配信者だけにかぎらず様々なクリエイティブシーンでも人気のあるElgatoの「Steam Deck」を手軽に試せるモバイルアプリ「Stream Deck Mobile」に、大型アップデート2.0が配信されました。 まずはiOS版にむけて先行配信されています。
「Stream Deck Mobile」が一部機能を無料開放
「Stream Deck」は、ゲーム配信やPC作業の効率をあげてくれるいわゆる「左手デバイス」の中でも有名なガジェットです。その機能をモバイルアプリに落とし込んだのが「Stream Deck Mobile」ですが、これまではアプリを有料契約しないと使用できませんでした。
そんな「Stream Deck Mobile」にアップデート2.0が配信され、無料で最大6マスのキーパッドが利用可能になりました。つまりStream Deck Miniと同じ機能が無料というわけ。
Stream Deck Mobile アプリ単体では使用することはできず、母艦となるPCかMac本体を立ち上げて「Stream Deck」の最新バージョン6.3をインストールしてあると、設定しておいた機能がアプリ版でも表示されます。 機能の編集はPC/Mac版「Stream Deck」でのみ可能です。
- Stream Deck ダウンロードページ:https://www.elgato.com/jp/ja/s/downloads
デバイス版を超えるキーパッド配置数
Stream Deck Mobileの無料プランでは、「2 x 3」マスのキーパッドを設置可能。有料プランではStream Deckと同じ「3x5」マスや、Stream Deck XLと同じ「4 x 8」マスといったプリセットを選べるほか、自分でキーパッドの配置をカスタマイズすることでデバイス版を超える最大「8 x 8」の64マスのキーパッドを配置することも可能です。
Stream Deck Mobileへオトクな買い切り型プランが追加
これまでのStream Deck Mobileの有料プランは月額プラン(400円/月)と年額プラン(3,500円/年)の2つのサブスクリプションしかありませんでした。 そして、今回のアップデートから買い切り型(7,000円/生涯)の料金プランも追加。 さらに、有料プランではキーパッドのレイアウトや背景画像の変更、無制限に接続できる仮想デバイス設定などが開放されます。
iPadOSにネイティブ対応したことにより、画面分割のスプリットスクリーンや縦横の向き回転にも対応したことにより利便性が向上しました。
買い切り型はデバイス版よりも低価格なことから、iPadなどを所有している方には魅力的なプランになるかもしれません。 なお、Android版も開発を進めているものの、2.0向けアップデートの配信時期は現時点では未定とのことです。
Source: Elgato
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