『Destiny(デスティニー)』のパッチ 1.1.1が今月の後半に予定されており、それによってPvEとPvPでの全体の武器バランスが調整されることになります。
全ての修正はコミュニティからのフィードバックとユーザーデータに基づくもので、パルスライフルのようなあまり使用されていない武器をより効果的にする一方で、使用割合の高いオートライフルの基本ダメージを下げるといった変更が説明されています。
またスカウトライフル、スナイパーライフル、ヘビーウェポンについては、次回のパッチでは手を加えられる予定はないとのことです。
以下はBungieによって最近公開された、PvEとPvPにおける武器の使用割合を示したインフォグラフィックです。
オートライフルの使用割合が他の武器を圧倒しているなか、パルスライフルはあまり使われていないという状況です。
Bungieはこれに関して、目標としている各武器に関するゴールと、次回のゲームアップデートによってどのように修正されるかについて、以下のように説明しています。
オートライフル
ゴール
- オートライフルの最適なレンジは近距離から中距離
- ダメージ、安定性、レンジを調整。
変更
- オートライフルの基本ダメージを2.5%下げる(発射レートのスタッツに応じて平均化。高発射レートのダメージ減は少なく、低発射レートのダメージ減は大きい。)
- 有効レンジの値を下げることで、ダメージが下がり、戦闘において精度がより重要な要素となるようにする。
- 高いスタッツ値におけるレンジの減少はそれほど激しくはないため、長距離の戦いではレンジのスタッツがより重要になる。
パルスライフル
ゴール
- パルスライフルの最適なレンジは中距離であるが、近距離・長距離においても依然として敵に対して効果的に機能する。
- 動いているターゲットを捉え、バースト時には正確にダメージを与えることができるように発射レートを設定する。
変更
- パルスライフルの基本ダメージを9.7%増加する。DPS(1秒あたりのダメージ)は他のプライマリーとさらに一致するようになる。
ハンドキャノン
ゴール
- ハンドキャノンの最適なレンジは中距離。
- ハンドキャノンは発射のペースが遅いときは最適だが、素早い発射のときは有効性が下がる。
- 攻撃を受けているとき、標的を正確にターゲットしているとき、そしてスナップショットのときなどに機敏性を与える。
変更
- 有効レンジを減らす。
- ダメージ下降がより近い距離から始まり、連続発射のロングレンジの精度はより低くなる。
- 発射開始時の精度をわずかに下げる。
- この変化は近距離から中距離では気付くことはないが、遠くの距離から使用されるときにはレンジの意識を強調することになる。
フュージョンライフル
ゴール
- フュージョンライフルの最適なレンジは中距離、つまりターゲットを追うのが容易で、なおかつ敵にとってはチャージ中に攻撃するには十分な近さではない。
- 戦闘における洞察力と敵の動きを予測する能力を必要とする。
変更
- ブラスト範囲が少し広がる
- 近距離から中距離では大して影響はないが、遠くの距離からでは1つのターゲットにヒットすることが少なくなる。
- 遠距離におけるワンヒットキルの信頼性を減らし、グループに対する拡散ダメージを良くする。
- 開始時の弾数は全て減らされる。この変更は主にクルーシブルに影響を与える。
- クルージブルの試合では、プレイヤーが所持するフュージョンライフルの弾数は少なくなる。
- PvEにおいてはプレイヤーの弾数が継続的に観察されている。そして最初にログインしたとき、あるいはクルージブルの試合を開始したときにのみ、開始時の弾薬値が適用される。
ショットガン
ゴール
- ショットガンの最適なレンジは極めて近い距離。
- 近接攻撃や他の接近戦クラスのビルドを補完してくれる。
- ショットガンを持ち、敵に向かって攻撃的に接近するのは、タイミングのうえでリスクとも成果ともなり得る。
変更
- 全ての非ガーディアン戦闘員(エイリアン)に対するダメージを2倍にする。
- ダメージ下降の開始が早くなるため、ロングレンジのショットガンをもつクルーシブルのプレイヤーは、ワンヒットキルを成功させるために素早く接近する必要がある。
- (フュージョンライフルのように)クルージブルにおいて開始時の弾数が全て減らされる。
- クルージブルの試合では、プレイヤーが所持するショットガンの弾数は少なくなる。
- PvEにおいてはプレイヤーの弾数が継続的に観察されている。
- 最初にログインしたとき、あるいはクルージブルの試合を開始したときにのみ、開始時の弾薬値が適用される。
Source: Bungie.net
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