Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』eスポーツ競技シーンでは、世界大会「Six Charlotte Major」を開催。この記事ではプレイオフ最終日グランドファイナルの結果をお届けします。
R6S シャーロットメジャーが完結!
春のリーグ戦に相当する「ステージ1」のチャンピオンを決めるべく、5月16日よりアメリカ・ノースカロライナ州シャーロットにて「Six Charlotte Major(シックスシャーロットメジャー)」が開催。22日のグランドファイナルをもって完結しました。
- グランドファイナルの結果:
- DarkZero Esports vs Astralis:3-2
グランドファイナルBO5は第5マップにおよぶ大決戦へ
シャーロットメジャー最終日は入場客にスティックバルーンが配られ、ファンの大声援によって会場はキャスターたちの声がかき消されるほどの熱狂に満ち溢れていました。そんな中で迎えたグランドファイナルはDarkZeroとAstralisによる北米対決で、アメリカのファンたちの前で行うにはうってつけの試合となりました。
BO5で行われたこの試合の第1マップは「ヴィラ」。前日のインタビューでは、どちらの選手たちもマッププールの広さには自信があると語っていたこともあり、試合は予想通りの大接戦で、オーバータイムフルラウンドへ突入します。しかし最後はAstralisのShuttle選手がエースを決めて勝利するという、衝撃的な幕引きとなりました。
第2マップの「クラブハウス」はDZの安定感に定評があるマップですが、やはり7-3でDZが圧倒し、早々に第3マップの「国境」へと向かいます。マップの構造上、こちらは大味な展開になりがちなマップでしたが、DarkZeroはしっかりした射線管理でAstralisを抑え込み7-4で勝利。マップスコア2-1で優勝に王手をかけます。
しかしAstralisもここで終わるチームではありませんでした。第4マップとなった「オレゴン」ではAstralisのIconic選手が、今大会でも指折りの待ち伏せクラッチを決め、スコアは4-7。メジャーのグランドファイナルはいよいよ最終第5マップに突入します。
DarkZeroがチャンピオンに
全シリーズを通して最後の対戦マップとなったのは「銀行」でした。DarkZeroは攻撃を一気に連取して5-1で折り返すと、今度はAstralisの逆襲を拒み、6-3と先にマッチポイントに到達します。
世界中に巨大なファンベースを持ち、長らくメジャー級タイトルの獲得が待ち望まれていたDarkZeroが勝つのか、それとも北米の期待の星であるAstralisが下剋上を成功させるのか。大注目の北米グランドファイナルでしたが、最後はDarkZeroが守り切ることに成功し、スコアは7-3。この瞬間にマップスコア3-2となり、DarkZeroの優勝が決まりました。
キャプテンのCanadian選手は、これで異なるチームで2回の世界タイトルと、1回のメジャータイトル、合計3回も世界規模の大会でタイトルを獲得したという(※)、まさに北米のレジェンドと呼ぶにふさわしい名選手となりました。コロナ禍の時期はモチベーションの問題から一時的に引退した時期もありましたが、復活後の彼は今なお絶好調のようです。
(※最初期のプロリーグでの優勝もSティアに分類されているが、この頃の競技シーンはまだ北米と欧州のみだったため、カウントしない模様)
改めて、DarkZeroの皆さん、優勝おめでとうございます!
シージ競技シーンの2022年度は、わずかな中断期間を挟んで、この後ステージ2が始まります。シックスインビテーショナルでのTSM優勝、メジャーでのDZの優勝と、北米チームが支配する流れが続いているシーズン2022ですが、ここから来年のインビテーショナル2023に向けて、どのような展開が待っているのでしょうか。競技シーンファンの皆さんは、引き続きステージ2の各試合をお見逃しなく!
シャーロットメジャー配信ログ
シャーロットメジャーのグループステージやプレイオフの各試合は、以下のチャンネルで配信ログや試合の動画を見ることができます。
- 動画サイト
- シージ北米公式YouTube(英語配信ログ)
- Rainbow Six Esports Match Vods(試合のみ)
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コメント
コメント一覧 (2件)
カナディアンシーズン初期からいるよね
って別のチームの時も優勝してたから凄い👏
しばらく中堅どころっていう評価だったのをようやっと抜け出しての優勝
次のメジャーはもっと別リージョン同士での試合あったらいいな