『Overwatch(オーバーウォッチ)』や『Call of Duty:WWII(コールオブデューティー ワールドウォー 2)』、『Destiny 2(デスティニー 2)』の配給元として知られるアクティビジョン・ブリザードですが、昨年2017年にマイクロトランザクション(少額課金)で約40億ドル(約4,304億円)の収益を得ていたことが業績発表から明らかになりました。昨年の36億ドル(約3,875億円)と比べると約111%の成長率となっています。
昨年に引き続き顕著な成長を見せるマイクロトランザクションからの収益ですが、4億ドルのうち2億ドルは傘下の『キャンディークラッシュ』を代表作に持つキングデジタルの売上となっており、モバイルゲームのみで2億ドルの売上を記録していることになります。
残りの2億ドルはアクティビジョン・ブリザードのゲームからとなっており、『CoD』シリーズ、『Overwatch』、『Destiny』シリーズ、その他のタイトルのゲーム内通過やDLCからの売上となっています。
さらに、CoDポイントや『Destiny』のシルバーの売上は2016年度より増加しているとのことで、メインIPでのマイクロトランザクション(少額課金)による収益の成長が顕著であることが伺えます。
昨今、物議をさらに醸しているゲーム内のマイクロトランザクションですが、収益が増えるにつれてユーザーへの誠実さが厳しく問われる時代となってきました。そのカテゴリーにおいて経験豊富なキングデジタルを傘下に抱えるアクティビジョン・ブリザードなので、「Pay to Win(お金を出せば勝てる)」となるような形を取ってしまうことはないことに期待しましょう。
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Source: Charlie Intel
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