本日2021年12月1日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch(オーバーウォッチ)』のライブサーバーにて、テスト環境「エクスペリメンタル」を実施しました。今回のエクスペリメンタルは「クリエイター・エクスペリメンタル・カード」と称し、コンテンツクリエイターたちのアイデアをもとに大胆なバランス調整が行われています。
クリエイター・エクスペリメンタル・カード
エクスペリメンタル・カードとは、「オーバーウォッチ」開発チームが定期的なパッチとは別のタイミングで変更をテストする仕組みです。これにより、ゲーム本編に大きな影響を与える心配なく、クリエイティブな自由度を保ったままテストができるというわけです。このクリエイティブな自由度を、直接コンテンツクリエイターやコミュニティの皆さんと共有することができれば、きっと素晴らしい機会になるのではないかと考えました。
2021年12月1日から始まる最新のクリエイター・エクスペリメンタル・カードは、Violet(サポート)、Flats(タンク)Somjuu(ダメージ)3名のコンテンツクリエイターたちのアイデアをもとに大胆なバランス調整が行われています。本アップデートで行われるバランス調整は、ゲーム本編に実装される予定はありません。
以下、パッチノートの翻訳ですがパッチノート公開時点では、詳細が記載されていなかった(JP、EN共)ものや、日本語版のパッチノートが不明瞭な部分がいくつかありましたので、現在配信されている実際のエクスペリメンタルの仕様と異なる部分がある可能性があります。
「Overwatch Flash Ops: Experimental Card Creator Cup」
また、新しい対戦コミュニティ・トーナメント「Overwatch Flash Ops: Experimental Card Creator Cup」が実施されます。「Overwatch Flash Ops: Experimental Card Creator Cup」は、その名の通りクリエイター・エクスペリメンタル・カードを使用して行われる特別イベントで大会ではPARIS以外の全マップが使用可能。形式は9ラウンドのシングル・エリミネーション方式となっています。
ルールの詳細や参加登録はOverwatch Flash Ops: Experimental Card Creator Cupのページをご覧ください。
タンク
D.Va
- 一般
- メック非搭乗時の近接攻撃ダメージを30から100に増加
- “ディフェンス・マトリックス”
- サイズを10%拡大
- “ブースター”
- 効果時間を最長2秒から4秒に延長
- 移動速度を25%増加
- “緊急脱出!”
- 上方向に15m/秒、キー入力方向に10m/秒で脱出
“メック召喚”の召喚時ダメージ増加に続き、強力な本体バフ。“緊急脱出!”発動時の機動力上昇も相まって予想外の一撃を狙うことも可能。もちろんメック搭乗時の性能もバランス良く強化されています。
オリーサ
- 一般
- 体力を通常200+アーマー250から、通常1+アーマー399に変更(全体力450から400に減少)
- クリスマス帽子を装備
- “プロテクティブ・バリア”
- 耐久値を600から300に減少
- クールタイムを10秒から8秒に短縮
- “フュージョン・ドライバー”
- 使用時の移動速度ペナルティを撤廃
- “フォーティファイ”
- 効果時間を4秒から6秒に延長
- アビリティ使用中のヘッドショット判定を有効化
- “ストップ!”
