本日5月12日にElectronic Arts社の2021年第四期業績報告が行われました。株主や投資家向けの財務報告であるこの会議は、我々ゲーマー向きの新作情報も多少は公開されます。本記事では中でも新作『バトルフィールド』に関するものを抽出、要約しました。
『BF6(仮)』は旧世代機に対応
まずビッグニュースとして、新作『バトルフィールド』は旧世代機に対応することがCEOのAndrew Wilson氏によって語られました。『BF6(仮)』の正式な対応機種はPS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X|SおよびPCとなります。
しかしこの決定には『バトルフィールド』コミュニティから不安の声が寄せられています。というのも、過去に似たようなことをしたPS3/Xbox 360版『BF4』はPS4/Xbox One版と比べて大きくゲーム性が落とされていましたし、最近では『Cyberpunk 2077』などの例もあります。これらに関しては過去記事にて詳しく述べましたので、以下を参照ください:
またAndrew氏も発表の中で、「新作『バトルフィールド』のリアリティ、物理演算、高度なAI、没入感は次世代機の処理能力を持って始めて実現した」と語っており、続く話で『BF6(仮)』は次世代機プレイヤーのために開発したと明言しました。
一方でEAの広報リーダーAndy McNamara氏はコミュニティの声に対し、Twitterにて「皆さんの不安は理解していますが、どうか詳細をお待ちください」とコメント。6月に予定されているトレーラーや、詳細情報の公開が待たれます。
その他の『BF6(仮)』と『BFモバイル』情報
業績報告中には他にも『バトルフィールド』について触れる機会はありましたが、特別な情報の公開は行われませんでした。以下に箇条書きでリストアップしていきます。
- DICE Stockholm、CriterionとDICE LAに、EA GothenburgのFrostbiteチームを全部招集して開発規模はシリーズ過去最大、全力投球を行っている。
- 過去にも述べたとおり、『バトルフィールド』はほかのEA大作シリーズと同様に、有料ゲーム、ライブサービス、モバイルゲームなどの多方面へと同時展開していく。
- 『BF6(仮)』の発売は今年のホリデーシーズン(10月~12月)
- バトルロイヤルの有無に関しては現在公開できる情報はないので、トレーラーを楽しみにしてほしい。
- つい先週社内で『バトルフィールド』の公開トレーラーを目にした。詳細は語ることができないが、素晴らしい出来栄えだった。
- 『BFモバイル』の開発はIndustrial Toysが行っており、そろそろ早期テストプレイ段階に入る。
- EAがIndustrial Toysとコンタクトを取った段階で『BFモバイル』の開発を持ちかけており、Industrial Toysも意欲的だったので買収を行った。逆算すると『BFモバイル』の開発は2018年7月から始まっている。
- 『BFモバイル』の挙動は『Apex Legendsモバイル』と違ったものになってくるため、それぞれ違ったプレイヤー層を開拓できると信じている。
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Source: AlphaStreet
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コメント
コメント一覧 (24件)
BF1の時失望させられBFVでも失望させられ……予見しよう、君はおそらくBF7でも同じことを言う
チーターがいる限りPC版はやりたくない
まあみんな落ち着いて待とうぜ?
いま品薄が確定してないプラットフォームなんてswitchしか無いだろ
過去に起きたような世代間における仕様上の問題を乗り越えたらいいんだけど、同じ過ちを繰り返すとさらに大勢のプレイヤーから見限られる
プレイ動画で満足するようなゲームにならないといいが…
PS5持ちとしてはBFだけは唯一予約して買ってる
今回は期待するよ
BFVのように絶望させたら二度と買わない