Ubisoftの『Rainbow Six Siege（レインボーシックス シージ）』では日本時間8月15日より夏の世界大会「Six Berlin Major」が開催中。この記事ではそのうちグループステージDAY2の結果をお届けします。
Six Berlin Majorが開催中
世界のシージeスポーツ競技シーンでは、現在ドイツ・ベルリンを舞台に「Six Berlin Major（以下、ベルリンメジャー）」が開催中。ステージ2における4地域のリーグ戦でベスト4の成績をおさめた計16チームが、夏のチャンピオンをめぐって激突します。
- 「Six Berlin Major」開催期間：8月15日から21日（以下すべて現地時間）
- グループステージ：8月15日から17日
- 18日は中休み
- プレイオフ：8月19日から20日
- グランドファイナル：8月21日
- 会場：Theater am Potsdamer Platz
- グループステージ：8月15日から17日
グループステージDAY2結果
DAY2で話題を集めたのは、アジア勢の1つとして参戦中のタイチームElevateでした。東南アジア・オセアニアリーグであるAPAC Southでは序列一位として知られながらも、5月に開催されたシャーロットメジャーでは、ビザが取得できないというトラブルに見舞われて棄権に終わっていました。しかし8月のベルリンでは改めて、その実力を世界にアピールしています。
ブラジルチームFURIAとの「テーマパーク」の一戦では、相手のMiracle選手にまさにミラクルなクラッチを決められる場面もありましたが、その後のAstralisとの試合ではオーバータイムに持ち込んでの勝利。これでグループステージ4勝目をあげて、アジア勢から堂々のプレイオフ進出を確定させました。
他のアジア勢に目を向けると、韓国チームDWGはブラジルのNiPへのリベンジ成功し、どうにかメジャー1勝目。同じく韓国チームのSANDBOXとともに、1勝3敗ながらもDAY3にわずかな望みをつなぎました。インドネシアのGaimin Gladiatorsは4戦4敗で既にグループステージ敗退は決まっているものの、DAY3ではグループ3位の座を争うことになります。
ブラジル2チームが4連勝で圧倒
グループステージでの4戦を終えた時点で、オーバータイムなしの4連勝を達成したのは、ともにブラジルチームのFaZeとw7mでした。中でもFaZeはベテラン選手たちがユニークな作戦を自在に駆使するチームで、この日も地元ドイツ・ベルリンのチームG2を「銀行」で翻弄し、最後はCyber選手がエースを決めて幕引き。昨年11月のスウェーデンメジャー優勝チームに相応しく、大舞台でのスター性の高さをアピールしました。
盤外の事情で注目を集めていたのは、北米チームのSoniqsでした。大ベテランであり、北米を象徴する選手の一人であるsuprがこのメジャーを最後に選手引退を発表していたこともあり、彼の戦いには大会公式SNSも熱視線を送っていました。
しかしSoniqsは残念ながら彼に花道を作れず、DAY2でのG2戦に敗れて4敗。グループステージでの敗退が確定しました。
勝利したG2は、現在はEU4位ながら、SNSでは今大会のホームチームのような扱いをされている（チームの本部からメジャー会場まで徒歩5分）ほか、新世代のスターとなることを期待された欧州ブラジル混成ロースターを擁している点でも注目が集まっています。
現在は3勝しており、一見すると安全圏にいるようですが、計算上は韓国チームSANDBOXが彼らを追い抜くことも可能であるため、G2が無事にグループステージを突破できるかどうかは、明日のDAY3に持ち越しとなりました。
ベルリンメジャーは日本時間17日午後5時30分より、グループステージの最終日DAY3が開催されます。夏のメジャーではどんな結末が待っているのでしょうか。引き続きチャンピオンの行方に注目です。
ベルリンメジャー配信情報
- 配信情報（Twitch）
- 日本ウォッチパーティー（Twitch）
- 配信ログ（YouTube北米公式）
グループステージでは日本語公式配信はありませんが、野々宮ミカさんとねこめぐんそうさんがそれぞれ公式ウォッチパーティーを開催しており、日本のシージファンでも気軽に集まることができます。
日本人キャスターによる公式配信はプレイオフからとなります。詳細なキャスティング情報については、シージ日本公式Twitterからの今後の発表をチェックしておきましょう。
Source: Twitter
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