- クールタイムを6秒から4秒に短縮
“フォーティファイ”や“プロテクティブ・バリア”の弱体化や体力の減少によって耐久性能は低下したものの、バリアのクールタイム短縮や“ストップ!”の回転率向上のおかげで移動しながらの短期決戦性能が向上。
体力の減少も純粋弱体化ではなく、アーマー率は上昇しているので“フュージョン・ドライバー”のペナルティー廃止も手伝い、一部ヒーローとの対面に強く出られるように。
ラインハルト
- 一般
- アーマーを200から225に増加(全体力500から525に増加)
- “バリア・フィールド”
- 耐久値を1600から2000に増加
- “ファイア・ストライク”
- ダメージを100から80に減少
- 2発までストック可能に
- 弾速を100%増加(2倍速)
- “アース・シャター”
- ノックダウン時間を2.5秒から3秒に増加
- ハンマー接地点から半径1.5mに400ダメージを与えるように
- 敵の“アース・シャター”をブロックした場合に「You Shame Yourself」のボイスラインを発するように
- “アース・シャター”をブロックした場合にキルログに“バリア・フィールド”のアイコンを表示
- “ステッドファスト”
- ノックバック軽減率を30%から40%に増加
- “チャージ”
- 再度アビリティキーを入力することで停止可能に
先行公開されたオーバーウォッチ2での調整の“ファイア・ストライク”2連発や“チャージ”急停止が実現。
ハンマー直撃レベルの近距離限定ではあるものの“アース・シャター”でのワンショットはロマン。そうでなくても、ダウン時間の延長や“ファイア・ストライク”の連発や速度向上によって大ダメージが見込めます。
ボイスラインやログの実装により、オーバーウォッチの醍醐味の一つであるラインハルトミラーの“アース・シャター”を絡めた駆け引きにも熱が入りますね。
ロードホッグ
- 一般
- 体力を600から500に減少
- “スクラップ・ガン”
- 弾丸1発あたりの最大ダメージを6.6から5に減少
- “チェイン・フック”
- ヒットダメージを30から80に増加
- クールタイムを8秒から6秒に短縮
- “テイク・ア・ブリーザー”
- 回復量を300から250に減少
- “ホール・ホッグ”
- 下を向いて射撃した場合、ロードホッグ自身を浮かせる効果を追加
全弾ボディ時の“スクラップ・ガン”の最大威力は165から125に低下しており、バリア等へのプレッシャーは減少。一方で“チェイン・フック”の威力が大きく上昇し、フック+全弾ボディのダメージは195から205となり200族のキルが安定します。“ホール・ホッグ”は高所取りの他、環境キル対策にも。
シグマ
- 一般
- 体力を200から300に増加(全体力400から500に増加)
- 空中でジャンプキーを入力することで滑空可能に(“エンジェリック・ディセント”に近い仕様)
- “エクスペリメンタル・バリア”
- 使用不可に
- “アクリーション”
- 直撃ダメージを30から40に増加
- 爆発ダメージを最大40から最大50に増加
- “ディフェンス・マトリックス”などに反射/吸収される仕様に変更
- アビリティ使用時に“はい”のボイスラインを発するように
- “キネティック・グラスプ”
- クールタイムを12秒から8秒に短縮
- アビリティ使用時に+100%の速度バフを適用
“アクリーション”の威力が向上し直撃時には合計90ダメージを与えます、これにより“ハイパースフィア”で追撃を行い200族をキルする懐かしい動きが可能に。しかし、反射/吸収の対象になっているので一部ヒーローとの対面時には注意が必要。
“エクスペリメンタル・バリア”使用不可は大きな弱体化なので、伸びた攻撃性能で敵を減らしつつ“キネティック・グラスプ”でどこまでやりくりできるかが腕の見せ所となりそうです。
ウィンストン
- 一般
- 30%のノックバック軽減効果(パッシブ)を追加
- 展開可能なオブジェクト(バリアやタレットなど)に対して+100%のダメージを与えるように
- “ジャンプ・パック”
- ジャンプ地点から半径4m以内の敵に最大100ダメージ(+ノックバック?)を与える効果を追加
- 移動速度を30%増加
- “プライマル・レイジ”
- 発動時の体力付与量を500から1000に増加(最大1500)
ノックバック軽減やオブジェクト特効なども魅力的ではあるものの、目玉調整はやはり“ジャンプ・パック”。“プライマル・レイジ”中は“ジャンプ・パック”のクールタイムが短縮されるため、強化された“ジャンプ・パック”で飛び回り、戦線を崩壊させる見た目通りのパワープレイに期待できます。
