ソニーがゲーミングデバイス業界に参戦!(PlayStationブランドではない)
ソニーはゲーミングデバイスの新ブランド「INZONE」として、モニター2機種とヘッドセット3機種を発売すると発表しました。
ソニーのゲーミングブランド“INZONE”
「INZONE」シリーズはソニーが長年培ってきた、高画質・高音質を追求した独自のノウハウと最新の技術を盛り込んだゲーミングデバイスです。PCでは「INZONE Hub」ソフトウェアを使用でき、ヘッドセットではイコライザー設定や立体音響の個人最適化ができます。またPlayStation 5とも相性が良く、ゲームプレイの際に連携機能を利用できます。
世界的に人気な以下のeスポーツ大会ともスポンサーシップ契約を締結。PCのeスポーツでもソニーが存在感を増すと予想されます。
- Evo 2022/2023
- PGL DOTA2 Arlington Major 2022
- VALORANT Champions Tour
ゲーミングモニター
- INZONE M9:7月8日発売、154,000円前後(税込)
- INZONE M3:2022年内発売
モニターはどちらも27インチの画面で、色彩豊かで高コントラストな画像を1msの応答速度で表示します。「INZONE M9」は4K144Hzに対応。直下型LED部分駆動によって明暗の差が激しい場面でも鮮明に細部を描写し、プレイヤーの没入感を高めます。どちらかと言えば1人用のオープンワールドゲーム向けの製品と思われます。
「INZONE M3」はフルHD/240Hzで、競技性の高いシューティングゲームなどに適していると謳っています。
没入感を高める高コントラスト・広色域
『INZONE M9』は、ディスプレイのHDR 品質を示すDisplayHDR 600の認証を受けています。直下型LED部分駆動による高コントラストと、広色域、高速応答を両立したIPSパネルにより、プレイヤーをより高いレベルの没入へと誘います。特に、直下型LED部分駆動によって明暗の差が激しい場面でも細部を鮮明に描写できるため、さまざまな場面で状況の把握や、標的の発見がしやすくなります。『INZONE M3』は、sRGBカバー率99%のIPSパネルでDisplayHDR 400の認証を取得予定です。
高いリフレッシュレートと残像感の少ない1msの応答速度
応答速度による残像感のイメージ応答速度による残像感のイメージ4K/144Hz またはFull HD/240Hzの高いリフレッシュレートでくっきり映像を描写するうえ、応答速度が1msと短いので、残像感の少ない、キレのある映像を表示します。また、HDMI2.1規格のVRR(可変リフレッシュレート)とNVIDIA G-SYNC Compatible対応により、表示の崩れやカクつくことを防ぎます。瞬間の判断が求められる競技性の高いゲームでも、ストレスなくプレイすることができます。
デスクトップの使い方が広がる実用的なデザインと充実した基本機能
デスクトップの設置イメージデスクトップの設置イメージユニークな三脚形状のスタンドにより、プレイヤーのこだわりに合わせてキーボードやマウスパッドを自由にレイアウトできます。画面の高さやチルトの調整も可能です。さらに、INZONE M9は13色の背面ライティングを搭載しているので、お部屋に合わせて好きな色で楽しめます。また、オートKVMスイッチを内蔵しており、モニターに接続したゲーミングPCとノートPC間での入力切り替え時に自動でキーボード、マウス、ヘッドセットなどの周辺機器の接続先が切り替わるので、設定変更のわずらわしさがありません。DisplayPort 、HDMI 、USB Type-C (DisplayPort Alt Mode)等、豊富な入力端子を搭載しています。
ゲーミングヘッドセット(7月8日発売)
製品 | INZONE H9 | INZONE H7 | INZONE H3 |
価格 | 36,000円前後 | 29,000円前後 | 12,000円前後 |
イヤーパッド | ソフトフィットレザー | ナイロン | ナイロン |
接続 | 2.4GHzワイヤレス接続 Bluetooth | 2.4GHzワイヤレス接続 Bluetooth | 有線 |
バッテリー | 最大32時間 | 最大40時間 | |
機能 | ノイキャン/外音取り込み Perfect for PlayStation 5 | Perfect for PlayStation |
