いよいよ7月22日の情報公開が一週間後に迫ってきた『Battlefield 2042(バトルフィールド2042)』ですが、このタイミングで公式サイトにて詳細なQ&Aが公開されました。既存情報がメインですが、中には初公開の情報もちらほら!以下に要約していきます。
CONTENTS
BF2042 EA Play前公式Q&A要約
BF2042の兵科(スペシャリスト)
- スペシャリストそれぞれに特技(ユニークガジェット)と特性(パッシブ能力)がある
- ムササビスーツはとある未公開スペシャリストの特技
- 『BFV』の分隊蘇生は続投。しかも蘇生時の体力はフルまで回復しない
- スペシャリストの1人であるファルクは特性で分隊蘇生でも味方を体力満タンで蘇生できる
- 全てのスペシャリストは、メイン武器 / サブ武器 / 装備(共用ガジェット) / 投擲物 のカスタマイズが可能
- 共用ガジェットには対戦車・対空兵器などもあり、極論チーム全員がロケットランチャー装備も可能。判明した共用ガジェットは以下の通り
- カール・グスタフM5対戦車ロケットランチャー
- FIM-33対空ミサイル
- 回復箱
- 弾薬箱
- 分隊の最大人数は4人まで。スペシャリストの選択は自由なので、今までのように「双子分隊」や、なんなら「四つ子分隊」も作れる
- 味方プレイヤーは青、分隊員は緑でハイライトされるのと、その他の工夫も施してあるので、敵味方のスペシャリストの見分けはそこまで難しくならない
- スキン変更機能を搭載し、同一人物なのに見た目がまったく別のキャラクターを作ることができる
- ロボット犬(レンジャー)はいつでもどこでも呼び出せる、おそらくビークルと同じシステム
- レンジャーを呼び出した場合、他のビークル呼び出しは行えない。マップ上に同時に呼び出せる数にも上限がある
- レンジャーには索敵、追従、自爆などの命令を出すことができる
- レンジャーは軽装甲の対歩兵兵器で、EMPや爆弾に弱いほか、小火器による撃破も可能。C5炸薬もくっつけることができる
BF2042のマップ
- コンクエストのマップ設計には、セクターシステムとクラスタリングという2つの設計思想を用いている
- セクターはブレイクスルーモードのそれをコンクエストに輸入したもので、「拠点全部を同じチームが占拠したら初めてセクターが占拠され、敵チームのチケットの減少が始まる」というシステム
- クラスタリングは「プレイヤーが散らばってしまわないように、重要な地形をなるべく集中して配置するマップデザイン」
- 従来のBFでは1つの旗を占拠したら即次の旗に動く、マラソン的なプレイングが頻繁に発生したが、今作ではセクター内が完全に鎮圧されるまでセクターの争奪を繰り広げるため、マラソンからはワンクッション置いた形になる
- モードごとにマップの使用エリアは多少ことなる。例えば同じマップのコンクエストモードの一部エリアは、ブレイクスルーモードだと進入不能になっていたり、など
- 旧世代機の64人コンクエと新世代機の128人コンクエは、マップ上のプレイ可能エリアが異なる
- だがビークル、スペシャリスト、ガジェットに気象災害など、コアゲームプレイ体験は同じものとなる
- 都市マップの高層ビルは、屋上とロビーなど限られた階層のみに進入可能。なぜなら全階を作ったら、ビル1つでマップ1個レベルの規模になってしまい、戦闘エリアが広がりすぎるから
- リリース時のマップは7で、ライブサービスで追加予定。また7月22日のEA Playでは、旧DICE LAが独自制作したモードを紹介するが、こちらのモードでは過去作のマップが関わってくる
BF2042のビークル
- ビークル呼び出しシステムは全プレイヤーがアクセス可能
- マップやモード、チームごとに呼び出せるビークルの上限は決まっている
- 航空機やヘリなどの空戦ビークルには出撃画面から乗り込むこととなる
- 呼び出し機能には個人ごとの使用クールタイムがあるので、独占プレイはむずかしい
- 使用可能なビークルは所属勢力によってことなる。例えば米軍の主力戦車はM1A5だが、ロシア軍の主力戦車はT28となる
- MD540 ナイトバードヘリコプターや、EBAAワイルドキャット重装甲車など、勢力関わらず使えるビークルも用意されている
