314 Artsが開発、Modus Gamesが販売を手がける協力型ゾンビシューター『Projekt Z: Beyond Order(プロジェクトZ ビヨンドオーダー)』は、2024年リリース予定。
そんな中、ホラーゲームイベント「Fear Fest 2023 Black Summer」を通じて、その最新トレーラーが公開された。
『Projekt Z: Beyond Order』最新トレーラー
『Projekt Z: Beyond Order(プロジェクトZ ビヨンドオーダー)』は、第二次大戦の時代、ナチス・ドイツによって支配された秘密の島を舞台にした協力型サバイバルFPS(Steamストア)。
ナチスはこの島で発見されたゾンビを軍事利用し、戦争で優位に立つべく「Projekt Z」を立案。プレイヤーはナチスの目論見を阻止すべく、ゾンビの大群と戦うことになる。
ゲームプレイは『Left 4 Dead(レフト フォー デッド)』や『Dying Light(ダイイングライト)』、『Escape From Tarkov(エスケープフロムタルコフ)』、『Fallout Shelter(フォールアウト シェルター)』などから影響を受けている。
ストーリーキャンペーンと並行し、プレイヤーにはクラフトの拠点である「Hideout(隠れ家)」が用意されているのが特徴だ。
フレンドと協力可能なクラフトシステム
隠れ家では、武器、弾薬、アイテムを作成したり、武器の調整をしたり、建物の建設が可能。さらに、食料を栽培したり、現地のNPCからの評判を得ることが可能。フレンドと協力して拠点を拡大させながら、NPCたちも交えた自分だけのコミュニティを築くこととなる。
隠れ家にはアップグレード要素もあり、たとえば浄水設備を建設するとコミュニティのモラルが向上。武器のディーラーをアップグレードさせると、より強力な武器にアクセスできる(『Fallout 4(フォールアウト4)』のようなシステム、と説明されている)。
ゲームモードとストーリーミッション
ゲームモードには、オンラインまたはローカルでフレンドと協力できる3つのモードを搭載。ソーシャル機能では、フレンドと拠点をオンラインでシェアすることができ、プラットフォーム間のクロスプレイも実装予定。ソロでプレイすることも可能だ。
プレイヤーはそれぞれ異なるストーリーやアビリティを持つ4人のキャラクターを操作し、ミッションを進めていく。各種のミッションは1つのストーリーでつながっており、プレイする順番によって互いに影響を与える。
登場武器は20種以上
登場する武器は20種類以上。アタッチメントを組み替え、幅広いカスタマイズで楽しめる。
実際のゲームプレイ映像はまだ少ないものの、公式YouTubeチャンネルで開発途中のものをいくつか見ることができる。
「基本プレイ無料」ではなくなった
なお、『Projekt Z: Beyond Order』の発表当初は「基本プレイ無料」と記載されていたが、現在は有料ゲームとしてリリース予定。
公式Discordで314 Artsのスタッフの説明によると、「議論を重ね、開発を進めた後、『Projekt Z: Beyond Order』を有料ゲームにすることにしました。我々が手がけるこのタイプのゲームは、有料にするのが適切なビジネスモデルであると感じたため」とのこと。
FPSゲーム『Vengeance(ヴェンジェンス)』の開発で知られるドイツのゲームスタジオ314 Artsは、当初『Projekt Z』の開発資金をKickstarterで募っていた。しかし、目標としていた10万ユーロ(約1,580万円)のうち35,805ユーロにしか届かず、22年5月にキックスタートの失敗を発表。その後、Modus Gamesがパブリッシャーとなり、改めて開発継続中という状況だ。
こうした経緯を踏まえると、ビジネスモデル変更の判断も妥当と言えるだろう。
『Projekt Z: Beyond Order』は2024年リリース予定。対応プラットフォームはPC(Steam)、PlayStation 5、Xbox Series X|S。
『Projekt Z: Beyond Order』関連リンク
Source: Projekt Z
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