ゲーミングヘッドセットはソニーの立体音響技術をゲーム向けに最適化した、「360 Spatial Sound for Gaming」を搭載。シューティングゲームでは壁の向こうや視界の外に潜んだ標的などを、わずかな音でいち早く察知することができるとしています。負担の少ない快適なヘッドクッションとイヤーパッドで、長時間のゲームプレイでもストレスなく装着できます。
プレイヤーを没入と勝利に導く360 Spatial Sound for Gaming
ソフトウェアとハードウェアの両面から、高いクオリティの音響を実現し、シューティングゲームなどにおいて迫りくる相手プレイヤーの位置をより正確に把握できます。360 Spatial Sound for Gaming(ゲーム向けに最適化した「360立体音響」技術)により、ゲーム本来のマルチチャンネルサウンドを生かした、高い臨場感を再現します。この機能は、聴感特性データを用いた個人最適化によりさらに効果的になります。また音楽用ヘッドホンで実績のある振動板の形状を採用し、低域から高域まで、ゲーム内の音を余すことなく再生できます。ハウジング上に設けたダクトが低域の音をコントロールし、爆発音などの迫力はより大きくなるなど、臨場感の高いゲーム体験を可能にします。
『INZONE H9』ではハイエンドヘッドホン1000Xシリーズで実績のある、デュアルノイズセンサーテクノロジーによるノイズキャンセリング機能を搭載しています。室内のノイズを遮断することで、シューティングゲームなどにおいて重要なわずかな音も聞き取れるため、プレイへの集中が高まりプレイヤーを一層の没入へと導きます。また、本体のボタン操作でアンビエントサウンドモード(外音取り込み)に切り替えることも可能です。ゲームの音と外の音がバランスよく聞こえるため、プレイ中に電話やインターホンが鳴っても聞こえます。
長時間プレイでも快適な装着性
幅広のヘッドクッションが、頭部にかかる重量負担を分散させます。快適性に大きく影響するイヤーパッドの素材には、遮音性を兼ね添えたソフトフィットレザーまたは肌触りの良いナイロン素材を使用しています。また、快適性と安定性とのバランスを取った設計により、長時間プレイしても締め付けや圧迫感を感じにくくなっています。
低遅延と長時間駆動でストレスフリーなプレイをサポート
PCとの接続は遅延の少ない2.4GHzワイヤレス接続で、スマートフォンとはBluetoothで同時接続が可能です。また、『INZONE H9』ではハウジング上のリングLEDランプにより、接続ステータスがより確認しやすくなっています。 なお、本体には40時間 (『INZONE H7』) または32時間 (『INZONE H9』) の連続使用が可能な長時間バッテリーを搭載し、10分の充電で60分の使用が可能なクイック充電に対応しています。さらに、充電中もプレイが可能なので、すぐに使いたいときや長時間使用のニーズにも応えます。
環境負荷軽減への取り組み
ゲーミングヘッドセットは、プラスチックを全廃した紙材の個装パッケージを使用しています。ソニーグループは、環境負荷ゼロを目指す環境計画「Road to Zero」を策定しており、この達成に向けて段階的に環境中期目標を設定しながら行動しています。環境中期目標「Green Management 2025」で設定している「新たに設計する小型製品のプラスチック包装材全廃」に向けて、今後も環境に配慮したパッケージに切り替えていきます。
Source:Pressrelease
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コメント
コメント一覧 (5件)
各所でモニターが高い高い言われてるけど、4K 144HzのフルアレイLEDのゲーミングモニタって普通に貴重だからな
まぁ大多数のゲーマーにメリットは無いだろうけど、一部の金惜しまずに熱狂的に画質追い求めるような人には普通にアリ
PS5でもEQ設定できるかはどこにも書いてないからできないのかな
純正のワイヤレスヘッドセットは出来る様になったけど
PCのソフトで弄って記憶させるタイプだから、出来るといえば出来る
ミックスアンプとヘッドセットいっしょくたになったみたいなもんよ
XM4とXM3持ってるけど(WFの方)
そういえばあれも一度アプリで設定すれば本体に情報保存されて、他端末でもそのまま適用されるタイプだったなぁ
モニターアームが終わってるわこのデザイン