電源ユニット問題
元々の電源がとても厚いことからどうやっても2cmの銅のケースには収まりません。 これまでのSONYはPS3とPS4のスリム版を出すときは消費電力を下げることで電源ユニットの厚みを抑えていました。 しかし、PS5の消費電力を下げることは一人のユーザーには不可能です。 そこで、PS1やPS2のスリム、さらにはXboxと同じように電源ユニットは外部に設置することに。
電源ユニット問題が解決する目処がついたので、ついに基盤を収納する銅のケースづくりに。 銅のケース自体はシンプルな作りなものの、ちゃんとUSB用の穴を作り、電源ボタンにはPS5のLEDの基盤も取り付けることで、電源が入ったかエポキシがLEDで光って目視できるようにしています。 電源ボタンは専用のボタンを別に作り、元の電源ボタンとケーブルを繋げることでPS5が起動する予定です。
無事に収納できたので外装の厚みを測ってみると目標の2cmを下回る1.9cmというコンパクトな結果に。 ここまでに2ヶ月もの時間を費やした甲斐があったとDIY Perksは述べています。
小型化プロジェクト失敗と奇跡の復活劇
ここで再び電源ユニット問題に取り掛かります。 PS5の電源ユニットは専用の作りであり、そのまま使うには巨大かつ不格好なことから別の12ボルトの電源ユニットを用意します。 電源ユニットとそれを冷却するため外部から空気を取り込む小型ファンを並べた簡易水冷ユニットを一つにまとめるアルミニウムのケースを作るもののなかなか巨大な代物になってしまいます。 しかも、これが後ほど大問題を起こすことに。
ついに完成したPS5 Slimを早速起動してみるものの… なぜかPS5が起動せず困り果てるPerks氏。 試行錯誤してみたところ、電源ボタン用の回路とケーブルを基盤に直接つけることでようやくPS5 Slimから起動音が鳴りました。
しかしここからが悪夢の始まりでした。
無事にPS5 Slimは起動したものの、ゲームをプレイしてすぐにPS5 Slimが停止してしまいます。 銅板ケースを触っても全く熱くなっておらずなぜなのかと電源ケーブルを触れた瞬間に全てを理解したPerks氏。 なんと、あの巨大すぎる電源ユニットが倒れてしまい、ファンの通気孔が塞がれてしまった結果、PS5 Slimがまったく冷却できずにオーバーヒートしてしまいました。 まさに最序盤で警戒していた事態が発生。
しかも、これが原因でPS5の基盤が死んでしまい一切起動できなくなりました。 2ヶ月を費やしたプロジェクトの完遂まであと一歩というところで痛恨のミス。 しかもPS5はそうカンタンに手に入りません。
ところがここでPerks氏は掟破りの裏技を使います。
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コメント
コメント一覧 (5件)
読みにくいから記事のページ分割するのやめて
現状スリム化は難しそうやね
もとよりデカいしぜってー冷却水漏れるわ
電源とラジエーターのサイズに笑ったw
こうゆう事を思いつくのが凄いな!海外の人は。
裏にファンと電源隠すのは微妙