本日2024年4月27日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch 2(オーバーウォッチ 2 )』 の短編小説「ヒーローたちの夜明け:破壊と再興」を公開した。
短編小説「ヒーローたちの夜明け:破壊と再興」
短編小説「破壊と再興」は、シンメトラ(サティヤ・ヴァスワニ)の視点で進行。彼女は「ヴィシュカー・コーポレーション」からの使者として、ヌルセクターの攻撃を受けたパリの再興に必要な技術を求め、その技術を保有する「アトランティック・アーコロジー」に向かう。
アトランティック・アーコロジーで、シンメトラは旧友であるライフウィーバー(ニラン・プルクサマニー)と再会する。過去の確執や現在の立場、ヴィシュカーへの疑念などを理由にぶつかり合う両者。その最中、アーコロジーが「ヌルセクター」による襲撃受け、列車のプラットフォームで叫び声が上がる。
シンメトラとライフウィーバーは、それぞれの得意分野でヌルセクターの襲撃に立ち向かい、被害を最小限に食い止めることに成功。共闘を通して現在のお互いを理解しあった二人は、過去の話で笑い合える程に和解する。
別れ際、ライフウィーバーは「ヴィシュカーについての疑問にもっと答えを得たいと思うのなら、創設者(バット博士)について調べるといい」とシンメトラに告げる。そしてその真相がライフウィーバーの予想通りであれば「アーコロジーには、君という素晴らしい才能が加わる(シンメトラがヴィシュカーを抜ける)だろうね」と意味深なジョークを送る。
深まる「サンジェイ・コパール」への疑惑
短編小説「破壊と再興」は、シンメトラやライフウィーバーの背景ストーリーの掘り下げが主となっており、ストーリー面の大きな進展は見られなかった。
しかし、過去の短編小説と現在進行中のストーリーであるPvPモード「ストーリー任務」を繋ぐ役割を担っており、ヌルセクターがオムニック達の頭部に取り付ける「謎の装置」も登場している。
前回公開された「競い合う友」も同じような役割の内容となっていたため「ヒーローたちの夜明け」シリーズは、オーバーウォッチやタロンといった中心組織に所属していないヒーローをメインストーリーに結び付けるシリーズになるのだろう。
また、今回の短編小説でもシンメトラと同じ「ヴィシュカー・コーポレーション」に所属する人物「サンジェイ・コパール」の名が登場している。サンジェイは短編小説「ストーン・バイ・ストーン」やコミック「より良き世界」などシンメトラを主人公とした作品に度々登場しており、思想の強さや怪しい動向に注目が集まっている人物でもある。
今回のヌルセクターによるアーコロジーへの襲撃に対しシンメトラは、以下のように反応している。
昨日のパリでの襲撃は、さらなる混沌の序章でしかなかったのだ。まさに、サンジェイの懸念していた通り。
シンメトラがアーコロジーにいるタイミングで、亡命するオムニックが増え始めたばかりのアーコロジーにヌルセクターが襲撃を仕掛けたのは、だの偶然なのだろうか?
Source: Overwatch
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