今回の調整傾向と現環境
エクスペリメンタルでのテストから一週間弱と非常に短期間での実装となった今回のアップデート。しかし、ライバル・プレイでのピック率はエクスペリメンタル時点と比べいくつかの変化がみられ、直近のライバル・プレイ上位帯での各ロールピック率トップ2はD.Va/レッキング・ボール/トレーサー/マクリー/アナ/マーシーとなっています。
タンクヒーローは、先週のシグマトップからD.Va&レッキング・ボールのワンツーに変移。シグマは次点となりラインハルトが続く形に。前回紹介時点で唯一使用率が10%を割っていたロードホッグはワースト2位に浮上し、最下位はザリアでこの二人が10%以下に。
ダメージヒーローは、相変わらずマクリー、トレーサーが主流(マクリーが再び1位に)。続く顔ぶれについても大きな変化なくハンゾー、アッシュ、ドゥームフィスト、と上記タンクヒーローとの相性も悪くなく、単独で仕事をこなすこともできる面々が人気です。
サポートヒーローは、タンクヒーローのピックが高機動寄りに傾いたことでバティストよりも若干マーシー優勢に。とはいえ、マーシーとバティストの差は誤差の範疇であり、他サポートも含めタンクに合わせたピックが中心となっています(モイラを除く)。モイラに関しては今回の強化でどれだけ頑張れるか注目です。
「Countdown Cup」トーナメントから見る現環境
エコー、アッシュ、シグマ、ルシオの4ヒーローが使用禁止に指定されている「Countdown Cup」。ライバル・プレイと異なるルールであるため比較は難しいと考えていましたが、現時点ではそれほど大きくかけ離れた結果にはなっていません。先週時点が「Countdown Cup」開幕直前であり、「Countdown Cup」を参考にライバル・プレイのメタが更新された可能性もありますが、面白い結果といえるのではないでしょうか。
差異を挙げるのであれば、ブリギッテ、ソンブラ、ゼニヤッタのピック率やファラマ戦術の採用率。盾がない展開が頻繁に発生している現OWLのメタでは、ソンブラ(“ハック”)やゼニヤッタ(“不和のオーブ”)などアビリティがバリアに阻害されてしまっていたヒーローが活躍。しかし、この2ヒーローの活躍には連携を前提とした部分があるため、一般環境への戦術流用は少し難しいかもしれません。
一方で、ブリギッテやファラマ戦術の採用については一考の余地があります。ブリギッテは“シールド・バッシュ”の存在によりレッキング・ボールを牽制できるだけでなく、瞬間火力が低く接近戦の多いレッキング・ボール対面では“インスパイア”が発動できないといった状況にも陥りにくく扱いやすいヒーローとなります。
ファラマ戦術に関しては「Countdown Cup」でアッシュがBANされている事も手伝っていると考えられますが、一流のプレイヤーが集うOWLで通用し、ヒットスキャンヒーローの一斉弱体化が行われた今、注目の戦術です。
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Source:Overwatch
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コメント
コメント一覧 (1件)
アダクティブシールドが0.2秒から0秒に
やっぱり俺達がえっ!?今の間に合ってないの!?ってなってたのは間違いじゃなかったんだね