Raven Software(レイヴンソフトウェア)が手がけるCoDシリーズのバトロワ『Call of Duty: Warzone(コール オブ デューティ ウォーゾーン)』では、シーズン1のミッドシーズンアップデートが実施されたばかり。しかし、アップデート後に頻発した不具合について説明する形で、Raven Softwareはシーズン2に登場する新要素をいくつか先出しで紹介している。
『ウォーゾーン』ミッドシーズンの慌ただしいスタート
日本時間1月18日の「シーズン1リローデッド」アップデートは、いつになく慌ただしいものだった。リリース後からCall of Duty Updatesでさまざまな不具合が報告。「新武器(HRM-9)のマガジンがアンロックできない」、「チャレンジ報酬が得られない」、「パフォーマンスが低下する」など、マルチと『ウォーゾーン』の両方に関わる部分で、次から次へと問題が発生する事態が起きていた。
なお、直近でも「7週目のウィークリーチャレンジが達成できない」という不具合が報告されたが、現在は修正済み。開発側が把握し、修正中の不具合は公式Trelloボードに掲載されている。
度重なる不具合を重く見てか、Raven SoftwareはXアカウントに謝罪メッセージを掲載。「今後のシーズンで復刻される、ファンお気に入りの機能の土台部分を導入していた」ことが、今回の不具合発生の原因であると説明した。
つまり、新コンテンツの事前準備のためにはライブサーバー環境が必要だったものの、テスト用データをリリースした際に、プレイヤーとサーバー側とでデータの競合が起きてしまったという。「世界中のスタジオスタッフを呼び集めて、可能な限り早くこの不具合を解消すべく取り組んだ」とのことで、現場の混乱ぶりが察せられる。
スペシャリストPERK復活か
謝罪メッセージで言及された「ファンお気に入りの機能」について、Raven Softwareはその後、新シーズンのティザーとも言える画像を掲載した。
拳を突き上げた見覚えのあるアイコンから、これは「スペシャリストPERK」と思われる。以前の『ウォーゾーン』で登場したスペシャリストPERKは、獲得することで「ゲーム内のすべてのPERKを獲得する」という強力なアイテム。『CoD:MW3』環境のウォーゾーンでも、同様の効果で復活しそうだ。
ウルジクスタンでの獲得条件も気になるところだ。ウォーゾーンの最初期マップ「ヴェルダンスク」では、「未解決事項」という特殊な契約を達成し、ナカトミプラザにある金庫の1つを開けることで、このスペシャリストPERKを入手できた(『ウォーゾーン パシフィック』時代のイベント「Rebirth Reinforced」でも隠し要素として登場した)。
また、この画像の背景は、かつての『ウォーゾーン』で登場したリサージェンス用マップ「リバースアイランド」のようだ。「リバースアイランド」と「フォーチュンズキープ」は2024年内の復刻が昨年の時点で発表済みだが、早ければ「シーズン2」からプレイできるのかもしれない。
エアストライクに改良
アップデート時の不具合の1つに「キルストリークの通知バナーが表示されない」というものがあった。これについてもRaven Softwareは、「シーズン2で予定しているゲームプレイ品質改善アップデート作業の副作用」として、シーズン2の新要素をチラ見せしている。
クリップによると、どうやらキルストリーク「エアストライク」が改良。爆撃される位置がミニマップ上で具体的に確認可能になるようだ。
フェアプレイやバランスを考慮すると、この機能にはまだ改善の余地があるそうだが、詳細は今後のアップデート時に解説される。シーズン1リローデッドが始まったばかりだが、今回の一連のティザーは、シーズン2が早くも楽しみになるものだ。
- タイトル:Call of Duty: Modern Warfare Ⅲ(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア Ⅲ)
- 発売日:2023年11月10日
- 対象機種:PS5/PS4, Xbox X|S/Xbox One, PC(Battle.net / Steam)
Source: X
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