Respawn Entertainmentの『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』ではシーズン12「デファイアンス」が進行中。次回シーズン13については公式発表はまだ何もありませんが、一方で開発スタッフはランクマッチへの大きな変化を仄めかしています。
「エーペックスのランクマを救え」
エーペックスの海外コミュニティでは、日々このゲームのさまざまな点について議論されていますが、その中で長らく問題視されているのがランクマッチのマッチメイク・バランス問題です。
実際のところランクマはバランスが悪いのでしょうか。eスポーツチームFURIAに所属するFURIA Scrims Police Officerが、その参考になりそうな一例を示しています。
「『ロケットリーグ』、『HALO』、『リーグ・オブ・レジェンド』、それと『エーペックス』のランクマッチの分布曲線だ。エーペックス以外のすべてのゲームは通常のガウス関数(※釣鐘型の曲線)で分布している。エーペックスの分布はいったいどうなってるんだ!」
この手のランクマッチでは、中間くらいのスキルを持つプレイヤー帯が最も人口が多く、スキルがより高い、またはより低いプレイヤーほど少数になっていくはずなので、元ツイートで主張されているように、全ランク帯を合算した人口分布は釣鐘型になるはずです。
しかしエーペックスの場合はどこか歪で、『HALO』のランクマッチと比較するとその違いが分かりやすいようです。
なお、ここで挙げられている各タイトルのうち、エーペックス以外にはプレースメントマッチがあり、ソフトリセットや降格保護ルールを採用しているエーペックスとはそもそもシステムが異なるため、釣鐘型にならないのは仕方がないのかもしれません(※エーペックスもアリーナモードにはプレースメントマッチがある)。
一方でランクマッチを「プレイヤーの実力を評価するモード」として見るなら、ブロンズ帯、つまり最もスキルが低いとされるプレイヤー層がゴールド帯よりもやや多く、その中間にあるシルバー帯のプレイヤーがさらに少ないのは、すべてのランクマッチ参加者のスキル分布を示した図としては確かに不自然に思えます。
この図に基づいてFURIA Scrims Police Officerは、「今こそ再び#SaveApexRanked(エーペックスのランクマを救え)運動をするときだ!」と結んでいます。
シーズン13で大きな変更?
この後、リプ欄にはエーペックスのプロデューサーであるJosh Medina氏が登場し、以前クレーバーの弱体化を仄めかしたのと同様に、何やら意味深なツイートをしています。
Medina氏「むしろシーズン13ではこういうハッシュタグができますよ。『エーペックスのランクマを救ってくれてありがとうRespwen』というのがね」
これまでもポイントシステムの変更などの調整が施されてきたバトロワランクマッチですが、シーズン13では何か大きな変更が入るのかもしれません。シーズン12もまだまだ折り返し地点付近ですが、シーズン13の情報も今から気になるところです。
Source: Twitter
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コメント
コメント一覧 (21件)
リリースされて3年くらいのゲームなのにいまだにランクシステムを調整ってすごいゲームだな。バグも多いし。
敵、味方を完全ソロ同士の野良でマッチングするソロランク実装してほしい。そんでソロランク用バッジを実装してほしい。
ウォーゾーンの契約にあるバウンティみたいな物をバトロワに追加して達成したら追加でRPに加算されるようにしてほしい。
apexはチーターが1人でもいると被害を受けるのは残り57人全員だからなぁ 他のゲームだと試合が始まる前にチーターを戦績で見分けて回避したりするけどこのゲームは避けようがないし倒されてしまった時のショックとモチベの下がり方が尋常ではない。
自分で作って自分で壊して自分で直して
感謝される!
ってなんてアホなマッチポンプ
各帯4が多いのは降格保護がストッパーになっているから
ブロンズ4がゴールド4より多いのはランクマを回さない人も含めてブロンズ4帯に設定されているから
正規分布にならないのがまるで適正ではないかのような言い様だけれどそれには異議を申したい
これで良いんよ
各ランク帯の4が階段の踊り場のように一旦落ち着ける場所として機能しているからこそ、ランクマにある種のカジュアルな性質を帯びさせて一定の人口を呼び込む効果を生んでいるし、一個上のランク帯4を目指すという短期目標が自然と立つのだから