ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、PlayStation事業などを通じてこれまで30年に渡り同社に貢献してきたCEOのジム・ライアン氏が、2024年3月をもって退任することを発表した。
SIEジム・ライアンCEOの退任発表
現地時間9月27日のSIEによるリリースを通じて、ライアン氏の退任が発表された。この後、ライアン氏もメッセージを掲載。退任の背景について、「英国に住まいを持ち、米国で仕事をするということの、ちょうど良いバランスを取るのが難しくなってきた」と説明している。これまで30年務めてきた同氏が、SIEから去ることとなった。
2024年3月31日までは、ライアン氏がSIEのCEOとして勤務。以降は、ソニーグループ取締役代表執行役社長COO兼CFOである十時裕樹氏が、現職のままSIEのCEOも引き継ぐ。
SIEの未来に期待寄せる
ライアン氏は1994年に、現在のソニー・インタラクティブエンタテインメント・ヨーロッパ(SIEE)であるSIEの欧州支部に入社。SIEEの社長やSIEのグローバルセールス・マーケティング統括などの任を経た後、SIEのCEOに就任した。
メッセージの中では、「受賞歴のあるゲームから、PlayStation 5によってもたらされた驚くほど没入感のある技術的な成果まで、私たちが成し遂げてきたことに大きな誇りを感じるとともに、ソニー・インタラクティブエンタテインメントの未来に明るい展望を抱いています」とSIEの今後に期待するとともに、ゲーミング・コミュニティの人々に感謝の言葉を寄せている。
北米におけるPlayStationの顔として長らく存在感を発揮してきたライアン氏の退任は、SIEおよびゲーム業界全体にどのような影響を及ぼすだろうか。
Source: SIE
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コメント
コメント一覧 (1件)
グチャグチャにするだけしてトンズラは面白いな