アサシンタイプのエージェントたち
体力が低い代わりに、攻撃力は高い。正面きっての撃ち合いというよりは、敵の意識の隙間をつくような戦い方で輝くエージェントたちだ。
ミヌー
- アンロック方法:初期解放
- アビリティ「スピードリンク」:移動速度が大幅に向上し、体力が回復する。エネルギーコスト3。
- 武器「KA-NIP 22」:射程と弾倉容量は少ないが、高いレートを持ち、近距離で強さを発揮する。1マガジン30発。
- 代替アクション「照準を覗く」:画面右側をダブルタップすると照準を使用した精密な射撃が可能になる。
- 初期コアステータス:体力3000 攻撃力220
ミヌーにとって、敵に先に補足された状態での戦いは基本的に分が悪い。装備しているサブマシンガンは、遠距離攻撃時の精度と威力減衰が著しい。レートは高いものの、1マガジンに30発しか入っていないため、油断するとすぐリロードに入ってしまう。最低クラスの体力しか持たない彼女が敵の前で隙を見せてしまえば、後は倒されるのを待つだけだ。
彼女の生命線は機動力だ。スピードリンクを発動すると、移動速度が1.5倍ほど増加し、体力が500程度回復する。これ単体だと大したことがないアビリティのように思えるが、スピードリンクの真骨頂はそのエネルギーコストの低さとクールダウンの短さだ。わずか3秒程度のクールダウンしかないため、上手く物陰に隠れながら発動すれば、常にスピードリンクをアクティブにした状態で敵と戦える。
よって、ヒットアンドアウェイを繰り返しながら、敵の戦力をジワジワ削っていくような戦い方でこそ彼女の能力は輝く。攻撃されてしまったら逃げて、敵の意識が逸れたらすかさず狩りにかかる。攻めにも守りにも有用なスピードリンクをいかに使いこなせるかが大きく状況を左右するだろう。敵を翻弄して引っ掻き回すのが得意なプレイヤーにオススメだ。
スイフト
- アンロック方法:7500コーペン or 1250ダイヤ
- アビリティ「ゾーンワープ」:発動すると時間が巻き戻る。数秒前に居た場所に移動し弾薬や体力もある程度回復する。エネルギーコスト5。
武器「KURU PRO SHOTGUN」:発射速度と射撃精度の高いセミオートショットガン。1マガジン12発。 - 代替アクション「照準を覗く」:画面右側をダブルタップすると照準を使用した精密な射撃が可能になる。
- アタッチメント「レーザー」:腰だめ撃ちの精度が高まる。
- 初期コアステータス:体力3000 攻撃力750
スイフトはミヌーより近距離向けのエージェントだ。装備しているショットガンはレートが高く素早く敵の体力を削ることが出来る。精度も悪くないので、総じて攻撃力が高いエージェントといえるだろう。
しかし、彼女はアサシンらしく体力はミヌーと同じ最低クラス。下手に敵に突っ込んでしまえば倒し切る前に倒されてしまう。そこで、ゾーンワープを使って回復と退避を同時にこなしていくことになる。ゾーンワープを発動すると、数秒前に時間を巻き戻し、体力や弾薬がある程度回復する。加えて、自分の位置も数秒前に居た場所まで戻してくれる。
この自分の位置が変わるという仕様をどれだけ上手く使いこなせるかが、彼女を使う際にキーポイントとなるだろう。単純な回復アビリティとして使ってしまうと、そのまま敵に後ろを取らせてしまうことになりかねない。一方で、上手く敵の側面や背後をつければ、体力も弾薬も回復した状態で、強力な近接火力を発揮することが出来る。目の前の敵に動揺せず、クールにリスク管理を出来るプレイヤーにオススメだ。
クリーパー
- アンロック方法:7500コーペン or 1250ダイヤ
- アビリティ「ボルテックスラトル」:移動中の方向にテレポートし、敵をかく乱する。エネルギーコスト2。
- 武器「KURU DARK」:近接攻撃用の武器。弾倉が大きく、高いダメージを与えられるが、発射速度が遅い。1マガジン35発。
- 代替アクション「照準を覗く」:画面右側をダブルタップすると照準を使用した精密な射撃が可能になる。
- アタッチメント「サイレンサー」:敵に銃声で居場所がバレるのを防ぐ。
- 初期コアステータス:体力3500 攻撃力240
瞬間的な機動力だけでいえば、彼がナンバーワンかもしれない。ボルテックスラトルはいわばショートワープのようなもので、発動すると5mほどの距離を素早くワープする。さらにエネルギーコストも低く、クールダウンも極めて短いため、エネルギーゲージをしっかりと溜めていれば、最大5回の連続発動が可能になる。近距離だけではなく、中距離遠距離も素早く移動できるだろう。
ただ、その飛び抜けた移動性能の高さゆえに回復も防御も付与されていないため、攻撃も防御もこれ一つでこなさなければならない。障害物は貫通できない仕様なので、下手に発動すると壁にひっかかってしまう。アサシンタイプらしく体力は並以下なので、そうなると高い確率で倒されてしまうだろう。かといって距離をとってしまうと、距離減衰により武器の威力が半分になってしまって、アサシンとして十分な働きができなくなってしまう。
よって、彼を使いこなせるかどうかは、プレイヤー自身の空間把握能力にかかっている。敵の位置と自分の位置を含めてマップの構造をしっかりと把握しなければならない。どの道から攻めれば効率よく敵を倒せるか、今撃ち合っている場所から近い逃げ道はどこかを意識しながら戦っていければ、クリーパーの機動力に追いつける敵は居ないだろう。何よりも瞬発力を重視するプレイヤーにオススメだ。
