Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』では日本時間2月20日にイヤー7シーズン1「オペレーション・デーモンヴェイル」の全情報が公開されました。この記事ではそのうち、新防衛オペレーターのAzami(アザミ)と、彼女の固有ガジェット「KIBAバリアー」を紹介します。
新防衛オペレーターAzami登場
イヤー7シーズン1「オペレーション・デーモンヴェイル」では、防衛オペレーターのAzami(アザミ)が登場します。
Hibana(ヒバナ)とEcho(エコー)に次ぐ3人目の日本人オペレーターですが、その外見からも察せられるように彼女は現役の特殊部隊員ではなく、所属組織が「無所属」となっている謎多き人物です。
Azamiのロードアウト
- メインウェポン
- 9x19VSN(サブマシンガン)
- ACS12(ショットガン)
- サブウェポン
- D-50
- サブガジェット
- 有刺鉄線
- インパクトグレネード
メインウェポンの片方は、スペツナズオペレーターたちのSMGである9x19VSN。ダメージ(31)や装弾数(30+1発)、リコイル、TTK(160-240ms)のどれを見ても、SMGの中では中間的で扱い易い性能の武器です。
もう片方は、Alibi(アリバイ)とMaestro(マエストロ)が使うスラグショットガンACS12です。こちらは1発あたりのダメージが69と高く、ショットガンでありながらドラムマガジンの装弾数(30+1発)を活かした高い継戦能力があり、工事にも応用できる便利な武器です。しかし単発式であるため近距離は苦手で、遠距離でも敵に当てる正確な技術が求められます。
サブウェポンは、クセの強さで知られるD-50です。ダメージ71とハンドガン系では最強クラスの威力がありますが、マグナム弾を使うためリコイルも大きく、扱いには慣れが必要です。
サブガジェットは有刺鉄線とインパクトグレネードからの選択となります。インパクトグレネードは後述する固有ガジェットと相性が良いのでこちらが優先されそうですが、チームの役割分担次第では有刺鉄線も選択肢となるでしょう。
固有ガジェット「KIBAバリアー」
Azamiの固有ガジェットはKIBAバリアー。過去のすべてのオペレーターガジェットと比較しても異質のガジェットで、障害物を形成してマップの構造を変えてしまうことができます。
クナイ型のこのガジェットを壁や床に投擲すると、命中した場所を中心にガスが放出され、円形の岩のようなオブジェクトが瞬時に形成されます。
このKIBAバリアーは防弾仕様になっており、遮蔽物のないところに出せば即席の壁として使えます。しかし爆発物全般によって簡単に破壊され、近接攻撃でも3発で破壊されます。
AzamiはこのKIBAバリアーを5本所持しています。ただし最初に持っているのは1本だけで、Wamai(ワマイ)などのようにラウンド中にチャージしていく仕組みです。チャージ時間は1本あたり30秒です。
KIBAバリアーの強み
KIBAバリアーの強みは何と言っても、その応用力の高さです。メニュー画面では「難易度3」となっており、前提としてシージのゲームシステムへの理解や多くのマップ知識が求められますが、シージについてよく知っているプレイヤーには無限の可能性が与えられると言っても過言ではないでしょう。
- KIBAバリアーの使用例
- 開通された壁を塞ぐ
- 戸口や落とし戸を塞ぐ、または通路を丸ごと塞いで時間稼ぎをする
- 突き下げ、突き上げされた床面を補修する
- ドローン穴を塞ぎ、屋内の情報を守る
- 展開型シールドのように即席の遮蔽物を作り、敵を待ち構える
- 警戒したい射線をあらかじめ塞いでおく
- マップ内の家具と組み合わせてミリ見ポジションを作る
- 一部のディフューザー設置ポジションを塞いでしまう
役職はアンカー(爆弾部屋や重要エリアなど特定の場所に陣取る役)となっていますが、遊撃として走り回り、敵の侵入を妨害することもできます。距離のあるところで待ち構えられると、攻撃側は貴重な爆発物を消費するべきか判断を迫られるでしょう。
5本のKIBAバリアーを組み合わせて自由にマップを改造できるため、創造性を発揮して敵を驚かせたいプレイヤーにはうってつけの新ガジェットです。
KIBAバリアーの弱み
前述したように、使えるのは最大5本ですが、最初は1本だけ持っており、30秒ごとにチャージされていく仕組みです。アクションフェーズ開始時には2本しか使えないため、Wamai(ワマイ)などと同様にラウンド序盤で倒されないように立ち回りたいところです。
天敵と言えるのはSledge(スレッジ)で、Castle(キャッスル)と同じくハンマーの一振りですべてを台無しにされてしまいます。
