『バトルフィールド』と言えばバリエーション豊かで役割異なる兵科システムが1つの特徴。とは言え7種類もの歩兵兵科があった『BF2』から一転、『BF2142』や『BFBC』からは兵科は4種類に統合され、以来前作『BFV』まで『バトルフィールド』の兵科はずっと4種類のみにとどまっていました。
しかしシリーズ新作『Battlefield 2042(バトルフィールド2042)』では、兵科に代わる新たなシステム「スペシャリスト」が実装されています。ローンチ時には10種類ものスペシャリストが用意されているとのことですが、まずはプレビューということで4人分の資料をEA DICEより頂きました。本記事で一挙公開していきます。
『BF2042』のスペシャリストとは
公開イベントで語られた仕様によると、今作のプレイヤーは「スペシャリスト」というキャラクターを選んで、プレイスタイルの差別化を行うことになります。各スペシャリストは自分の名前を持っており、それぞれ専用のガジェットを1つと専用のトレートが基本装備となります。しかしそれ以外では、自由に任意の武器・グレネードと共有ガジェット1つを装備できるようになっています。
従来の「兵科」という概念も残っては居ますが、今作では単にスペシャリストの担当しうる役割を示す、カテゴリー名称としての扱いでしかありません。プレイングにおける自由度はシリーズを通して最大だと言えるでしょう。共有ガジェットについての詳細は語られませんでしたが、チラリと漏らされた情報によると弾薬箱や対戦車ロケットランチャーがそれに該当するとのこと。場合によっては、出会うプレイヤー全てがランチャーを装備している世界も実現できます。
以下に実装予定の10人のうち、情報を先行公開していただいた4人のスペシャリストを紹介していきます。
Webster Mackay:グラップリングフック使いのアサルト兵
- 出身地:カナダ
- 兵科:アサルト
- 専用ガジェット:グラップリングフック
- 鉤縄を射出してから自動で巻き上げるグラップルガンを持っており、自由自在に飛び回て敵を奇襲したり、緊急時に包囲から離脱することができる。
- パッシブ:敏捷
- ADS時とジップライン使用時の移動速度が上がる。
ウェブスターは従来の「突撃兵」に近い立ち回りが推奨されるスペシャリストです。機動力が高く、最前線で活動するのに向いています。
Maria Falck:蘇生ピストルを扱う蘇生特化のサポート兵
- 出身地:ドイツ
- 兵科:サポート
- 専用ガジェット:S21 シレットピストル
- 味方を遠くから回復することのできる射撃ガジェット。ダウンしている味方に撃てば、遠隔蘇生も可能。
- パッシブ:戦場医
- 分隊蘇生時、味方をフル体力で蘇生させることができる。
マリア・ファルクはサポート系のスペシャリストで、味方を支援する行動に長けています。中でもマリアは回復や蘇生に長けていますが、汎用ガジェットに弾薬箱を選択すれば、より全面的なサポートキャラクターとなるでしょう。
Pyotr "Boris" Guskovsky:セントリータレットを使いこなすエンジニア
- 出身地:ロシア
- 兵科:エンジニア
- 専用ガジェット:SG-36 セントリーシステム
- 敵兵士や敵ビークルに自動でロックオンし、攻撃を行う。しかしEMP攻撃に極端に弱く、すこしでも掠ると即座にダウンしてしまう。
- パッシブ:セントリーオペレーター
- ボリスがセントリーターレットの近くに居ると、ターレットの戦闘能率が上がる。ロックオン速度が強化され、ロックオン中の対象を自動でスポットするようになる。
ボリスはエンジニアカテゴリーの兵士で、『BF2042』でこのカテゴリーはさまざまな戦端技術を戦闘に活かしているスペシャリストたちのことを指しており、総じて防衛や陣地確保に向いています。
Wikus "Casper" Van Daele:偵察ドローンとセンサー持ちのスカウト兵
- 出身地:南アフリカ
- 兵科:リーコン
- 専用ガジェット:CV-P リコンドローン
- コントローラーを開くことによって遠隔操作が可能な偵察ドローン。要は『BF4』でもおなじみMAV。敵の位置をスポットできるほか、敵の電子機器を妨害することができる。また『BF4』のSOFLAM機能も一部兼ねており、放置している際も自動で視界内の敵をスポットしてくれる。『BF2042』の追加機能として、EMPダートを射出することも可能。
- パッシブ:モーションセンサー
- 装備しているセンサー機器が至近距離で移動を行った敵を自動探知し、UI上にインジケーターで表示してくれる。スナイプ中の周囲警戒に使えるほか、普通にショットガンやSMGを装備して自分から近接戦を挑みに行くのにも使える。
キャスパーは伝統的には「偵察兵」兵科カテゴリーに所属するスペシャリストです。味方に情報を提供することもできれば、敵の連携を崩すことも出来る、情報戦に特化した存在だと言えるでしょう。
『BF2042』新情報記事リンク
今回の公開イベントでは他にも情報が盛りだくさん!128人モードの詳細や武器ビークルにマップなど、新兵科以外の情報が気になる方はぜひこちらの記事をご覧ください。
- 速報:新作バトルフィールド『バトルフィールド2042』トレーラー公開!『BF4』リスペクトの大規模近未来戦争
- BF2042:新作BF『バトルフィールド 2042』全情報まとめ!近未来戦 / 最大128人 / 天候 / ハザードゾーン / キャンペーンとバトロワなしなど
- BF2042:ローンチ時の7マップを一挙紹介!廃港から大都市、南極基地まで
- 速報:新作バトルフィールド『バトルフィールド2042』の発売日は10月23日!予約受付開始でスタンダード版は8,700円
TESTをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。
コメント
コメント一覧 (11件)
あくまで一兵士として戦争ごっこがしたいのに、こんなエーペックスみたいな要素いらねぇんだよ
スペシャリストあると課金勢と非課金勢で差が出るとか言うコメントあるけど、スペシャリストは無料で追加されるので、差は出ません
名前付きのキャラクターでBFはやりたくなかったなあ。せめて同じスペシャリストの中で何人かの中から選ばせて欲しい。シージとかapexなら成り立ったかもしれないけど、同一人物がうじゃうじゃいるのは嫌だな
BFVみたいにどの兵科でもキャラクターは自由に選択できたし、今回も自分の使うキャラの経歴を気にするもしないもプレイヤー次第やなと思います!
それよりも他のスペシャリスト(固有ガジェット)を早く見てみたいな!
無名の兵士のロールプレイがいいんだけどね
正直スペシャリストはいらんな....
ちゃんと記事読め
兵科が無くなってスペシャリストに置き換わるだけだ
APEXを意識した能力を活かした戦闘にしたいんだろ
最終的に24までスペシャリストになる
今でもチートvsチートでスペシャルなチートを持ってる奴がいるチームが勝つゲームなんですがそれは大丈夫なんですかね?
スペシャリストがいると課金勢と無課金勢とで差がつくだろーが
いいね