Activision Blizzardは、『Call of Duty: Vanguard(コール オブ デューティ ヴァンガード)』の舞台を「第二次世界大戦」に設定したことが、『CoD:ヴァンガード』が期待通りの販売を達成できなかった理由の一因であると報告しました。
『CoD:ヴァンガード』売上不振の一因は時代設定と革新性の欠如?
『CoD:ヴァンガード』は昨年の発売以来業界で最も売れたタイトルの一つ(発売時はトップ2)。しかしながら、毎年恒例の大ヒットフランチャイズ『コール オブ デューティ』シリーズの新作としては比較的弱く、前作『Call of Duty: Black Ops Cold War』から36%のダウンで、その他の過去のCoDシリーズと比べても下回っています。
Activisionは新しい年次報告書の中で、『CoD:ヴァンガード』の時代設定「第二次世界大戦」がコミュニティーの一部には響かず、革新性が足りなかったことが、売り上げに影響を与えたとしています。
確かに「もう第二次世界大戦はお腹いっぱい」といった感想も見かけましたし、必要か否かはさておき大きな革新性があったとは言えないかもしれません。
CoD:MWⅡに大きな期待
一方で、Activisionは『コール オブ デューティ』シリーズの最新作となるInfinity Wardの『Call of Duty: Modern Warfare 2(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2)(MWⅡ)』には大きな期待を寄せていると報告。
『コール オブ デューティ』シリーズ史上最も成功したのが『Modern Warfare』シリーズで、特に初代MWはプレイヤーのみならずゲーム開発者たちにも大きな衝撃を与えたようです。
そんな『Call of Duty: Modern Warfare 2(2022年版)』の開発スタジオはInfinity Wardで、現在3,000名以上ものスタッフが「コール オブ デューティ史上最も野心的な計画に取り組んでいる」としています。
CoDシリーズは長年続けてきた「毎年年末に新作リリース」のサイクルを変更したとも伝えられえており、本気で人気フランチャイズのテコ入れを考えていることが伺えます。
最近発表されたActivision Blizzard社内の数字によると、ほぼCall of Dutyプレイヤーで占められていると思われるActivisionの月間アクティブユーザーは、前年の1億5000万人から1億人に減少しているとのこと。
筆者も含め未だファンの多い『Modern Warfare』シリーズ最新作だけに、本作にかける「大きな期待」はゲーマーにとっても同じでしょう。
- タイトル:Call of Duty: Modern Warfare ll(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア Ⅱ)
- 発売日:2022年10月28日
- 対象機種:PS5/PS4, Xbox X|S/Xbox One, PC(Battle.net / Steam)
Source: VGC
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コメント
コメント一覧 (27件)
ちゃんとしたWW2のゲーム作ってから言えよ…
BOとかVださずにずっとMWアプデし続ければよかったと思います