新作FPS『Gray Zone Warfare(グレーゾーン ウォーフェア / GZW)』は、チェコのインディーゲームスタジオMADFINGER Gamesが、Unreal Engine 5を採用して開発中のPCゲーム。
ついにアーリーアクセスがスタートし、Steamページから各エディションを購入可能。この『Gray Zone Warfare』をどのようにプレイすればいいのか、日本向けガイドを作成したので参考にして欲しい。
『Gray Zone Warfare』アーリーアクセスガイド
『Gray Zone Warfare』のアーリーアクセスがスタートした。各エディションの違いはこちらの記事を参照してほしい。
以下では、『Gray Zone Warfare』のコアシステムを解説。リアルに弾道がシミュレートされた武器を撃つだけでもそれなりに楽しめるが、クエストの進め方や、ヘリでのファストトラベル、独自のヘルスシステムなどを把握しておけば、このゲームをより深く味わえるだろう。
なお、以下はすべてテストプレイ時点の情報。アーリーアクセスは数年に渡って行われ、6ヵ月に一度大型アップデートを実施予定。それ以外にもミニアップデートが頻繁にリリースされるため、細部の仕様がどんどん変わる可能性がある点は留意しよう。
(テストプレイから重大な仕様変更などがあった場合は追記・訂正予定)
『Gray Zone Warfare』の世界
『Gray Zone Warfare』の舞台となるのは東南アジアの島国「ラマン」。「災害」と呼ばれる謎の大爆発事件をきっかけに、国土は事実上放棄され、地域全体が国際的な監視下に置かれている。
ラマン国民を救助すべくUNLRA(国連ラマン救済機関)が設立されるも、現地はLAF(ラマン武装勢力)や犯罪組織、海賊、ならず者があふれる無法地帯に。
現在はラマンの支配をめぐり、3つのPMCと現地勢力が戦いを繰り広げている。プレイヤーはこの三大PMCのうち1つに所属することになる。
ゲーム起動時:キャラクリと派閥の選択
ゲームを起動したら、早速キャラクリ。『Gray Zone Warfare』はアーリーアクセス中であるため、まだ外見のバリエーションは少ないが納得のいくキャラを作成しよう。
ラマンの三大PMC
外見が完成したら、次は派閥を選択。どの派閥を選択してもでもスタート時点の自分の状態は変わらないが、フレンドと同じ派閥にいないとパーティーが組めないので注意(フレンド検索で見つからなくなる)。
『Gray Zone Warfare』に登場する3社のPMCは、それぞれ異なる背景ストーリーを持っており、マップ上のスタート地点も異なる。ラマンで活動する3社のPMCは以下の通り。
- LAMANG RECOVERY INITIATIVE(ラマン・リカバリー・イニシアチブ、画像左)
- 世界最大の富豪によって設立されたPMC。生存者の救出など人道支援活動に従事し、地域の汚染を取り除くための科学者や技術者チームも擁している。ラマンを再び人の住める島に戻すことを目的とする、平和的かつ慈善的な企業である…、と同社からのメッセージには記載されている
- MITHRAS SECURITY SYSTEMS(ミトラス・セキュリティ・システムズ、画像中央)
- 従業員の過去には重きを置かない、兵士たちによる、兵士たちのためのPMC。戦争は収益源として利用するのみで、ラマンで実際のところ何が起きているのか、理解している従業員は少ない。あるいは、そもそも気にしていない
- CRIMSON SHIELD INTERNATIONAL(クリムゾン・シールド・インターナショナル、画像右)
- かつてシリア内戦初期に悪名をはせたPMC。作戦成功率95%を誇るものの、そのやり方はあまりにも効率重視かつ冷酷。成功のためには犠牲もいとわない方針を疑問視する声もある。社風にひかれる元軍人は多いが、現場に派遣されるのは真に傑出した兵士のみ
ただしアーリーアクセスの時点では、プレイヤーに供給される軍需品や、関与できるNPC、クエストは3社すべて同じ。今後の開発で、それぞれのPMCで出てくるクエストやキャラクターなど、違いがより明確になっていくという。
キャラクターが完成したら、メインメニュー画面でPvPvEの「WARFARE」モードか、PvEの「JOINT OPERATION」モードを選択。また、サーバーもここで選択。「NORTH EAST ASIA(アジア北東)」がおすすめ。
フレンドリストからフレンドを招待し、準備が整ったら「Ready(準備完了)」を選択。パーティーリーダーが「Deploy(展開)」を選択すると展開を開始する。
ベースキャンプでスポーン
プレイヤーたちは所属するPMCのベースキャンプ(拠点)でスポーン。この拠点内のみが安全地帯で、仲間の兵士やフレンドを攻撃してもダメージ判定はない。しかし一歩でも拠点の外に出てしまうとフレンドリーファイアが有効化されるので注意。
また、ゲーム終了時は拠点内にいる必要がある。拠点の外でログアウトするとデス判定になり、持ち物をすべてドロップしてしまう。回線切断された場合は、詳細な仕様は定かでは無いものの、再接続すればデス判定とならずに復帰できるケースがテスト中に確認されている。
今後のアップデートでは、臨時の拠点となる前哨基地システムが登場し、拠点外でのキャンプも可能になる予定。
TESTをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。