『オーバーウォッチ2』に低ランクストリーマー大量発生：ブリザード「スマーフやめて」 配信者「コーチングだ」 一般プレイヤー「通報」

最近の『Overwatch 2（オーバーウォッチ2 ）』ではスマーフ行為が常態化。特にストリーマーたちが投稿しているチャレンジ動画は物議を醸しており、開発元のブリザード・エンターテインメントはスマーフをやめるよう懇願しています。

『オーバーウォッチ2』におけるスマーフとは？

スマーフとは、新たなアカウントを作成または購入し、実際のスキルレベルよりも意図的に低いランク（またはランク付けされていない状態）に設定することで、低ランク帯のプレイヤーを狩って荒らすこと。

後述しますが、この行為はブリザードによって否定されています。またアカウントに電話番号の登録を義務化する予防策も採っています。

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『オーバーウォッチ2』では、初代にはあったレベルアップで更新されるポートレート・フレームが削除。このため相手がどのくらいの時間プレイしているか（スマーフであるか）をプレイヤー側で見分けることが難しくなっています。

スマーフ行為「Unranked to GM」

数年前からストリーマーたちは、この行為を「教育的」「チャレンジ」として配信。新しいアカウントを開始し、トップランクであるグランドマスターまでの昇格を目指す“Unranked to GM”（アンランクからグラマスまで）チャレンジは、特にこの半年間で急増しています。これには基本プレイ無料となった影響やゲームのコンテンツ不足など、さまざまな理由が考えられます。

チャレンジ動画はコンテンツとしては惹きが強く、ファンからすれば楽しいもの。一方で上級者と当たったプレイヤーがその見世物の一部となってしまう点、「回復なしキリコ」などの縛りプレイを課せば単なる迷惑なトロール（利敵行為）になりかねない点が問題視されています。