高性能なゲーミングデバイスを手がけるRazer（レイザー）は、ゲーミングイヤホンの新作「Hammerhead Pro HyperSpeed（ハンマーヘッド プロ ハイパースピード）」を発表。日本国内では7月7日より33,000円（税込）で発売され、Amazon.co.jpで予約の受付が開始されています。
新ゲーミングイヤホン「Razer Hammerhead Pro HyperSpeed」
Razerの最新技術が詰まった超低遅延ワイヤレス・ゲーミングイヤホン「Hammerhead Pro HyperSpeed」が、日本国内でも7月7日より発売開始となります。
- 「Razer Hammerhead Pro HyperSpeed」
- 税込価格：33,000円
- 予約開始：6月30日
- 発売日：7月7日
- カラー：ブラック
- Amazon.co.jp / Razer製品ページ
「Hammerhead Pro HyperSpeed」は、PCやゲーム機はもちろん、他の様々なデバイスでも万能に使用可能なイヤホンとしてデザインされており、その接続遅延はわずか40ms。新作ならではの機能として、10段階で調節できるノイズキャンセリング機能（ハイブリッドANC）を搭載し、Bluetooth 5.3との同時接続にも対応しているほか、ワイヤレス充電も可能など、従来のHammerheadシリーズから正統進化したモデルとなっています。
「Razer Hammerhead Pro HyperSpeed」の特徴
40ms以下の超遅延
ゲーミング用のイヤホンデバイスは低遅延であることが不可欠ですが、「Hammerhead Pro HyperSpeed」は「Razer HyperSpeed Wireless」による超低遅延接続を実現。
FPSのように、一瞬の反応差で勝敗が分かれることもあるゲームでも、40ms以下の接続レイテンシでプレイヤーに音情報を届けてくれるため、ストレスなくプレイすることができます（Bluetooth接続でも60msの低遅延接続）。
「Hammerhead Pro HyperSpeed」（グラフ一番上）は低遅延で他製品を圧倒しています。
THX社の認証を取得
イヤホンとしての音質自体も気になると思われますが、「Hammerhead Pro HyperSpeed」は厳格な基準で知られるTHX社の認証プログラムから、ヘッドホン向けの認証を受けた製品です。
音の周波数特性や、歪みの少なさ、再現度の高さ、遮音性、それぞれの音域のバランスなど、細かな項目でのテストをクリアした、最高品質の音響体験を得ることができます。
USB-Cドングル付属でBluetoothと同時接続
本体に付属するUSB-Cドングルを使うことで、PCだけでなく、PlayStation 5やNintendo Switchなど、さまざまなデバイスをまとめて接続することができ、USBハブのようなデバイスに頼る必要もありません（USB-Aへの変換アダプターも付属）。
Bluetooth接続にも対応し、ドングルとの同時接続もできるため、スマートフォンでゲームをする際にもうってつけです。
10段階のハイブリッドANC搭載
今や当たり前となったノイズキャンセリング機能ですが、「Hammerhead Pro HyperSpeed」はノイズキャンセルの強さを10段階で調節可能です。
屋外にいるとき、周辺の音も多少聞こえるようにしたいという場合でも、ユーザーが求めるノイズキャンセルのレベルに器用に応えてくれます。
Qiワイヤレス充電に対応
Razerの完全ワイヤレスイヤホンとしては初めて、「Razer Charging Pad Chroma」のようなQiチャージングパッドに対応します。デスク回りをスッキリ見せたい配信者や、ケーブルの散らかりが気になるゲーマーにはうれしい機能です。
Razer Chroma RGB対応
見た目でも差をつけたいというユーザーに向けて、旧モデルと同じく「Razer Chroma RGB」にも対応しており、本体のライティング設定を自分好みにカスタマイズできます。
配信で自分のデバイスを映す方にはもちろん、普段づかいの場でも目を引くことでしょう。
着信を拒否！「Do Not Disturb」機能
