Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』ではイヤー6シーズン2「オペレーション・ノーススター」が進行中。日本時間7月27日にはY6S2.2アップデートがリリースされ、パッチノートが公開されました。
Y6S2.2パッチがリリース
7月8日のデザイナーノート公開後からテストサーバーにかけられていた各種の変更が、Y6S2.2アップデートとしてそのままライブサーバーに実装されました。各プラットフォームのパッチサイズは以下の通りとなっています。
- Ubisoft Connect:1.48 GB
- Steam:850 MB
- Xbox One:1.28 GB
- Xbox Series X:1.61 GB
- PS4:1.77 GB
- PS5:1.43 GB
オペレーターのバランス調整
- Alibi(強化)
- ACS12に2.0xスコープを追加(1.5xスコープを削除)
- MX4 Stormに1.5xスコープを追加
- Frost(弱体化)
- C1から1.5xスコープを削除
- Tachanka(強化)
- 展開型シールドを追加(感知アラームを削除)
- シュミハランチャーのグレネードを10発から14発に増加
- DP-27の破壊性能を改善
- 0~4.99m: 1発ごとに半径0.3の穴
- 5~7.99m: 1発ごとに半径0.2の穴
- 8m以上: 3発ごとに半径0.2の穴
- Zofia(弱体化)
- M762の反動を制御しにくく調整
- 垂直方向の反動を増加
- 水平方向の集弾性を左寄りに調整
- ロングバースト時の反動は12発目ではなく8発目から発生
今回のパッチで最も注目を集めたのは、万能型オペレーターとして不動の地位を占めるZofiaのアサルトライフルM762のリコイルが増加(弱体化)されたことです。
Redditに投稿された比較動画からも分かるように、向かって左側にランダムなブレが発生するようになっています。デザイナーノートによると「最初はコントロールが難しくても、経験を積むことで反動パターンを把握できます」とあり、SMG-11のように使いこなすのに繰り返しの練習が必要な武器にしたい意図があるようです。
その他の注目点としては、Tachankaに再びの強化が入ったことが挙げられます。DP-27で開けられる「半径0.3の穴」とはAruniのパンチ1発分に相当するため、工事能力は飛躍的に向上しています。他の変更点も含めて、果たして彼のピック率はこれから上昇していくのでしょうか。
武器のバランス調整
- ACS12
- ダメージを59から69に増加
- TCSG-12
- ダメージを57から63に増加
イタリア人オペレーターのメインショットガンACS12に2度目の強化が入りました。
しかし以前から指摘されているように、彼女たちは2人とも他のメインウェポンが強力で、サブウェポンでも必要最低限の工事ができます。今回の強化でACS12のピック率が上昇するかは、ぜひ注目してみたいところです。
ファベーラがランクマ入り
- マップ「ファベーラ」をランクとアンランクに追加
- 刷新されたマップ「ファベーラ」をランクプレイリストとアンランクプレイリストに追加し、「ファベーラ」でプレイできる機会を増やしました。
- ゲームから退出したプレイヤーを通報する機能を追加
- ランクおよびアンランクのプレイヤーが、最後のラウンド終了リプレイ前に切断したプレイヤーをアクションレポートでブロックまたは通報できるようになりました。
以前は評判の芳しくなかったブラジルマップ「ファベーラ」は、Y6S2でリワークを受け、全体の雰囲気を保ったまま、構造がまったく異なるマップへと生まれ変わりました。
ロードマップによると今回は「民家」のリワークと同様のカジュアルリワークの予定でしたが、実際のところ攻防のバランスはそれほど悪くなかったのか、テストサーバーを経てランクマッチとアンランクマッチのマッププールに加えられました。
もしランクマップとしても高い評価が得られれば、その後は競技マップに採用される可能性もあるでしょう。なお、「競技マップの採用基準」については、先日行われた開発スタッフへの質問イベントで詳しく説明されています。
競技シーンへの影響は?
今回のY6S2.2アップデートは、約2週間のテストを経てからのパッチリリースであるため、タイミングとしては定例通りです。
その一方、シージeスポーツ競技シーンに目を向けると、こちらは現在日本を含むAPAC地域でステージ2プレイオフが開催中です。このプレイオフは、8月に開催される夏季世界大会シックスメジャーへの出場権がかかった重要なトーナメントですが、今日まで勝ち残っている各チームは、明日の試合でいきなり新環境でのプレイを余儀なくされることになるため、特にZofia担当の選手はどう対応するのか、ARの代わりにLMGを選ぶのか、などに注目したいところです。
今週は他にも、フランス国内リーグ「6 French League」第6節や、ポーランド国内リーグ「Polish Masters」第11節、ドイツ国内リーグGSA第13節など、ヨーロッパでも重要な試合が控えており、同様にこちらへの影響も避けられないでしょう。
Zofiaの弱体化として注目される今回のY6S2.2アップデートですが、開発側の言葉を信じるのであれば、M762は練習によってマスターが可能な武器となっています。これからもZofiaでフラッガーをやりたい方は、アップデートをインストールをしたら、ぜひ新しくなったリコイルのコントロール練習を始めてみてください。
Source: R6S Official
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コメント
コメント一覧 (8件)
ラグひどすぎ、まともに遊べないわ
ファベーラ脳死でBANする(される)から未だにやったことないけど競技シーンで採用されるレベルならやってみたい
ゾフィアのナーフって騒ぐほどのことでもないんだよな
武器の選択肢がないなら問題だけどLMGの使い勝手が良いからそうでもないし
>ゲームから退出したプレイヤーを通報する機能を追加
これずっと欲しかった
わざとチームキルしたり、迷惑行為をしたあと即抜けで逃げ得ってパターンが多すぎる
もうシーズン1の頃から言い続けてたのにやっと、ついにって気分
でもここ1~2年は迷惑行為対策に本腰入れてきてるし民度が落ち着いてきてるから通報自体あまりしないな
いつになったらシージの開発は、アプデのスケジュール調整と事前に告知することを学ぶのか
通常のリーグ戦してる間ならまだしも、いっつもTier1大会の重要な場面を邪魔しまくるよな
運営はサングラスかけてるやつ嫌いなんかな
アッシュのナーフで繰り上がっただけなのにナーフされるゾフィア可哀想
タチャンカが弱いのは分かるけどまだまだ強化の必要なキャラは多いと思う
安心しろゾフィアナーフはLMGがナーフされてないからまだ現役だ