CoDシリーズ最新作『Call of Duty: Modern Warfare ll (コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 2/ MWll)』の特別配信「CoD:NEXT」が9月16日に公開。『CoD:MWll』や『ウォーゾーン2』の最新情報、やサプライズが一挙に明らかとなりました。
『ウォーゾーン2.0』最新情報
基本プレイ無料のバトロワ『ウォーゾーン2.0』は、現地時間11月16日にサービスが開始することが正式に発表されました。世界設定は『CoD:MWll』のストーリーと共有されており、新マップはキャンペーンモードにも関わるとのことです。
さらに11月16日は本編『CoD:MWll』における「シーズン1」のスタート日でもあり、『CoD:MW』の時と同様に、キャンペーンモードのエピローグから続くストーリーが『ウォーゾーン2.0』で展開されるのかもしれません。
『ウォーゾーン2.0』新マップ「Al Mazrah」
異国情緒が漂う新マップAl Mazrah(アル・マズラ)は、西アジアの架空国家「Republic of Adal(アダル共和国)」の首都を舞台にした、バトロワマップとしては過去最大規模のものです。
このマップを舞台に、1試合最大150人でのバトロワだけでなく、4人プレイの特別任務モード、6v6のチーム対戦、グランドウォーがプレイできます。
Al Mazrahはこれまでのバトロワマップと同様、全体を18個の主要なエリアに区切ることができます。また、完全新規マップでありながら、往年のCoDファンが嬉しくなる要素が数多く盛り込まれています。
18のバリエーション豊かな新エリア
- Al Mazrahの主要な18エリア(※日本語名は仮訳)
- Oasis(オアシス):砂漠に新鮮な水と椰子の木をもたらすエリア。過ぎ去った時代を思わせる小さな遺跡がある
- Taraq Village(タラク村):かつての平和な村。建物間で閉塞したその構造は、小規模戦闘に適している
- Rohan Oil(ロハン製油):この地域でも最大の企業の1つ。南北にそれぞれ居住区がある
- Al Safwa Quarry(アル・サフワ採石所):石灰岩の採掘施設で、Al Mazrahにおける巨大エリアの1つ。十数個の倉庫や石灰石のブロックが並んでいる
- Al Mazrah City(アル・マザラ市街):アダルの過去100年の歴史を包括した都市。高層ビルや現代建築物が立ち並ぶ、Al Mazrahにおける最大規模のエリア
- Zarqwa Hydroelectric(ザルカー水力発電所):国に現代化をもたらした再生可能エネルギー施設。川沿いには近代的な建物と現代的な工業施設が散らばっている
- Mawizeh Marshlands(マウィゼ湿地):20世紀の高級リゾート地だった湿地帯。現在は水位の上昇により、一帯は水や都市部からのゴミで溢れかえっている
- Sattiq Caves(サティク洞窟):山間の小さな村に見せかけた、深い地下ネットワークが作られているエリア
- Zaya Observatory(ザヤ展望台):Al Mazrah最大の山の頂に建造された複数のドーム型施設。ドームには破壊されているものもある
- Al Sharim Pass(アル・シャリム道):修道院と墓場が、現代的な村と動物園を見下ろすエリア。丘の上の現代的な建築物は戦争によって一部が破壊されている
- Ahkdar Village(アークダール村):世界遺産として知られるエリア。中央に中庭があり、西半分は市場。東側はより現代的なアパートが建てられている
- Sa’id City(サイードシティ):古いアパートが並び建つ長大な現代的モール。中世がテーマのカーニバルとマイナーリーグのサッカースタジアムがある
- Hafid Port(ハフィド港):Al Mazrahの経済を支える港湾。Rohan Oilから伸びるパイプラインの終点でもある
- Sawah Village(サワー村):水位の上昇によって水没した、かつての沿岸沿いの村。陸地に乗り上げた貨物船がそのままになっている
- El Samman Cemetery(エル・サマン共同墓地):倒壊した給水塔により十数の墓石が浮き上がった、視界の開けたエリア
- Sariff Bay(サリフ湾):この国の貴重な漁師たちの故郷。活気ある下町や現代的なリゾート、小さな島から成る
- Al Bagra Fortress(アル・バグラ要塞):この地域の中世史を象徴する要塞。東には隣接したSariff Bayから伸びる巨大な蟹工場がある
- Al Malik Airport(アル・マリク空港):Al Mazrahの南部に突き出す現代的な空港。伝統的な建物と現代的な建物とが混在している
『ウォーゾーン2.0』新ビークルとプレイヤーメカニズム