見た目でも差をつけたいというユーザーに向けて、旧モデルと同じく「Razer Chroma RGB」にも対応しており、本体のライティング設定を自分好みにカスタマイズできます。配信で自分のデバイスを映す方にはもちろん、普段づかいの場でも目を引くことでしょう。
おなじみの「Do Not Disturb」モードも搭載。たとえば緊迫のランクマッチの最中に着信があっても、いちいちスマホに手を伸ばさずに済むようになり、対戦に集中し続けられます。
PCとスマートフォンに同時接続しながら、「Razer Audio」アプリで設定が可能です。
Razerイベントで「Razer Hammerhead Pro HyperSpeed」実物を試用
EAA!!は都内で行われたRazerのメディア向けイベントにて、一足早く「Razer Hammerhead Pro HyperSpeed」の実物を触らせていただきました。
充電ケースを含めたその外観や触り心地、スマートでありながら手になじみやすい形状は、True Wireless Proなど現行のHammerheadシリーズを踏襲しているという印象。サイズ感はそのままに、超低遅延技術と調節可能なノイズキャンセリング機能が加わったことで、シンプルながらも他製品を圧倒する上位互換イヤホンと言えるかもしれません。
FPSゲームでじっくり性能を試せるような場ではなかったのですが、動画視聴や音楽を聴いてみた限りでは、イヤホンをつけているとは思えない自然な聞こえ方がするだけでなく、ノイズキャンセルと外音取り込み機能の兼ね合いで、音体験の没入感のバランスも取れていました。
「Razer Hammerhead Pro HyperSpeed」主な仕様
- ヘッドフォンインピーダンス：16 Ω
- バッテリー持続時間：最大 30 時間
- = 6.5 時間 (イヤフォン単体) + 24 時間 (ケース使用) (イヤフォン 3.7 回充電)
- Bluetooth 接続、AAC、音楽再生のみ。ライティング オフ / ANC オフ。iOS デバイスの音量 50% でテスト
- 充電：
- USB-C
- ワイヤレス充電ケース
- ヘッドフォン最大入力電力：5 mW (最大入力)
- 接続仕様：Bluetooth
- ヘッドフォンコネクター：2.4GHz ワイヤレス (USB-C ドングル)
- ヘッドフォン周波数特性：20 Hz – 20 kHz
- ヘッドフォンドライバー：10 mm
- マイク S/N 比：64 dB
- ヘッドフォン感度：95 db SPL/mW
- ヘッドアンドトルソシミュレータ (HATS、Head And Torso Simulator) 使用
- 互換性
- PC：ワイヤレス (USB-C ドングルまたは Bluetooth 5.3)
- PlayStation：ワイヤレス (USB-C ドングル)
- Nintendo Switch：ワイヤレス (USB-C ドングルまたは Bluetooth 5.3)
- Android デバイス：ワイヤレス (USB-C ドングルまたは Bluetooth 5.3)
- iOS/iPad OS デバイス：ワイヤレス (Bluetooth 5.3)
- Bluetooth オーディオ出力対応デバイス
- Android および iOS 版スマートフォンアプリ
- サポートされているコーデック: SBC、AAC
- ノイズキャンセリング：ハイブリッド型 ANC (アプリで調節可能)
- IPX 規格：IPX4
- ライティング：Razer Chroma™ RGB
- アクセサリ:
- ワイヤレス充電ケース
- USB-A to C 充電ケーブル
- 3 x シリコン製イヤーチップ (S、M、L)
- USB-A - USB-C アダプター
- USB-C ドングル
さらに詳細な仕様は、Razerの製品ページで確認できます。
「ゲーミングイヤホンをこれまで試したことがない」というゲーマーには、33,000円（税込）という価格も含めオーバースペックかもしれません。しかし、ゲーミングイヤホンに求める最高水準のものが詰まっているという点は間違いないでしょう。
Razerファンはもちろん、「ゲーミング用の、とにかく一番良いワイヤレスイヤホンを探している」という方は検討する価値が充分にあるのではないでしょうか。
ポチップ
Source: Pressrelease
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