レッキング・ボール
- “グラップリング・クロー”
- 持続時間が最長3.5秒までに
- “ロール”
- ジャンプの高さを+100%
- 加速衝突時のダメージを50から40に減少
- 方向転換などの操作性を向上
- “パイルドライバー”
- 最小ダメージを20から15に減少
- 最大ダメージを100から80に減少
- クールタイムを10秒から8秒に短縮
- ライブよりも低高度での使用を可能に
- “アダプティブ・シールド”
- 付近の敵の数1人につき追加付与されるシールド量を75から50に減少
- 持続時間を9秒から12秒に延長
- クールタイムを15秒から12秒に短縮
“グラップリング・クロー”を軸とした立ち回りに制限がかかりましたが、“ロール”状態でのコントロール性能向上や平地でジャンプし“パイルドライバー”を繰り出せるようになるなど、初心者でも扱いやすいマイルドな性能に。
ザリア
- “パーティクル・キャノン”
- メイン射撃の最小ダメージを75から85に増加
- サブ射撃の自爆ダメージを削除
- サブ射撃のノックバック効果を150%増加
- “パーティクル・バリア”
- 耐久値を200から250に増加
- サイズを50%拡大
- “バリア・ショット”
- 耐久値を200から250に増加
- サイズを50%拡大
“パーティクル・キャノン”サブ射撃のノックバックを利用した高所取りが楽しみな調整。バリアのサイズ調整に関しては、バリアを削られやすくなってしまった(元々はみ出していた部分はバリアで受けられる)一方、後衛への射撃を妨害しやすくなるタンクらしい調整。
ダメージ
アッシュ
- “コーチ・ガン”
- 2回分までストック可能
- “ダイナマイト”
- クールタイムを12秒から14秒に増加
- “ザ・ヴァイパー”
- 腰撃ち時の射撃間隔を0.25秒から0.22秒に短縮
- 照準器使用時の移動速度ペナルティを30%から10%に軽減
“コーチ・ガン”が2ストックになったことで、“コーチ・ガン”を利用した高所取りの直後を狙われても対処可能に。攻撃面に関しては大きな強化はないものの、アッシュの明確な弱点が一つカバーできるようになる良調整。
キャスディ
- “ピースキーパー”
- サブ射撃のダメージを1発あたり50から55に増加
- “コンバット・ロール”
- 空中での使用が可能に
- “フラッシュ・バン”
- クールタイムを10秒から12秒に増加
- “デッド・アイ”
- 発動時に転がってくるタンブルウィードを増加
“コンバット・ロール”の調整は一つ前のエクスペリメンタル調整と同様で、“デッド・アイ”はエイプリルフール調整からと懐かしい調整がちらほら。
バスティオン
- “偵察モード”
- 弾丸の拡散を15%減少
- “タンク・モード”
- 発動時に100アーマーを獲得するように
“タンク・モード”の獲得アーマーは“タンク・モード”終了時に消滅します(“オーバーロード”と同じ扱い)。
ドゥームフィスト
- 一般
- 体力を250から225に減少
- “攻撃は最大の防御なり”
- アビリティヒット時に獲得できるシールド量を30から40に増加
- “メテオ・ストライク”
- 着陸地点決定から着陸までの時間を1秒から0.5秒に短縮
基本体力が25減少しアビリティヒット時の獲得シールドが10上昇。“攻撃は最大の防御なり”で獲得できるシールド上限は150のままなので最大体力は減少していますが、継戦能力という意味ではライブよりもタフといえるかもしれません。
ゲンジ
- “サイバー体術”
- 壁登りの速度を50%増加
- 壁登りの使用で再度2段ジャンプが使用可能に
- “手裏剣”
- サブ射撃の射撃間隔を0.68秒から0.6秒に短縮
“サイバー体術”の強化によって、よりアグレッシブな縦の動きが可能に。通常、壁登り前に2段ジャンプをしていると壁登り後に2段ジャンプできなくなりますが、本モードではジャンプ→空中ジャンプ→壁登り→空中ジャンプの動きができるようになっています。
ハンゾー
- “電光石火”
- 最大5回まで跳弾するように(旧アビリティ“矢散五裂”に近い仕様)
- “体術”
- クールタイムを5秒から3秒に短縮
“電光石火”の調整は面白いですが、実際に5回の跳弾を計算して使いこなすのは困難であるため、どこか“矢散五裂”を彷彿とさせる理不尽さを感じさせます。
ジャンクラット
- “トータル・メイヘム”
- デス時にばら撒かれる爆弾の数が100%増加し、広がる範囲が30%拡大
- “フラグ・ランチャー”
- 直撃ダメージを40から30に減少
- 最小爆発ダメージを10から8に減少
- “コンカッション・マイン”