『ウォーゾーン2.0』と『CoD:MWll』のグランドウォーモードでは、数十種類ものユニーク・ビークルが登場します。これにはタクティカル・ビークル、UTV、軽戦車、重武装ヘリ、インフレータブルボートなどが含まれます。
ビークルはスキンのカスタマイズが可能。アクションも豊富で、ビークルによじ上ったり、車内に入り込んだり、窓越しに発砲したり、タイヤやドアにダメージを与えたりと、多彩なアクションも可能になっています。
ビークルには「燃料」の要素もあります。ボートやヘリを含めた全ビークルを動かすにはガソリンが必要で、ガソリンは走行中徐々に失われていきます。ガソリンの補給は、マップの特定地点にあるガソリンスタンドに立ち寄るか、ガソリンの入ったキャニスターを見つける必要があります。
なお、高速かつほぼ無音のEVを使用している場合、燃料補充には別の手段が必要となります。
『ウォーゾーン2.0』で新しくなったショップ機能
『ウォーゾーン2.0』では、対戦中のアイテムの購入に関わるシステムが拡張、よりスムーズに進化しました。購入ステーションに代わって「The Shop(ザ・ショップ)」がマップ各地に配置され、武器や装備品の購入や、アップグレードができるほか、ガンスミスで作成したロードアウトもここで購入することができます。
- チームメイトのバイバック(買い戻し):戦闘中で倒れたり「収容所」で敗れたチームメイトを帰還させる。『ウォーゾーン』と同様のもの
- ギアの購入:オリジナルの「購入ステーション」と同様、ガスマスクやキルストリーク、アーマーなどのギアを購入できる
- 限定装備品:一部のアイテムは数量限定となっており、ショップにある分すべてを購入すると、そのアイテムが消える
- 武器の購入:ガンスミスで事前に作成したロードアウト一式を購入できる
- なお、PERKはリリース時の『ウォーゾーン2.0』では利用できない
『ウォーゾーン2.0』サークル収縮の新方式
『ウォーゾーン2.0』ではサークルの縮小システムが刷新。従来のガスの代わりに、この地域特有の激しい砂嵐がマップを覆うようになります。さらに、最初は1つの大きなサークルだった安全地帯は、時間が経つにつれて複数のサークルに分割され、最終盤で再び1つの小さなサークルになるという方式になっています。
『ウォーゾーン2.0』新「収容所」はチームバトルか看守を倒す!
バトロワの対戦中に倒れたプレイヤーがマップに復帰するための「収容所」が、『ウォーゾーン2.0』でも引き続き登場。今回の収容所は、『ウォーゾーン1』の1on1から、他の囚人と即席チームを結成する2v2モードに変更されました。勝利すればそれぞれ自分のチームに帰還し、再び敵同士となります。
対戦エリアは複数階層に分かれており、プレイヤーと戦う以外にも、看守を探すという選択肢があります。AIプレイヤーであるこの看守を倒して鍵を奪取することで、荷物を持って収容所から脱獄することができます。
『ウォーゾーン2.0』要所を守るAI戦闘員を倒すと豪華報酬
Al Mazrahを徘徊するのはオンイラン上のプレイヤーだけでなく、無数のAI戦闘員たちもマップ全域に散らばっています。
このAIとは戦わない、関わらないことを選ぶことも可能で、AI戦闘員が人間プレイヤーを積極的に追ってきたり、人間同士の戦いに介入してくるようなこともありません。
AI戦闘員の多くは要塞など特定のエリアに集まっています。敢えて彼らに戦いを挑んで要塞の制圧に成功すると、素晴らしいアイテムの数々が手に入ります。中には、カスタマイズしたガンスミス武器を、前述のザ・ショップから無料で呼び出すことができるものも含まれています。
『ウォーゾーン2.0』DMZモードが正式発表
出演者たちも「実在していたんですね(笑)」と頷き合うほど、長らく噂だけの存在であったDMZモードがようやく公式発表。完全新規のサンドボックス体験と呼ばれるDMZは、『ウォーゾーン2.0』の一部としてリリースされます。
「特別な脱出任務」であるDMZには未だ詳細不明な部分が多いものの、ギアを集めて『ウォーゾーン2.0』のインベントリに収納し、それらをバトロワの対戦で活用することができるとしています。
DMZ特有の新チャレンジ、バウンティ、ゲームプレイ機能についての更なる詳細は今後発表されます。
『CoD:MWll』オープンベータ関連リンク
- タイトル:Call of Duty: Modern Warfare ll(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア Ⅱ)
- 発売日:2022年10月28日
- 対象機種:PS5/PS4, Xbox X|S/Xbox One, PC(Battle.net / Steam)
Source: CoD Official
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