なお、クナイの形状をしていますが攻撃には使えず、敵オペレーターに直撃させてもわずか5ダメージしか与えられません。せっかくの新オペレーターですが、前シーズンのThorn(ソーン)のように、新規のプレイヤーでも気楽に使えるようなオペレーターとは対極である点も、ある意味では弱みと言えるでしょう。意図が伝わらないとKIBAバリアーで味方を妨害してしまう恐れもあります
- KIBAバリアーの弱み
- 爆発物で破壊できる
- 近接攻撃3回で破壊できる(ハンマーなら1発)
- ゲームへの理解、マップ知識、チームメイトとの情報共有が必須
設置できる箇所にはシステム上の制限もあり、攻撃側の縦方向の動作を妨害する使い方はできないようにデザインされています。たとえば階段の段差の部分には設置できず、「銀行」や「カフェ」にあるようなラペリングできる天窓を塞ぐこともできず、ハシゴを登れないようにすることもできません。
また、テーブルの縁などに設置して、本来なら届かない場所に登るのにも使えません。研究によって今後登れる場所が見つかるかもしれませんが、グリッチ扱いになる恐れがあります。
- その他の細かい仕様
- Twitch(トゥイッチ)などのテーザー攻撃は効かない
- 上からガジェットを貼り付けられる
- このため、向こう側に空間があるならFuze(ヒューズ)のクラスターチャージを設置できる
- Maverick(マーヴェリック)のトーチで破壊できる
- Amaru(アマル)のガラフックで突っ込むと破壊できる
- Oryx(オリックス)のレマダッシュで破壊できる
- Zero(ゼロ)のアーガスカメラは刺さるが、貫通はしない
- GONNE-6で破壊できる
- 床にも設置できるが、階段の上など足場がない場所には何も形成されない
- 床に設置してその上に乗っても、フラググレネードなどで突き上げされる
テストサーバーは現地時間21日より
Y7S1の新コンテンツが先行プレイできるテストサーバーは、現地時間2月21日(日本時間21日深夜から22日ごろ)からスタートします。新オペレーターのAzamiなどをいち早くプレイし、フィードバックを開発側に共有してみてください。
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コメント
コメント一覧 (21件)
ピエロヒーローシューターになって残念
競技シーンではますます爆発物が足りなくなりそうだな
アッシュのブリーチング弾3発に戻してもいいんじゃないか
次回のオペレーターは攻撃側でジョン・ウィックかな()
なんというか、最近にあった話ではないけど特殊部隊か?って言われると微妙な感じ
そもそも発売当初の時点で初期プロット(14年E3)から路線変更でアビリティーキャラ追加してフィクション要素強くしてるからそこはどうしようも無い 個人的には超絶リアル志向のFPSも嫌いじゃないけどそれすると大衆受けしてしてこの数年間売れ続けて人口も意地出来るかと言われると確実にNoなので万人受けするなにら良いんじゃねって感じ
面白そうってワクワク感とまあBANされるんだろうなって気持ちが同時にある
特殊部隊ゲーだったのに最近は変な追加キャラ
ばっかりでまじオワコンだな
Ready or Notやればいいじゃんって思ったけど、的外れな悪口書くことしかできない僕ちゃんに本当の特殊部隊ゲーなんてシビアすぎて無理だよね;;
すまん、誰がやってんのこのオワコンクソゲー(笑)
全盲兄貴オッスオッス!
また会ったな!
キミみたいな連中以外は結構やってる奴いるで
別にキミはいらんし安心してヌルゲーAPEXさんでもやってたら?
クソゲー言いに来てるやつもやばいけどそうやってすぐほかのゲームを貶めるキミもいらないです
で、またOWエアプがほかのゲームに文句を言うと。
なんでわざわざ他のゲームを引き合いに出さないと文句言えないの?
シージの記事に毎回張り付いてんの?いっつもいるよね
オワコンって言ってるけどOWに失礼レベルで人いるし、自分が下手でキルされるからってクソゲー認定ほんと恥ずかしいよ
キルされた途端すぐ抜けるやつってこういう思考なんだろうな...
クラスに一人はいた、悪いことやバカなことして気を引きたがってた悲しい奴なんだろうきっと
匿名だとしても、毎回張り付いて「俺はマヌケで〜す!」って表明なんか普通したくないと思うんだけどね…
恥ずかしいのは関係ないOWを蔑むお前だよ
わざわざ他のゲームの名前出さないと言い返せないお前のほうが恥ずかしいしOWに失礼
最後の1文はブーメランですか?
補強壁ブリーチ後の穴を埋められる範囲に対して、相対的にテルミットの有用性が上がるのが好印象
攻撃側リピックの実装とも噛み合ってていい
防弾でありつつもキャッスルとの差別化はできてるね
今までのマップに影響すげえありそうだし楽しみだわ
足場として使用できないのは、しっかり作り込んで手偉いわUBI
ただ縦に展開して乗り越えモーション誘発させるのはありそうね
ブリーチング後の対策がついに出てきて楽しみだ