- LCAAホバークラフトという水陸両用のビークルは用意されているが、海戦要素に集中したコンテンツは全く用意していない。プレイヤーの意見次第なので、発売後にフィードバックを寄せて欲しい
BF2042のAI兵士
- 『BF2042』のAI兵士は3つの形でプレイヤーに関わってくる
- マルチプレイ:サーバーが満員にならない間は、AI兵士が枠を取る。プレイヤーが入るとその分AI兵士は自動でキックされる
- CO-OP:フレンドと一緒にAI兵士相手に戦闘できる
- ソロ:練習モードのようなもので、自分以外は全員AI兵士となる
- マルチプレイにまだ自信がない初心者は、いくらでもソロモードなどでAI相手に練習ができる
- AI兵士の挙動はなるべく実際のプレイヤーに近づけており、積極的にビークルを呼び、敵ビークルを排除し、旗を踏むようになっている
- 状況に応じて敵との交戦、裏とり、グレネードの使用や分隊蘇生などの判断を有機的に行うようになっている
- ただし特性や特技を持っていないモブ兵士という扱いなので、ムササビスーツも使えない
- AI兵士が関与しないサーバーは存在しない、人数不足の場合はかならずAI兵士が代わりに入るようになっている
- ソロモードは用意しているが、オンラインにしないと遊べない。オフラインモードはない
BF2042のクロスプレイ機能
- クロスプレイ機能は現在開発中で、まずテクニカルプレイテストを今夏に行う
- プレイテストはEA本社や支部に招待して極秘で行うので、参加できるのは北米・欧州・豪州のうち限られた地域にお住まいの極少数のプレイヤーのみ。しかも厳しい抽選がある
- 予定している機能は以下の通り
- Xbox OneとPS4の旧世代クロスプレイ
- PC / Xbox Series X|S / PS5の新世代クロスプレイ
- PCプレイヤーとCSプレイヤーは設定でお互いをクロスプレイから弾くことができる
- クロスプログレッションを導入し、例えばPS5版での自分の戦績やアンロックなどをPC版やXboX版とリンクできる
BF2042 開発者インタビュー
公式Q&Aの最後にはDICEの3DアーティストであるJoel Zakrisson氏が、コミュニティで一躍人気となったペンギンたちを『BF2042』に実装した当人としてインタビューに招待されていました。ちょっとした開発の裏話や、アーティストとしてゲーム業界に入る方法などが語られています。
- DICEにはレベルアーティストと3Dアーティストの2つの役割があり、3Dアーティストはガワの部分を仕上げる。Breakawayの石油施設などがそれにあたる
- レベルアーティストは地形や遮蔽の芯、木や岩の配置を考えるのが仕事
- 自分がゲーム業界の道を志したのは『リトルビッグプラネット2』でマップを作っていたのがきっかけで、高校ではゲームデザイン教科を選択。アート / デザイン / プログラミングの三者で悩んだが、最終的にアートに惹かれて3Dアーティストの道を歩む
- 大学でいくつかのアートプロジェクトを完成させてオンラインでポートフォリオとして発表。Rockstarなどの会社からアプローチされたが、ずっとDICEに入りたかったので他の勧誘を断ってDICEにアピールし入社
- 石油施設の他には、氷河の上の研究施設や山上の拠点などを担当
- 南極ならペンギンが居たほうが自然ではと考えて、マップへの没入感を高めるギミックとしてペンギンを追加。モデルを作ったあとはVFXアーティストのTobias Ahlgren氏に渡し、アニメーションや挙動を作成して実装した
- 一応公式発表前に各種イースターエッグをゲーム内に仕込んでいたが、まさかペンギンがここまでウケるとは思わなかった
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コメント
コメント一覧 (22件)
個人的にはAI兵士が気になる。流石に人数多いからCODと同じぐらいとはいかないだろうけど、CODのカスタムゲーム並に練習出来たら個人的には嬉しい
結局ユーザーとインフルエンサーが一番言及してた「アンチチート」と「レンタルサーバー」については無言スルーか。
これ未来決まったなw
・・・は?