最近CS機(PS4やXbox)コミュニティ内で、ソニーやマイクロソフト非公認コンバーターを通したプレイの可否が議論されている『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』。
このコンバーター問題に決着をつけるべく、EAA!!が開発元のElectronic Arts(EA)およびRespawn Entertainmentに方針を伺ったところ、「非ライセンスコンバーターは認めることができない」という公式見解が改めて発せられました。
EAとRespawn Entertainment公式見解
『APEX Legends』で非公認デバイスの使用は一切認めない
問い合わせ先によっては回答内容にゆらぎが見られるため、EAの「問い合わせ先」からなどではなく、EA本体の責任者による公式見解です。
RespawnおよびEAのスタンスとしては、『Apex Legends』のコンシューマー機でのマウス&キーボ(以下MnK)の使用は原則上一切禁止です。これはストライク・パックなどの、ソニーやマイクロソフト非公認のコントローラーやアタッチメントも同様です。
しかし現実的には、コンシューマー機自体にMnKの使用を判別する機能が備わっていないため、該当するユーザーすべてをアカウント停止処置にすることは難しい状況です。
また、身体的な障害を抱えているユーザーが特殊仕様のコントローラーを必要とするケースもあるため(参考記事)、一概に非公認品を使用したすべてのアカウントを停止処置とするわけにも行きません。
よって、現状では公式大会など、プレイヤーの環境を把握できる状態では例外なく使用を禁止としています。
それ以外のケース、例えば使用者が非公認品コントローラーやアタッチメントの使用を(SNSなどで)自慢していたり、配信を行っているなどがあれば、通常の通報手段を通してご報告ください。
EA 環太平洋エンゲージメント担当者
MnKとゲームパッドの間には、FPSでの操作性に大きな差が存在していることは、多くのゲーマーや開発者も認める所。その差を縮めるためにゲーム公式がゲームパッド側に導入しているのがエイムアシスト機能なのですが、コンシューマー機でのMnK使用者はエイムアシストの恩恵を受けた上でMnKによる操作性の有利も手にしているので、フェアプレイ精神からは大きく逸脱していると言えるでしょう。
他にも非公認コンバーターにはリコイルを削減し、ゲームが意図していない方法で不当なアドバンテージを作り出す、PC版でいうチートツールに相当する機能を備えたものもあります。言わずもがな、これら非公認コンバーターはマイクロソフトの利用規約でも、ソニーの利用規約でも明確に禁止されており、処罰の対象となりえる可能性が明示されています。
公式規約で禁止されてても、何だかんだで使用自体はできてしまう非公認コンバーター。しかしせっかく購入したのに、使用し始めた次の瞬間にアカウントが停止され、ゲームが遊べなくなるリスクも含んでいます。実際筆者の周りにも、数万円を課金したアカウントが予告なくBANされた人もいます。
このように、MnKの使用はゲームの健全なプレイを阻害するため、ゲームソフトもゲーム機の開発者も使用を禁止しています。
開発チームへ声を届けよう
また、時を同じくしてEA Japan公式が『APEX Legends』プレイヤーに開発者へのメッセージを求めるツイートを行いました。コレを機に普段の疑問や意見、もしくは『APEX Legends』開発への感謝などを届けてみてはいかがでしょうか?
基本プレイ無料FPS『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』の配信日は2019年2月5日で、対象機種はPlayStation 4 / PC(Origin) / Xbox One。
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コメント
コメント一覧 (117件)
これはストライク・パックなどの、ソニーやマイクロソフト非公認のコントローラーやアタッチメントも同様です。これをどう捉えるかよな