本日2021年5月21日午前4時、Blizzard Entertainmentはライブストリーミング配信を実施。配信内では、『Overwatch 2(オーバーウォッチ2 )』での実装を予定しているPvPモードの変更点紹介、新規マップの実演紹介が行われました。また、本ライブストリーミングの終了に合わせてニュースページ(英語)も更新されています。
オーバーウォッチ2 PvPの変更点
以下、配信内容の抜粋となりますが、今回公開された情報についてはあくまで開発段階の内容であるため、変更の可能性があることが「開発アップデート」にて明言されています。加えて、「開発アップデート」では、オーバーウォッチ2のPvPモードに関する情報公開は今回が全てではない(年内に続報予定)といった旨の発言も行われています。
オーバーウォッチ2のPvPモードは10人マッチ
現在の『Overwatch(オーバーウォッチ)』における、PvPモードは基本的にタンク/ダメージ/サポート:2/2/2の6人1チームでプレイしていますが、オーバーウォッチ 2ではタンク/ダメージ/サポート:1/2/2の5人1チームに変更。
オーバーウォッチ2のPvPモードはオーバーウォッチとのクロスプレイに対応すると明言されているため、オーバーウォッチ 2を購入するか否かに関わらず、将来的にはこちらの対戦形式が適用されることになります。
新要素:ロールパッシブの追加
各ロール毎に配られるロールパッシブの能力については、BlizzConlineでの発表から現時点まで変更はなく以下の通り。
- タンク:ノックバックを減らし、他ロールと比較するとダメージを与えられた際に敵に与えるアルティメット・チャージが少なくなる
- ダメージ:他ロールよりわずかに早く移動できる
- サポート:戦闘から短時間離れた際に自動的に体力が回復できるようになる
オーバーウォッチ2 ヒーローのアビリティ変更と追加
一部ヒーローに対するアビリティの仕様変更、追加の発表も行われました。また、後述の新規マップ実演の際、現在と異なる仕様のアビリティを有しているヒーローも確認できます。
ヒーローやアビリティ関連の調整はこれが全てではなく、今後は5vs5(1タンク)への変更を考慮し、スナイパーヒーロー及びクラウドコントロール系のアビリティについての見直し、検討を行うとのこと。加えて、今回公開はなかったものの、バスティオン等一部ヒーローについては0からの作り直しが行われているようです。
オーバーウォッチ2 のメイ
メイのメイン射撃“凍結スプレー”からは凍結状態にする効果が削除(与ダメージやスロー効果は継続)。
オーバーウォッチ2 のウィンストン
ウィンストンには、電撃をチャージして撃ち出す遠距離戦向きの攻撃手段が追加。現在動作が割り振られていない「サブ射撃キーの長押し」でチャージを行うという事で、同様にキー配分(特にCS版での)に余裕があるヒーローには、今後このようなアビリティ追加が行われるかもしれません。
オーバーウォッチ2 のラインハルト
BlizzConlineでも発表されていた変更点である、“ファイア・ストライク”を2つまでストック、“チャージ”を途中で中止(停止)するなどの様子を確認することができました。“バリア・フィールド”の最大耐久値はライブ仕様の1600から1200に低下しており、耐久値表示は非展開中であっても画面中央に表示されています。
また、弱体化前の仕様で開発が進行していたのか、体力が550となっています。
オーバーウォッチ2 のザリア
エイプリルフール用調整として発表されていた「“パーティクル・バリア”と“バリア・ショット”のクールダウンを共有し、チャージを2つに変更」が確認できます。1タンク化に伴い自身が最前線で戦う機会が増えることを考えての変更と思われます。
新マップと対応ルール
ライブストリーミング内では、実際に5つの新マップでプレイする様子が配信されました。それに伴い、それぞれマップ毎のルールについても判明しています。
