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レインボーシックス シージ:Y7S3.3デザイナーノート、DocとRookなど7人のオペレーター強化 / 最新ピック&BAN率も公開

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Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』ではイヤー7シーズン3「オペレーション・ブルータルスウォーム」が進行中。10月5日には次回アップデート内容について記載された「Y7S3.3デザイナーノート」が公開されました。

CONTENTS

オペレーターのバランス変更

DOKKAEBI(トッケビ)

  • ロジックボムが、サポートモードの防衛プレイヤーにも影響を与えるようになる
    • 対象層:全プレイヤー

デスしたり、進行中のマッチに途中参加した防衛側プレイヤーは、これまでロジックボムを無視してカメラチェックをし続けることができました。今回の変更でこの例外が削除されます。

ROOK(ルーク)

  • アーマープレートにダイハード効果を付与
    • 対象層:全プレイヤー

Zofia(ゾフィア)からは既に削除された自己蘇生能力Withstand(ダイハード)が、Rookのアーマープレートのサブ効果として復活します。

元々「ほとんどの交戦におけるアーマープレートの影響を測定することが難しい」ことから、今回の変更により、Rookには分かりやすい強みが増えたことになります。

DOC(ドク)

  • 飛翔体(※スティムの弾)1発につき(40から)200HP回復
  • 3つ目のセカンダリとしてBailiffを追加
    • 対象層:カジュアル

「Rookのアーマープレートの機能性が新たに拡張されたことにより、Docの回復能力の効能が大幅に悪い影響を受けてしまう」ことへの回答として、Rookの強化と同時にDocも強化されました。

スティム1発で味方を全回復(200HP)。スティムには距離減衰の設定がないため、遠くにいる味方でも射線さえ通れば即座に全回復が可能になります。なおオーバーヒールの上限が20になった(後述)ので、HPを300以上に盛るような運用はできません。

スティムの強化と同時に、Alibi(アリバイ)、Maestro(マエストロ)、Oryx(オリックス)が持っている、工事用のペレットハンドガンBailiff 410を手に入れました。準備フェーズにできることが増えたほか、遠くの味方を回復するための射線を自分で作るような使い方もできます。

CASTLE(キャッスル)

  • M45 Meusocを追加
    • 対象層:全プレイヤー

SWATオペレーターが持っている、1発58ダメージの強力なハンドガンM45 Meusoc(MEU)がCastleにも与えられます。これまでは「UMP+Shorty」の組み合わせが定番化していた彼ですが、変更により「M1014(ショットガン)+MEU」のロードアウトを試す価値が上がるでしょう。

KALI(カーリー)

  • ダメージを(127から)135に増加
    • 対象層:全プレイヤー

127ダメージはスナイパーライフルCSRX 300のことで、「Rookの新たな利便性に対するカウンターを提供するため」に、135ダメージに強化されるとのことです。もしRookが流行るのであれば、Kaliを練習する意義も増すでしょう。

KAID(カイド)とGOYO(ゴヨ)

  • 総弾数を(71発から)121発に増加
    • 対象層:全プレイヤー

Y7S3から1.5倍サイトがついたセミオート・スラグショットガンTCSG 12ですが、さらに総弾数が50発も増える強化を受けました。理由は「TCSG 12をさらに魅力的な選択肢にするため」とのことです。

アビリティへの変更

オーバーヒール

  • オーバーヒールの最大値を(40から)20に減少
    • 対象層:全プレイヤー

「ブーストしたキャラクターによるストレスを低減させるとともに、オーバーヒールの限界を平準化することを望んでいます」とのことで、オペレーターたちのオーバーヒール量が最大20に統一されました。

(追記アリ)反動制御アタッチメント

  • 反動ボーナスを+20%に増加
    • 対象層:全プレイヤー
    • ※訳注:厳密には「反動制御ボーナスを、現在の+n%(未公開)から、+20%に増加」という意味

Y7S3ではサプレッサーのダメージ減少効果が削除されて評価が一変しましたが、反動制御アタッチメント3種(コンペンセイター、フラッシュハイダー、マズルブレーキ)のボーナス効果を強化することでバランスを取り、どのバレルをつけるか、より悩み甲斐のあるものにしたい意図があると思われます。

10月5日追記:この変更は撤回されました。デザイナーズノートからも削除済みです。

ウィンデルタとBANレート

攻撃側ウィンデルタとBANレート

攻撃側ピック率とウィンデルタ
攻撃側のピック率とウィンデルタ(プラチナ帯以上)

横軸は各オペレーターのピック率(人気度)で、縦軸はウィンデルタです。ウィンデルタとは、そのオペレーターがピックされたラウンドの勝率から、ピックされなかったラウンドの勝利を引いた値を示しており、これが高いほどそのオペレーターが勝利に貢献していることになります。

