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Electronic Arts(エレクトロニック・アーツ)は現地時間8月1日、2024年度の第1四半期決算を発表。CEOのAndrew Wilson(アンドリュー・ウィルソン)氏は資料の中でEAの将来展望に触れており、『バトルフィールド』シリーズ次回作へも言及しました。
『BF2042』の今後の展開は?
『Battlefield 2042(バトルフィールド2042)』では、現在「シーズン5 ニュー・ドーン」が進行中。8月初頭には対戦マップ「アワーグラス」のリワークを含むアップデート#5.2.0をリリースしており、次回「シーズン6」もリリースされることが確定しています。
しかし「シーズン7」以降、さらには『バトルフィールド』シリーズ全体の今後は未だ不透明です。
2021年に発売された『BF2042』は、リリース直後の不具合やゲームシステムの不十分さが災いし、コミュニティからの不満を招いていました。結果、売上が想定以下だったことをエレクトロニック・アーツも決算を通じて報告。2023年3月には早くもPlayStationの定額制サービス「PlayStation Plus」に無料タイトルとして組み込まれるに至りました。
時系列は前後しますが、2月にはモバイル版『バトルフィールド』も開発中止になったことが報じられ、BFシリーズの不振に追い打ちをかける形となりました。
EAのCEOが次の『バトルフィールド』に言及
しかし、エレクトロニック・アーツには次の展望があるようです。現地時間8月1日に発表された四半期決算とその関連資料を通じて、CEOのAndrew Wilson氏はBFシリーズについて以下のように述べています。
「最大のチャンスに向けた複数年にわたる投資対象には、グローバルタイトルが含まれます(中略)。さらに『バトルフィールド』を真につながったエコシステムとして新たなイメージを与える新たな体験にも全力で取り組んでいます」
Wilson氏のいう「新たなイメージを与える」や、「真につながったエコシステム」の具体的な部分は語られて折らず、今は妄想するしかありません。
しかし、少なくともBFシリーズに再び大きな変化が訪れるのは確かなようです。『BF2042』ではキャラクター仕立てのスペシャリストたちがデザインされてシリーズの画期をなしましたが、ここからBFシリーズのイメージがさらに変わるような要素が加わるのでしょうか。
新作『バトルフィールド』は現代か近未来?
BFシリーズの今後について分かっているのは、Ridgeline Gamesという新スタジオがストーリー・キャンペーンに関する何らかのコンテンツを開発していること。そしてRipple Effectスタジオが、詳細不明ながら「まったく新しいバトルフィールド体験」を手がけているということです(関連記事)。
コミュニティの噂話では、自称・業界事情通のTom Henderson氏が独自ソースから聞いたという話を紹介しています(Xfireより)。これは2022年3月時点の話ではあるものの、新作は確かに開発段階にあり、「『BF2042』で行った多数の変更を元に戻すことになるだろう」、「次回作は今のところ現代から近未来を舞台にする予定」とのこと。
スペシャリストの導入で大きく雰囲気の変わった『BF2042』から、また「変更を元に戻す」、さらに「新たなイメージを与える」というのがポイントなのかもしれません。
『バトルフィールドⅤ』、あるいは人気の根強い『バトルフィールド3』や『バトルフィールド4』のプレイ体験まで戻り、そこに新コンテンツを加えたようなゲームなのでしょうか。いずれにせよ、『BF2042』の次の展開とともに、次回作についても引き続きアンテナを立てておきたいところです。
Source: Electronic Arts
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コメント
コメント一覧 (31件)
キルレを奪い合う感じなのが今までのFPSだったから、何らかの方法で敵も味方もキルレ1以上な
WINWINな関係のゲームがいい。
硬派なゲーマーにはそんなのバカげてるとか言われるかもしれないが。