新ルール「プッシュ」に加え、オーバーウォッチ2に向けた新規ゲームモードの追加予定が発表された他、プレイリスト(ライバル・プレイ限定の可能性も)からアサルトルールが削除され別の新規ゲームモードに置き換わる事も発表。現存するアサルトマップについてはオーバーウォッチ2リリース時、カスタムゲーム等でプレイ可能となる予定。
New York(ハイブリッド)
Toront(プッシュ)
RIO DE JANEIRO(ハイブリッド)
ROME(プッシュ)
MONTE CARLO(エスコート)
ヒーローの新規ビジュアル公開(トールビョーン)
BlizzCon 2019、BlizzConlineでの公開に続き、今回はトールビョーンの新規ビジュアルが公開されました。
専用UIの変更
ラインハルトの“バリア・フィールド”耐久値同様、一部ヒーローに対し専用UIの変更が行われています。
ゼニヤッタは“不和のオーブ”と“”調和のオーブの付与対象の表示UIがヒーロー名からアイコンに変更、直感的に把握しやすくなっており、その位置も中央に移動しているため画面中央の戦線から目を逸らす必要がなくなりました。マーシーに関してもよく似た変更が確認できます。
ライブストリーミング配信中のリアクション
以上が今回発表された主な内容となります。様々な新情報が発表された今回のライブストリーミング配信ですが、最もインパクトのあったのは、やはり5vs5への対戦形式の変更ではないでしょうか。
今までのPvPモードからは想像もできない変更となるため、配信中のコメント欄でもリアクションが大きく二分。タンク同士のシナジー(ハルザリ構成等)を好むプレイヤーなどからは否定的な意見が発せられた一方で、アビリティ類の仕様変更を含め、タンクヒーローがよりアグレッシブに動ける今回の変更を歓迎するプレイヤーの声も多く見られました。皆さんは今回発表されたPvPの仕様変更についてどのような感想を持ちましたか?
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『オーバーウォッチ 2』の発売日は未定で、対応プラットフォームはBattle.net(PC)/PlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch。
Source:Overwatch
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コメント
コメント一覧 (8件)
ダメージ、サポ―トもやること自体はシンプルだけど
タンクは複雑だし、組み合わせとか、状況次第で溜まったウルトコスト捨てて
変えることも求められるから 一枠へるだけでシンプルになるよね
敵も6人から5人になるから、ウルトに対してのカウンターとか
立ち回りなんか考えるのも少し楽になりそう
ただ全キャラリワークすることになりそうだし、下手したらキャラデザインも何人か変わるかな
タンクにキュー一人入れるだけでロビーが一個作られるから
マッチングも良くなると思う
ダメージ、サポ―トもやること自体はシンプルだけど
タンクは複雑だし、組み合わせとか、状況次第で溜まったウルトコスト捨てて
変えることも求められるから 一枠へるだけでシンプルになるよね
敵も6人から5人になるから、ウルトに対してのカウンターとか
立ち回りなんか考えるのも少し楽になりそう
ただ全キャラリワークすることになりそうだし、下手したらキャラデザインも何人か変わるかな
タンクにキュー一人入れるだけでロビーが一個作られるから
マッチングも良くなると思う
タンク1人になるのはタンクが不人気だからかな?
でもまぁ1人削るとしたら(人気関係なしに)タンクか
ラインのファイヤストライクが2ストックになるのはかなり凶悪な気がする
メィが凍らせなくなったのは個性が失われたようで悲しい
トールビョーンの新デザはかなり歓迎。全体的にキャッチーで色がはっきりしている。
批判コメ消されてる?
5人でいいよ
5人用に火力やマップサイズを変えるだろうから、実質全キャラリワークになると思う
何度調整内容小出しにして「作ってます」アピールしてるんだよ
もう2年半前からお前ら同じこと言ってんだぞ?
でもお前どうせ買わないじゃん
PvP目当てなら買う必要ないからな
やがては1と2を統合するらしいし