本日2023年12月20日、Blizzard Entertainmentの『Overwatch 2(オーバーウォッチ 2 )』では「ウィンターワンダーランド」が開幕。同時にシーズン8で登場した「マウガ」が、ライバル・プレイで使用可能となった。
本記事では、「ウィンターワンダーランド」開幕のアップデートと合わせて実施されたマウガへのバランス調整や不具合の修正について紹介する。
ヒーローのアップデート
マウガ(強化)
- 一般
- 基礎ライフが350から250に減少
- 基礎アーマーが150から250に増加
- “バーサーカー”
- 追加ライフへの変換効率が50%から60%に増加
- “焼夷チェーンガン”と“ヴォラタイル・チェーンガン”
- 敵を炎上させるのに必要な“焼夷チェーンガン”のショット数が15から10に減少
- 片方のチェーンガンのみを使用している場合の拡散率が1.1から1に減少
予告時点での調整方針は「左クリックの発火変更を元に戻し、生存能力をさらに調整します」と紹介されており、(一部状況を除いて)全項目が強化調整となっている。
一般
ライフ総量を据え置きとしたアーマー割合の増加は、アーマーがダメージ軽減効果を持つため、純粋な耐久力上昇となる。トールビョーンのアルティメット・アビリティ“モルテン・コア”に対してのみマイナスに作用するが、対面頻度や試合全体を通して考えれば些末な問題だろう。
アーマーよりも消費優先度の高い「追加ライフ」や「回復アビリティ」を同時に取り扱うマウガは、特にアーマー保有量増加の恩恵が大きい。その追加ライフ自体も獲得しやすくなっており、増加量は100と中程度だが数値以上の耐久力向上が期待できる。
パッシブ・アビリティ“バーサーカー”
パッシブ・アビリティ“バーサーカー”の変換効率も上昇しており、ダメージあたりの獲得追加ライフ量が増加、マウガ単体での持久力が改善されている。吸収系アビリティを持たない相手タンクとのインファイトでは、圧倒的な耐久力を見せつけてくれるだろう。
“バーサーカー”の効果は回復ではなく「追加ライフの獲得」であるため、アナの“バイオティック・グレネード”などで付与される回復阻害の影響を受けない。“カーディアック・オーバードライブ”は回復効果なので影響を受けてしまうが、追加ライフ部分でのやり繰りが行いやすくなったことで、多くのタンクにとって天敵と言える回復阻害への耐性も若干向上している。
“焼夷チェーンガン”と“ヴォラタイル・チェーンガン”
“焼夷チェーンガン”と“ヴォラタイル・チェーンガン”は一方のみを射撃している時の射撃精度が向上、中~遠距離の敵に対してもダメージを与えやすくなっている。
特に“焼夷チェーンガン”に関しては弾丸のダメージ自体は距離減衰の影響を受けるが、炎上状態によるダメージ量は固定であるため、その恩恵は大きいだろう。炎上状態付与に必要な弾数も減少しており、役割を持ちにくかった距離感であっても、最低限の存在感を示せるようになった。
同時にパッシブ・アビリティ“バーサーカー”の起動条件を満たしやすくなっているため、得意距離ではさらなる活躍に期待できる。
不具合の修正
全般
- 一部ヒーローのデフォルトの武器がロック扱いとなり、ライバル・ダストが必要かのように表示される不具合を修正
- ヒーロー・マスター - リプレイで、最初のプレイのブックマークだけしか選択できない不具合を修正
- プレイヤー同士で感謝を伝え合うことができない不具合を修正
- 複数キルした際のボイスが再生されない不具合を修正
ヒーロー
- ジャンクラット
- 〈コンカッション・マイン〉を壁の向こう側に設置しても、ジャンクラットがジャンプに利用できてしまう不具合を修正
Source: Overwatch
TESTをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。
コメント
コメント一覧 (4件)
耐久据え置きで火力減にしたいみたいだけど、1番悪さしてるのは両手撃ちの超火力
リワーク前(+弱体化入る前の)ワンキル豚みたく低ランク帯では大暴れするキャラで上にいけば見なくなる立ち位置なキャラになりそう…
ロードホックは家畜のままか
10発炎上戻すだけでいいのに
随分強化してくれるやん