- 最大ダメージを120から125に増加
- 最小ダメージを30から25に減少
ライブの“トータル・メイヘム”でばら撒かれる爆弾は50ダメージ×6なので、本モードでは50ダメージ×12の最大600ダメージに。ライブでギリギリ落とされないバスティオンだけでなく、狭所であればタンクも油断できない数値です。
ファラ
- “ホバー・ジェット”
- 空中でのしゃがみキー入力で降下速度が上昇
- “コンカッシブ・ブラスト”
- クールタイムを9秒から8秒に短縮
- “ジャンプ・ジェット”
- クールタイムを9秒から8秒に短縮
派手な調整は行われていませんが、堅実な強化調整が施されています。
リーパー
- “シャドウ・ステップ”
- アビリティ使用後6秒間移動速度が40%増加するように
- “ヘルファイア・ショットガン”
- 射撃時の弾丸拡散率を15%軽減
相変わらず“シャドウ・ステップ”使用直後の硬直は残るものの、その後の撃ち合いに強く出れるためチャレンジ気味の“シャドウ・ステップ”が選択肢に入ってくるかもしれません。
ソルジャー76
- “スプリント”
- 3秒間連続して使用することで“ヘビー・パルス・ライフル”をリロード(全弾)するように
- “タクティカル・バイザー”
- 発動中“ヘビー・パルス・ライフル”の威力を10%増加
“ヘビー・パルス・ライフル”のリロード速度は1.55秒なので、“スプリント”でリロードするかどうかは状況次第。エイプリルフール調整(6発/秒リロード)とはまた違った使用感を楽しむことができます。
“タクティカル・バイザー”使用中の“ヘビー・パルス・ライフル”は1発22ダメージ固定になり、225族のキルに必要な弾数が1発減など直接的な恩恵もありますが、バリアアビリティに対してのプレッシャーが増す点も見逃せません。
ソンブラ
- “ハック”
- ハックされた敵は3秒間被ダメージが20%増加するように
- クールタイムを8秒から12秒に増加
- “マシン・ピストル”
- 弾丸の拡散率を10%軽減
先行公開されたオーバーウォッチ2でのリワークを意識したような調整となっています。
シンメトラ
- “テレポーター”
- テレポート後1.5秒間移動速度が50%増加するように
特殊な戦型を作り出すシンメトラにこの調整が加わり、よりスピーディーで変則的な試合作りに期待できます。
トールビョーン
- “リベット・ガン”
- メイン射撃の射撃間隔を0.6秒から0.45秒に短縮
- “フォージ・ハンマー”
- ダメージを55から75に増加
- “オーバーロード”
- 発動中“フォージ・ハンマー”のダメージが125に増加
- “タレット設置”
- 射撃のダメージを14から11に減少
“リベット・ガン”の強化もさることながら、目を引くのは“フォージ・ハンマー”周りの強化調整。“オーバーロード”には元々機動力バフの効果もあるので、250族2確も夢ではありません。
トレーサー
- “リコール”
- アビリティ使用後“ブリンク”を最大ストックまで回復するように
- クールタイムを12秒から14秒に増加
- “パルス・ピストル”
- 弾薬数を40から50に増加
“ブリンク”のクールタイムは1回分3秒なので最大で約9秒分のアドバンテージを獲得可能、“リコール”自体のクールタイムは伸びていますが使用後に継戦か撤退を確実に選べる堅実な調整。
ウィドウメイカー
- “ウィドウズ・キス”
- 非チャージ射撃時の(距離減衰)保証ダメージを3.9から5に増加
- 非チャージ射撃時の最大ダメージを13から15に増加
- “インフラサイト”
- “グラップリング・フック”のクールタイムをリセットする効果を追加
非チャージ“ウィドウズ・キス”の調整はあまりパッとしませんが“インフラ・サイト”の効果追加は魅力的。アッシュの“コーチ・ガン”2ストックと似たような感じで“グラップリング・フック”の緊急リキャスト用として残しておく動きも面白そうですね。
サポート
アナ
- “スリープ・ダーツ”
- スリープ状態の敵をキルするとクールタイムをリセットするように
- “ナノ・ブースト”
- ターゲットを取らずに使用した場合、アナ自身に使用するように
スリープ状態がどの段階までを指しているのかは未確認ですが、アシストでもOKであれば連続での“スリープ・ダーツ”使用も現実的。“ナノ・ブースト”の自己投与はFFAデスマッチと同じ仕様ですが、ターゲットの有無で変化するためオプションから“ナノ・ブースト”関連の項目を調整してみても良いかもしれません。
バティスト
- “バイオテック・ランチャー”
- 回復弾がバティストにも作用するように変更
