Respawn Entertainmentの『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』ではいよいよ現地時間5月4日より新シーズン「英雄の軌跡」がスタートします。今回はその目玉コンテンツである新規レジェンド「ヴァルキリー」の紹介を行っていきます。
ジェットパックが本体?新レジェンド「ヴァルキリー」
現地時間5月4日から始まる新シーズン「英雄の軌跡」では、バトルロイヤルゲームの『Apex Legends』に新たなレジェンドのカイリ・イマハラ、またの名を「ヴァルキリー」が実装されます。『Titanfall 2』の人気悪役キャラクター「バイパー」の娘で、ノーススターの「フライトコア」をはじめ、さまざまな要素を受け継いでいるヴァルキリー。その詳細を探っていきましょう。
フライトコアをぶちかませ!ヴァルキリーアビリティ一覧
- 専用パッシブ1 - VTOLジェット
- 操作はジャンプキーと共通で、空高く飛び上がることができる
- 燃料ゲージがあり、一定時間未使用でゲージが回復する
- 使用中は銃やグレネードを使うことができず、ジェットを切った落ち際にしか射撃できない
- 使用時は爆音が鳴り響くので注意
- 戦術スキル - ミサイルスウォーム
- 12発のロケットで小範囲をグリッド状に爆撃し、ダメージとスタンを与える
- ダメージや範囲は控えめで、直撃しても25
- スタンすれば移動速度やエイム速度が落ちるほか、電撃を浴びるようなエフェクトが表示される
- VTOLジェット使用中でもミサイルを撃てる
- アルティメット - スカイワードダイブ
- 準備ができたら上空に高く飛び上がり、その後スカイダイブに移行する
- 近くにきた味方を連れて一緒にダイビングできる
- 実装直後はプレイヤーに慣れさせるためにも、ジャンプをキャンセルしたら75%もスキルゲージが戻ってくる
- 専用パッシブ2 - 空中偵察(正式名称不明)
- ダイビング中はタイタン由来のセンサーが起動し、UIにさまざまな情報が書き込まれる
- 一定範囲内で、視線が通っている敵プレイヤーが画面上にハイライトされ、さらにそのハイライトはチームメイトにも共有される
- 共通パッシブ - リコン
開発秘話
プレビューイベントでは、Respawnスタッフの口からヴァルキリーの設定やスキルの成り立ちに、ちょっとした使用のコツも語られました。
- 設定は大きく『Titanfall 2』と関わっている
- 『Apex』のライターチームは、『Titanfall 2』から『Apex』への世界観のつながりをとても大事にしている
- 『Apex』はスポーツだけど、『Titanfall 2』は世界を巻き込んだ大戦争で、今なお各地にその傷跡が残っている
- 「もしみんなが大嫌いで、ひどくやっつけた悪役に、かわいい娘がいたと知れたらどうなるだろう」という発想もあった
- 今までのキャラクターでもバンガロールやレイスは戦争の煽りを受けた組のキャラクターだが、ヴァルキリーも傭兵であった父を戦争で亡くして、人生が狂っている
- 『Titanfall 2』の軌跡は『Apex』の世界にどう続いたか、そしてRespawnに何をもたらしたか。そんな考えを形にしたのが、シーズン9「英雄の軌跡」とヴァルキリー
- 戦術スキル「ミサイルスウォーム」も、親のタイタンであるノーススターのフライトコアを参考にした
- 「約束された売れっ子」
- 普通、新キャラクターを実装するときは、まずどのように「売り込む」か、どうやって魅力を伝えるかを苦心するが、ヴァルキリーはそんな心配がまったくなかった
- ヴァルキリーの特徴はシンプルに「ジェットパック」の一言で表現できる。自由に空を飛べるだけで爽快感が段違いだったので、開発初期段階からジェットパックを活かす方向で作っていた
- 素がとても楽しかったので、宣伝の心配がいらない分、どうやってゲームバランスに落とし込むかは苦労した
- 日本プレイヤーをゲーム内に反映するつもりで作った
- 設計には「ガンダム」や「マクロス」など、日本を代表するアニメ作品を参考にした
- 日本プレイヤーの皆さんを、「ヴァルキリー」を通して『Apex』の世界で表現したいという思いがあった
- ジェットパックにつけた3つの弱点
- 燃料制限があり、無限に飛び続けることはできない
- ジェットパックはとてもうるさい上に、サウンド班が頑張って「どこにいても一発で特定されるような」音をわざわざ作った
- 空中に居る間は全身が露出し、軌道も割とシンプルなので予測撃ちされやすい割に、ヴァルキリー自身は撃ち返すことができない
- 開発おすすめの立ち回りとコツ
- 偵察よりのキャラクターとして設定している。リコンパッシブを活かしたいなら大抵は高所に登らなくてはいけないので、積極的にジェットパックを使って周りを偵察してほしい。
- ダイビング中は敵をハイライトするパッシブがあるので、ソロでウルトを使って偵察だけしてその場に降りてくることもできるが、1人で飛んだらしばらく地上は2人だけなのでタイミングに注意。
- ミサイルスウォームでスタンした敵は電撃を浴びているようなエフェクトが表示されるので、それを狙って追撃すると良い。
「『Titanfall 2』の続編を作る予定はない」としつつも、その遺産を大切に『Apex』に受け継いでいるRespawn。今回実装されたヴァルキリーも、どことなくタイタンのノーススターを思い出すデザインになっています。
また開発者インタビューで判明したのが、「ヴァルキリーは日本のプレイヤーのことを思って作ったキャラクター」だということ。『マクロス』や『ガンダム』など、いろんな日本の作品を参考にしつつ開発したとも語られており、Respawnの日本愛が伺えるキャラクターともなっています。
「日本のプレイヤーには上手い方も多いので、いろんなクリップが投稿されるのを楽しみにしています」と語るスタッフもいたので、ここは『Apex』プレイヤーとして腕のみせどころではないでしょうか?「英雄の軌跡」実装が楽しみです。
基本プレイ無料FPS『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』の配信日は2019年2月5日で、対象機種はPlayStation 4 / PC(Origin) / Xbox One。
Source: Pressrelease
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コメント
コメント一覧 (4件)
ノーススター使いだった身としては
VTOLホバーもフライトコアも冷遇しといて今更何言ってんですか感が強い
売上の3割が日本らしいね
ちなみにソースは無し
トレーラーだとミサイルの間隔が結構あったから多段ヒットでアーマー破壊される心配がなくていいが、完全にヒューズのナックルクラスターの上位互換やん
なんか笑っちまった