Respawn Entertainment(リスポーンエンターテインメント)の『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』では、FFコラボイベントの開催時、キルカメラが実装されて話題となった。
この件とつながっているのか、現在は「コンバーター・ソフトウェアへの対策がサイレント実装された」可能性がコミュニティ内で報告されている。
『APEX』セキュリティスタッフの意味深発言
いわゆる「コンバーターソフト」に対策が入ったのだろうか。『エーペックスレジェンズ』公式からは何の発表もないが、セキュリティを担当する開発スタッフHideoutsことConor Ford氏が、1月19日に意味深なツイートをしている。
「やつらをエーペックスからこっそり消してるよ…。こういうのが大好きさ」
コンバーターソフトが使えなくなった?
セキュリティスタッフの発言であることから、やはりチートなど不正行為への対策を意味すると思われる。
実際のところ、この投稿に前後した1月19日のミニアップデート後、国内外のエーペックスコミュニティで興味深い報告が目につくようになった。Redditのエーペックスサブレでは現在、「『REWASD』などの、キーボード&マウスで有利になれるソフトウェアが対策された。ソフトを削除することでのみ治る」という話が注目を集めている。
「REWASD」とは、キーボード&マウスの設定をコントローラーに割り当てたり、コントローラーの設定をキーボード&マウスに割り当てるためのソフト。XIMのように実体のあるハードウェア・コンバーターに並ぶ、ソフトウェア・コンバーターと言える。
いつの間に実装された機能なのか、ソフトウェア・コンバーターを使おうとしても、「クライアントがチート対策ランタイムの整合性チェックに失敗しました」というエラーが出てプレイできなくなっているという。そして、コンバーターソフトを削除するとこのエラーが消えるという。
試しにXで「rewasd」などで検索をかけてみると、日本のプレイヤーからも同様の報告が見られる。前述のHideout氏のツイートと関係しているのだろうか?
2024年は新たな不正対策実施?
とはいえ、普通にプレイしているほとんどのユーザーには無関係な話。「コンバーターソフトを使うとエラーが出るようになりました。ソフトを削除すると治りますよ」などとアドバイスされても困るだろう。まるでその手のソフトを使っていて当然と言わんばかりだ。
「ときどき思うんだが、ゲーム内の『設定』以外のツールを使わずにこのゲームをプレイしてるのって、俺だけなのかな」
Redditユーザーの1人は、今回の話題にこのようなコメントを寄せる。もちろんそんなはずはなく、他のユーザーたちが「1人じゃないぜブラザー!」と励ます光景が見られる。エーペックスのみならず、さまざまなオンラインゲームで不正なプレイスタイルが蔓延している現状の深刻さがうかがえる。
今回の件については、先日『FINAL FANTASY 7 REBIRTH(ファイナルファンタジー7 リバース)』とのコラボイベント開催時、ミックステープに突然キルカメラ(キル・リプレイ)が実装されたことを思い出す。こちらも不審なプレイヤーを通報するのに便利な機能で、サイレント実装という形で登場した。果たして関連があるのだろうか。
繰り返しになるが、『エーペックスレジェンズ』公式からは何も発表されていない点は留意しておこう。しかし、開発スタッフは今後キルカメラやコンバーターソフト対策に続き、さらに新しい不正対策を次々にリリースしてくれるのかもしれない。期待しながら続報を待とう。
Source: X, Reddit
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コメント
コメント一覧 (11件)
PC版いつもこんな話題ばかりで大変だね