- “リジェネ・バースト”
- 回復効果ではなく敵にダメージを与えるアビリティに変更
- “エグゾ・ブーツ”
- 着地時に半径4m以内の敵に40ダメージを与えるように変更
タロン所属時代を思い出したかのように突如、攻撃性能をUPさせてきたバティスト。“バイオテック・ランチャー”が自身に機能するようになり、リロード中以外はクールタイムを気にせず自身の体力管理を行う事ができます。
ブリギッテ
- “インスパイア”
- ヒール効果を削除、代わりに起動時“リペア・パック”のクールタイムを0.5秒短縮するように
- “リペア・パック”
- 5つまでストック可能に変更
“リペア・パック”のクールタイムは1つ6秒なので“インスパイア”12回の起動で1回分とかなり渋めの調整です。また、“リペア・パック”の使用にはターゲットの選択とキー入力が必要なので忙しいヒーローになりそう。
ルシオ
- “サウンド・バリア”
- 発動に必要なコストを30%減少
- 着地時に下にいる敵に対して大ダメージ(ロードホッグ1確)を与えるように
- “ソニック・アンプリファイア”
- “ウォールライド”中射撃レートが15%上昇、“ウォールライド”開始から1秒の経過で効果が7.5%に低下
Ultコストの軽減は元々コストがトップクラスに高い“サウンド・バリア”にとってかなり嬉しい変更点。大ダメージに関しては600族のロードホッグをキルできることを確認しましたが、平地で敵の頭の上に着地するのは難しく、発動位置を高くするとシャットダウンのリスクが高まるため、ならではのロマンを追うか堅実に実利を追うか迷う所です。
マーシー
- “ヴァルキリー”
- 敵にとどめを刺すことで効果時間を3秒延長するように
- “カデュケウス・スタッフ”
- 回復接続から2秒の経過で回復効率が55/秒から40/秒に低下
- ヒールを行わず2秒経過でもとの数値に戻る
- “リザレクト”
- アビリティモーション中にサブ射撃キーの入力でキャンセル可能に(この場合クールタイムは通常の半分)
“カデュケウス・スタッフ”の調整はオーバーウォッチ2での仕様を意識した調整。“リザレクト”は味方のデス位置から距離を取ることで間接的にキャンセルできましたが、即時中断可能に。この時のクールタイムは30秒から15秒に短縮されます。
モイラ
- “バイオテック・グラスプ”
- リソース不足状態で回復を行った場合、モイラ自身の体力を消費するように
- “バイオテック・オーブ”
- 同じオーブから100以上の回復を受けた味方のステータス効果を解除するように
- 同じオーブから100以上のダメージを受けた敵は1.5秒間移動速度が30%低下するように
- “フェード”
- モイラが付近を通過した味方のステータス効果を解除するように
“バイオテック・グラスプ”の調整は緊急時にありがたい実用的な調整。ただし、ゲージがない状態であれば無条件に体力を消費するので、モイラの体力が少ない状態では取り扱い注意。この効果でも体力が0になりデスします。
“バイオテック・オーブ”の追加効果はおまけ程度といった印象。ダメージオーブは50/秒の速度なので開けた位置では逃げられやすく、ヒールオーブは味方が合わせれば狙うこともできますが、ステータス解除は急いで行いたい場面が多いため“フェード”の方を使う場面が多そうです。
ゼニヤッタ
- “不和のオーブ”
- 付与対象の被ダメージ増加率が25%から20%に減少
- バリアやタレットなど攻撃可能なオブジェクトに付与可能に
- 壁越しで付与対象の位置を把握できないように(オーブアイコンが非表示に)
- 視線が外れてからオーブが戻るまでの時間を3秒から1.5秒に短縮
- “調和のオーブ”
- 視線が外れてからオーブが戻るまでの時間を3秒から1.5秒に短縮
- “心頭滅却”
- 対象1人に対する最大回復量を1800から1200に減少
- 近くの敵に対して“不和のオーブ”を付与する効果を追加
不和と調和どちらのオーブも基本的には弱体化、“不和のオーブ”をオブジェクトに付与できるのは面白いですが“破壊のオーブ”チャージショットとの相性が悪くなっている点が気になります。
“心頭滅却”は効果時間に変化はないので回復効率が300/秒から200/秒に低下していることになります。その分、複数の敵に対して“不和のオーブ”を付与できるようになり集団戦での突破口として非常に強力に。
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Source:Overwatch
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