ゴースト
- アンロック方法:8000コーペン or 1500ダイヤ
- アビリティ「ニューラルクローク」:姿が限りなく透明に近づき、移動速度が上昇。ナイフが装備され、敵に強力な刺突攻撃が可能になる。エネルギーコスト5。
- 武器「KURU 9 SHOTGUN」:接近戦用のポンプアクションショットガン。リロードは一発ずつになるが、敵に与えるダメージが大きい。1マガジン5発。
- 代替アクション「スタブ」:画面右側をダブルタップすると、敵にナイフを使って攻撃する。
- 初期コアステータス:体力3000 攻撃力2900
もし、戦場に姿が見えない敵が居たらどうなるのか?ゴーストはその脅威と利点を身をもって教えてくれるエージェントだ。ニューラルクロークを発動すると、全身が透明になる。1人で真正面から走ってくるのであれば辛うじて見えるレベルに透けてる。敵や味方が入り乱れ、あちらこちらでアビリティ発動のエフェクトが散乱し、常にいろいろな方向を見て置かなければならない戦場では、その姿を常に視認するのは不可能に近い。
ゴーストにとって問題になるのは、一撃を入れた後にどうするのかというところに尽きる。ニューラルクロークを発動した後はナイフしか装備できなくなるものの、前述の通り視認は極めて難しいし、ナイフの威力は初期状態で4000と申し分ない数値を叩き出してくれる。ただし、ナイフで攻撃した後は強制的に透明状態が解除されてしまうのだ。必然的に、他の敵が居たらまっさきに的にされるだろう。
ショットガンの攻撃性能が高いので、先手を取れれば2人目までならなんとかなるかもしれない。3人目はいかんともし難い。これがゴーストだ。そのため、強力なアビリティに頼り切りにならない立ち回りの工夫が求められる。味方の進行に乗じたり、撃ち合っている敵の後ろにこっそり回ったりといった類のものだ。敵の意識の隙間をつくことが生き甲斐なプレイヤーにオススメ。
モナーク
- アンロック方法:11250コーペン
- アビリティ「ピストルスワップ」:スナイパーライフルを接近戦に有効なラピッドファイアピストルに切り替える。エネルギーコスト4。ピストルは1マガジン12発で、威力減衰が激しい。
- 武器「VON 7 SNIPER」:ボルトアクション式のスナイパーライフル。精密な射撃で大ダメージを与えることができるがリロードは遅め。ロックオン後に発射可能。1マガジン5発。
- 代替アクション「照準を覗く」:画面右側をダブルタップすると照準を使用した精密な射撃が可能になる。
- 初期コアステータス:体力3000 攻撃力3750
遠距離攻撃の鬼。全エージェントの中で唯一スナイパーライフルを装備でき、誰よりも遠くから高いダメージを一方的に押し付けることが出来る。FPS・TPSにおいて、射程がそのまま強さに繋がるのは皆さん御存知の通りだ。ロックオンゲージが狭まって発射されるまでにやや間があるが、それを差し引いてもぶっちぎりの遠距離性能だ。
安全にキルできるという点では誰よりも優れているモナークだが、『MCVS』の基本ルールはゾーンコントロール。敵をいくら倒そうが、エリア内にエージェントが居ないとゲージが進まない。このゲームのリスポーンは早いため、チマチマと敵を倒していても積極的な敵には押し切られてしまうだろう。
よって、遠くから敵を排除しつつも、常にゾーンの様子には注意しておいて、場合によっては自身がゾーン内に入って敵を食い止めなくてはならない。アビリティのピストルスワップを発動すれば近距離戦もそれなりにこなせるので、動くべきタイミングを見極める必要が出てくるだろう。戦いの状況をつぶさに観察できる余裕あふれるプレイヤーにオススメだ。
スペシャリストタイプのエージェント
これまでに出た3タイプのどれにも当てはまらない特殊なエージェント。現時点で登場しているのはクルトのみ。
クルト
アンロック方法:1250ダイヤ
アビリティ「ヴェノムガジェット」:地面にトラップを設置。ひっかかった敵に継続ダメージを与え、移動速度を低下させる。エネルギーコスト5。
武器「VENOM-O-MATIC」:継続的に敵に毒のダメージを与え続ける。攻撃された敵は移動速度や視点移動が遅くなる。1マガジン50発。
代替アクション「ターゲットスナップ」:画面右側をダブルタップすると範囲内の敵をロックオンする。
初期コアステータス:体力3750 攻撃力250
クルトは現在唯一のスペシャリストに分類されるだけあって、その性能を一言で説明するのは難しい。コアステータスはアサシンタイプよりだが、武器もアビリティもかなりユニークに仕上がっている。
彼のウリは、簡単に言うと、敵へのバッドステータスの付与だ。動きが遅くなるという効果はオンリーワン。狭いエリアを取り合うこのゲームにおいて、動きが取れなくなることは敵の火力が集中することを意味する。ガスは素早く拡散するため、狙って回避するのは難しい。継続ダメージも馬鹿にならないため、一斉に攻撃されれば逃げる間もなく倒されてしまうだろう。
よって、彼の能力は1人で真価を発揮するものではない。単独での攻撃力も低くはないが、何より移動速度を低下させた敵を味方が倒してくれることによって本領を発揮する。ゾーンへの入り口はたくさんあるとはいえ数は限られているため、トラップを仕掛けて待ち伏せを行うのも有効だろう。搦め手を好むプレイヤーにオススメ。
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