Respawn Entertainment(リスポーンエンターテインメント)の『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』ではここのところ、プロ競技シーンで起きたハッキング事件を皮切りに技術的なトラブルが続き、コミュニティに混乱を招いていた。
しかし、こうした不具合の解消作業にもようやく一区切りついたようだ。昨今のトラブルへのお詫びとして、RespawnからAPEXパック8個を全プレイヤーに配布中。忘れずにログインして確保しておこう。
『APEX』で詫びパック8個配布中
「先日発生したデータ停止およびデータ復旧作業につきまして、ご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ございませんでした。 皆様のご理解に感謝の気持ちを込めて、Apexパック8個を全ユーザーにプレゼントいたします。 4月25日午前2時(日本時間)までにゲームにログインしてお受け取りください」(日本語はEA Japanより)
そもそもなぜ、このようなパックの無料配布が行われたのか。以下はここ半月ぼの出来事の解説となる。
公式大会ハッキング事件から始まった不運
3月下旬から4月にかけて、『エーペックスレジェンズ』は不運の連続だった。
きっかけとも言えるのは、プロ競技シーン「ALGS」で起きたハッキング事件。これはエーペックスのプロ選手たちが公式大会の試合中、何者かによってPCに侵入されるというeスポーツ史上においても前代未聞の出来事だった。
事件が起きた大会はその後、非公開で再開。後に録画が配信された。また、5月に開催されるオフライン世界大会「スプリット1プレイオフ」にも影響はない。
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事件を受け、コミュニティでは「エーペックスにはセキュリティに脆弱性があるのではないか」といった憶測が広がったが、その後Respawnはプレイヤー保護のためのアップデートを実施済み。ハッキング事件については犯人側の手口に不明点が残るも、現時点では一般プレイヤーへの被害は及ばずに済んでいる。
データ反映の不具合とランク仕様変更
これで一安心かと思いきや、一連のセキュリティアップデートを経て、新たなトラブルが発覚した。
3月27日にはプレイヤーの獲得したバッジやシーズンチャレンジの実績データが正常に反映されないという不具合が多数報告。さらに4月3日には、プレイヤーの「アカウントがリセットされてしまう」という出来事も起きた。
実際には、これらのデータは壊れたり消えたりしたわけではなく、技術的な問題で正常に反映されなかったものと思われる。いずれも騒動は一時的なもので、現在は復旧済み。
一方で、技術的なトラブルではないものの、復旧作業の影響でランクマッチのスプリット切り替えタイミングが変更。4月3日予定だったものが、4月5日になった。
ここでは同時に、ランク報酬の仕組みも(シーズン19から)変更されたことが判明。現在は「シーズン中に到達した最高ランクではなく、シーズン終了時点のランクに基づく」ことが明言された。時間をかけて得た経験やスキルは失われないとはいえ、スプリット1から奮闘していたプレイヤーたちは肩すかしを食らったと思われる。
正常な環境へ復帰
半月ほどトラブルが続いたエーペックスだったが、それもようやく一段落ついたようだ。4月9日には各種の不具合への対処を主とする最新アップデートをリリース。そして11日には、上述の通り「詫びパック」を配布し、現在に至る。
- 4月9日のアップデート
- ランクのパーティーにおける、プレイヤー間のランク・ティア差を3に制限
- これまで獲得したランクバッジが、正常なランクを表示するようになった
- クラッシュ後に再接続した際の接続エラー「Code:Cloud」を修正
- ギフトアイテムを受け取った際、そのプレビューを正常に確認できるようになった
- ローカライズ、アイテム、外見変更アイテムにさまざまな小規模の修正
- Switch版の安定性に対処する複数の修正
あっという間にシーズン20も後半戦が進行中の『エーペックスレジェンズ』。引き続きシーズン20のランクや各種チャレンジをこなしつつ、レジェンドアップグレードによる新環境への理解を深めていこう。
Source: X
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コメント
コメント一覧 (13件)
詫びパックで初めてスパレジェ出たわ
物乞いのお子ちゃまにはパックじゃなくてウエハースのほうが良かったんやろ
当てるのに数万かかるレジェンドシャードを金を落とさない貧乏人に配るわけないだろ笑頭の中お花畑か?そんな頭してるから貧乏人なんだろ。