.Va(強化)
- 体力
- メックのアーマー/ライフを200/400から300/300に調整
メックのライフに対するアーマーの比率を引き上げることで、ショットガン、ビーム、連射速度の高い武器に対してより長く持ちこたえられるようになります。
ラインハルト(強化)
- 体力
- 基礎アーマーを50増加(アーマー250+通常体力300=550)
- “ロケット・ハンマー”
- 1ヒットあたりのダメージを75から85に増加
今回の調整は、敵との距離を詰めた後のラインハルトの前線における存在感を保つことを意図したものです。「ロケット・ハンマー」のダメージを引き上げることで、一部のヒーローを仕留めるのに必要なヒット数を抑えることが目的です。この変更による影響は、引き続き注意深くモニタリングしていきます。
今回の調整傾向
エクスペリメンタルでの調整がそのまま実装されており、ピック率やメタを意識した調整だと考えられます。各ヒーロー調整による影響については、エクスペリメンタル時点で紹介済みですが、各種バフによるラインハルトの“ロケット・ハンマー”確2関連については、やはり押さえておきたい所。パッチノート記載のメッセージから、開発チームもその影響について警戒している事がわかります。
最新メタ
エクスペリメンタルが実施された1週間前からの環境の動きとしては、タンクは相変わらずシグマ+ロードホッグorレッキング・ボールの構成が上位帯では主流となっています。サポートヒーローについては、GM帯ではタンク同様動きはなくバティスト+ゼニヤッタの形が多いものの、マスター以下のレート帯ではアナ+マーシーが復権しています(CS環境では、GM帯もアナ+マーシーが主流)。
また、プラチナ~ダイヤ対では、ザリアが大きくピック率を伸ばし第1位に浮上。今回のラインハルト強化や“イモータリティ・フィールド”の弱体化で、さらにその勢いが増す可能性もあります。
年内のヒーロー調整については今回が最後とフォーラムより発表されています。また、まもなくホリデーシーズンということで、しばらくのパッチサイクルは遅くなるとのこと。
一方、同投稿には近日中に「ウィンター・ワンダーランド」を実施するアップデートとPTR(パブリックテストリージョン)へのアップデートを行うとも記載されており、来年1月の数週以内にはエクスペリメンタルでのテストの予定もあるようです。
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Source:Overwatch
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