人気があるのはZofia、Sledge(スレッジ)、Iana(イアナ)、Ash(アッシュ)、Ace(エース)と、いつもの顔ぶれです。ウィンデルタでは、Finka(フィンカ)の弱体化で突出したオペレーターがなくなり、競技シーンでもBANが増えたNook(ヌック)が相対的にトップに立っています。

最も人気が無く、勝利にも貢献できていないのがZero(ゼロ)ですが、彼にはアーガスカメラの強化(壁や床をカメラが貫通するかどうかをプレイヤー側で選択できる)が予定されているので、今後の再評価が期待されます。

むしろ心配なのはイヤー7オペレーターであるSense(センズ)とGrim(グリム)で、ピックもウィンデルタも下位にいます。今後強化が入るのでしょうか?

Attackers_BAN
攻撃オペレーターのBAN率

オペレーターBANについては、インパクトEMPが実装されたもののThatcher(サッチャー)が変わらずBANのトップに立っています。遊撃潰しや最終盤のプッシュに便利なJacklal(ジャッカル)も、引き続き嫌われ者となっているようです。

防衛側ウィンデルタとBANレート

防衛側
防衛側のピック率とウィンデルタ(プラチナ帯以上)

防衛側のグラフを見て一目で分かるのがAlibi(アリバイ)の存在感で、ピックでは一番人気、かつ勝利貢献度も上位に立っています。固有ガジェットのプリズマは要求スキルの低さに対して効果が高く(定番のエントリーポイントに置くだけで、攻撃側に対応を要求できる)、かつ展開型シールドとBailiff 410を持っている便利なオペレーターです。

逆に人気もウィンデルタも低いのがClash(クラッシュ)で、グラフの左下で背景と同化しています。防衛側唯一の盾持ちであり、要求されるスキルが特に高いオペレーターの1人でもあるため、仕方ない面もあるのでしょう。

Defenders_BAN
防衛オペレーターのBAN率

防衛オペレーターのBANも定番の顔ぶれです。攻撃側とともに半ば機械的にBANされている印象さえ受けますが、このうちValkyrie(ヴァルキリー)以外はウィンデルタでは目立っていないため、追加の調整はなさそうです。

Y7S3.3のテストサーバーは現在既に利用可能です。強化されたDocなど、変更対象となったオペレーターをぜひ試してみてください。

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コメント

コメント一覧 (11件)

  • 銃につけるバレルの強化がなくなったのが残念、反動制御むずぃ

  • DOCのサブ武器追加の「対象層:カジュアル」って、まさかランクでは使えないって事じゃないよな…?

    • 俺たちのレベルならランクでも「対象層:カジュアル」に含まれるよ

    • 実際のところどうなるかは時間が経過するまでわかんないと思う。工事ツールって全力勝負でも重要だし。

      そういえば、FROSTのサブSGもカジュアル層に向けた調整だったんだっけ?
      サブガジェがFROSTほど強力ではないけれど、メインガジェとして最低限の仕事ができるようになったスティムピストルと合わせて、そこそこ使われる気がする(そして異様に高いウィンデルタ)。

  • docも工事できるなら使ってみてもいいかなと思える

  • ピック・ウィンのグラフかなり健全になったなぁ
    完璧ではないけどバランスも良くなって楽しい…からそろそろ競技シーンに新しいマップ来ないかな

    • リピックのおかげで攻撃側が決め打ちピックじゃなくなったのも相まって、今の多様性はほんと素晴らしい。

  • 全体的に納得のいく調整内容で嬉しい。
    Docのバフ内容は昔なら過剰だと受け止めただろうけど、THUNDERBIRDが居る現環境では良い差別化に思えるね。
    SGを持てるようになることで工事をして貢献が出来るようになるのも良い。

  • 遠距離で回復できるとはいえサンダーバードの回復が便利すぎたからバフは妥当やな
    攻撃側の勝率がおおよそ平坦になってるのはすごいな

    • 今まではひたすらピック率とWinDeltaを丸くするためだけに調整してたからな、最近ちょっと改心したようで助かる

    • セカンダリSGの協力も得たスティムピストルが熱い!

      >攻撃側の勝率がおおよそ平坦になってるのはすごいな
      去年の9月~今年の9月の攻撃オペのウィンデルタではCAPITAO・FLORES・OSA・NOMADなどの、撃ち合いではなく状況を有利にするオペが下のほうにくる傾向だったから、撃ち合い重視環境が収まったように感じる。
      数値面が強い武器には相応の反動が付加されたから、今まで影の薄かった低レート武器の相対的強化になって、武器性能が均一化されたのもあるかも。

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