『BF2042』ベータ前Q&A：オープンベータがすぐわかる5つのポイント

シリーズファンが待ちに待った『バトルフィールド』最新作『バトルフィールド2042』、そのオープンβへの先行アクセスがいよいよ10月6日16:00に、そして一般アクセスが10月8日16:00に開始されます。

本記事ではベータに先駆けて、事前にEA DICEからお聞きしたベータ仕様の概要を5つご紹介。また、おまけとして先行イベントにてテストプレイヤーから寄せられたQ&Aもまとめました。知っておいたらベータをもっと楽しめること間違いなしですので、試合間のロード待ち中にでもぜひどうぞ。

BF2042 オープンベータ情報

1.ベータ開催時期

• 10月6日（水）16:00 - 予約購入者向け、先行オープンベータ開始
• 10月8日（金）16:00 - 一般向けオープンベータ開始
• 10月10日（日）16:00 - ベータ終了

事前購入やEA Play Proに参加されているユーザーは水曜日の午後からベータに参加できますが、今回はオープンベータ。『BF2042』未購入のプレイヤーも、10月8日金曜日からはベータに参加することができます！

2.対応プラットフォーム

• PC (Origin, Epic Store, Steam)
• PlayStation 5
• PlayStation 4
• Xbox Series X|S
• Xbox One

今回のオープンベータは全プラットフォームを網羅！旧世代版は製品版と同じく、マップサイズが若干小さめなほか、プレイヤー総数も64名と少なめになります。今回のオープンベータを見てから、新世代機を待つかどうかを決めるのもいいでしょう。

3.開催マップとモード、Levolution

• Orbital - コンクエスト
  • フランス領ギアナにあるロケット発射センターという設定のマップ。
  • 空・陸のビークルと歩兵が良いバランスで混ざり合うデザイン。
  • マップ全体は複数のセクターに、そしてセクターは複数の拠点に分けられる。
  • セクター内の拠点を全部占拠したらセクターが占拠され、占拠セクターが多いチームがスコア上有利になる。
  • マップ中央は開けた地形が多く、ビークルが全体的に有利。
  • ロケット発射台周りは建造物メインで、歩兵中心の戦場となる。

テストマップに選ばれたのはロケット発射台が印象的なOrbital。試合中はランダムなタイミングでロケットへの燃料補充が6分間行われるのですが、この最中だけはロケットにダメージが入るようになります。ダメージが入りすぎてしまったらどうなるのかは...プレイしてからのお楽しみです！

4.使用可能キャラクター

• 使用可能スペシャリストは初期公開の4名
  • ウェブスター・マケイ（グラップリングフック）
  • マリア・ファルック（S21 シレットピストル）
  • ピョートル・“ボリス”・ガスコヴィスキィ（SG-36 セントリーシステム）
  • ウィカス・“キャスパー”・ヴァン・デール（CV-P リコンドローン）
  • アイリッシュは今回のベータには参加しない

今回のオープンベータでは、かねてから公開されてきた4人のスペシャリストが起用。『BF4』からの続投で注目を集めているアイリッシュは、残念ながら一旦待つ形に。各スペシャリストの紹介トレーラーと性能は、こちらの記事をどうぞ：

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5.バグや未完成機能などが残る、古いバージョン

おそらく多くの古株『バトルフィールド』ファンが気になっているであろうバグに関しての情報ですが、今回のオープンベータでもバッチリ搭載！先行イベントだけでも、以下のバグが確認されました：

• 兵士の死体がやたら荒ぶり、飛び回る
• ヒットマーカー/キルマーカーが常に画面の中心に表示され続ける
• なぜか『BF2042』と別のウィンドウでも日本語入力が使用不可能になる（PC版限定）
• ライティングや影が急におかしくなる
• 無限ロード

いつもの『バトルフィールド』だなぁと安心する反面、どことなく苦笑いが出てくる各種バグですが、ご安心ください。先行イベントでの事前説明によると、オープンベータで使用されているのは数ヶ月前の開発用ビルドだそうです。バグの他にもいくつかのシステムが未完成・未実装の古いバージョンであり、現時点ではきちんと多くのバグが修正されているとのこと。

実際の製品版ではどこまで修正されるか、まだなんとも言えません。とは言えバグは『バトルフィールド』の風物詩。幸いベータビルドでもゲームが進行不能になるレベルのバグは確認されませんでしたので、同作のマップの様に広い心を持って楽しみましょう。

『BF2042』オープンベータ Q&A

先行イベントでは他にも、オープンベータを体験したプレイヤーとDICEスタッフのQ&Aセッションが設けられました。ぜひ試合中間の休憩時間にでもどうぞ。

ドローン犬をなでることはできる？

EA DICE: 前向きに検討させて頂きます。

DLCやシーズンなどのロードマップは？

EA DICE: 現時点で公開できる情報はまだありませんが、発売が近づくに連れて徐々に公開していく予定です。

アクセシビリティ機能は何がある？

EA DICE: 色覚異常モードの他、さまざまなアクセシビリティ項目を用意しています。どんな人でもゲームを楽しめるように、これからもいろんな可能性を模索していきます。

イースターエッグは準備している？

EA DICE: はい！イースターエッグも『バトルフィールド』の大きな一部だと捉えていますし、ステージを設計する段階から「ここには何を仕込めるかな」と考えて作っています。今作も色々あるので、ぜひ楽しみにしてください。

Orbital CセクターとDセクター間のトンネルに歩兵用入り口が欲しかった。

EA DICE: 実は開発段階では入り口を多めに設定していたこともあったのですが、後に埋め立てたんです。この通路自体に戦略価値はなく、ただのセクター間通路なので、あまり歩兵戦の焦点になってほしくなかったのが1点。実際アリとナシで試した際に、無い方がゲームプレイ体験が良かったのがもう1点でした。

ピンの情報を拡張してほしい。『Apex』のような多機能ピンがほしい。

EA DICE: 一応、ピンを刺した場所によって自動で若干は変わるようになっています。コモローズメニューからピンを刺したいという要望は開発内でもありましたし、将来的にはやるかもしれませんが、現状では「ボタンを押せばピンが刺さる」というシンプルな機能性にとどめています。

プラスシステム（アタッチメント付け替え）の詳細仕様を教えてほしい

EA DICE: バレル・グリップ・弾種・スコープの4種類のジャンルがありますが、ジャンルごとに最大3つまでアタッチメントを携帯可能。戦場にスポーンしたあとは、事前に持ち込んだ各ジャンルごとの3つを「プラスシステム」を通していつでも変更可能です。

ADS時に画面下に表示されるコンパスをもっと使いやすくしてほしい

EA DICE: 現行仕様では、一応ADSしなくても常に表示されるようになっているほか、スポット情報や分隊情報などもわかりやすくなっています。

悪天候はどれぐらいの確率で発生する？

EA DICE: オープンベータに限って言えば、単純な悪天候の発生率は50%です。竜巻などの「異常天候」まで行くと、10%ですね。製品版ではもう少し発生率を調整するかもしれません。

ADS時の移動速度を調整するアタッチメントは実装されている？

EA DICE: 移動速度を変動させる効果を持つアタッチメントは現在実装されていませんし、現時点では実装予定はまだありません。

制圧効果は発生する？

EA DICE: するし、しません。『BF3』から『BF1』まで見られた被制圧時に画面がブレる効果は本作ではオミットされています。しかし被制圧時に体力の自動回復が止まったり、分隊員の蘇生ができなくなったりなど、そういう方向性では制圧の効果を残しています。