有名クリエイターの引退や、イベント主催者の撤退など、『Call of Duty: Warzone(コール オブ デューティ ウォーゾーン)』は現在最もチーターの被害を受けているゲームだと言えますが、チートしている側の全貌がいよいよ暴露されました。Twitchストリーマーのexzachtt氏が放送中に偶然出会ったチーターから、話を伺ってみましょう。
チーターが絶対にBANされない理由と方法
『CoD:WZ』ストリーマーのexzachtt氏は放送中にチーターとおもしきプレイヤーを発見、パーティーを組んでボイスチャットをしてみたところ、多くの衝撃的な内容を聞き出すことに成功しました。以下はチーターの告白した話をダイジェストにまとめたものです:
- プレイは『CoD:WZ』の配信時から始めており、チート抜きで全チャレンジをコンプリートするほどやり込んだ。チートを使いだしたのは4ヶ月前の2020年10月から。
- チーターが多すぎて嫌気が差したので、問題を全く解決出来ていないActivisionへのアンチ活動として自身もチートを使い始めた。
- Activisionがまともなアンチチートを開発できていないのは、Activisionが十分な関心を向けていないからだと思っており、ロビーの150人中147人がチーターになるほど蔓延すれば、さすがに真面目にアンチチートに取り組むだろうと期待。
- BANされないことはないが、チートプレイ用のサブアカウントを30個持っている上に、永久BANを回避する方法があるので、BANで遊べなくなるということはない。
- 通報が届くとたしかにアカウントが調査されるのだが、ハード上でチート用のソフトを起動したという証拠さえ掴ませなければ、企業であるActivisionは永久BAN処置をすることが出来ないため、シャドウバン(7日間の一時停止処理)だけで済む。
- VPNを使ってプレイしている上に、ハードウェアIDを隠蔽するソフトもあるので、IPアドレスBANやハードウェアIDBANも回避している。
- その上でつい最近新しいパソコンを組んだので、チートツール使用の痕跡を辿られる痕跡はさらになくなった。
- 使用しているチートツールは「オートエイム」や「透視」、「相手の装備や状態などを表示」する(俗にESPと呼ばれている機能)などを搭載した“高級品”で、値段は月額20ドル。安いので10ドルのものもある。
- それとは別に、レベル1の新アカウントでも全武器全アタッチメントを解除することのできるツールがあり、そちらは120ドルで買いきった。
- 機能をフルで活用したら、それこそ1人でロビーの半分のプレイヤーをキルすることも容易いが、さすがにそうすると即永久BANされるので20~30キル程度で済ませている。
- 運悪くActivisionスタッフと一緒のロビーに入っても、現行犯逮捕で即永久BANされる。チートを使ってきた4ヶ月で唯一永久BANされたのはその時。
- 壁越しにキルするのはグリッチであり、チートとは無関係。きちんと研究して、壁を弾が貫通する場所さえ把握できれば誰でもできる。壁抜きバグは昔から発見されていたが、Activisionは全く修正しようとしていない。
- チートの通報はたしかに受理されているが、前述した通りそもそも通報から検査が入っても証拠不十分で逃げ切れるのであまり効果がない。
- ブロック機能を使えば、そのアカウントと同じロビーに入った時は自動再マッチングしてくれるので、同じチーターと2度と会いたくないならブロック機能の方が有効。
- 毎週アップデート後数時間の間だけは、チートツールを防げている(Activisionが対策している)。だがすぐにチート開発者にクラッキングされる。
- チートプレイはとても中毒性が高い。ほぼBANされない事がわかっているので、自分はActivisionが問題を解決するまでチート利用をやめるつもりはない。
連鎖的に広がるチーターコミュニティ
このチーターは「Activisionが無力だから抗議のためにチートを使う」と、あたかも活動家のような詭弁を弄していますが、BANを警戒しつつもチートを楽しんでいるのは明らかに見えます。本当にチートが嫌で企業に抗議したかったら、単純に遊ぶのを辞める方法もあります。結局彼も同じ穴の狢で、チートで他プレイヤーのプレイングを阻害する、ただの卑怯ないち犯罪者であることには変わりません。
exzachtt氏も話を聞かせてくれたことに感謝こそすれ、最後までチートに嫌悪感を示し、そこまでする必要はなかっただろうとチーターの説得を試みていました。全員がブロック機能を駆使すれば、いずれチーターはチーターとしか戦えなくなりそうですが、現実的ではないでしょう。
加えて述べるなら『CoD:WZ』の発売元であるActivision Blizzardはかなりチーター対策に力を入れており、チート業者を訴訟して閉鎖に追い込むという、企業にとっては最も疲れる方法なども駆使してチーター対策に励んでいます。決してチート状況に無関心ではありません。
ただし現実としてチーター問題はいたちごっこな状況が続いており、今回告白したチーターのように「他のチーターに釣られて自分もチートを使い始める」と、逆に連鎖的にその数を増やし続けている始末。これまでとは違う、抜本的な対策を講じない限り、『CoD:ウォーゾーン』はさらなる苦境に立たされていくでしょう。Activision Blizzardのアクションが待たれます。
『Call of Duty: Black Ops Cold War(コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー)』の発売日は2020年11月13日で、対象機種はPS5 / PS4 / PC / Xbox One / Xbox Series X | S。
Source:Twitch
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コメント
コメント一覧 (17件)
壁抜きはグリッチじゃねーよw仕様だろw
でもsony公認のコンバーターあるよね^^
公認だからゲーム側は文句言えないので使わせていただきますね^^
あ、でも君たち負けたら即コンバーター認定して顔真っ赤で晒すもんね笑
>業者ならまだしも、一介のチーターがなんでこんなに詳しいの?
そりゃかつては業者として携わっていたり、そういう情報を得ていたのならば詳しいはずだろう
何もおかしくはない
〉人口が圧倒的に多いのはPCってどこの時代の話だよ
こいつ頭悪過ぎで笑う
どこの時代って、今の時代だろ
てかお前の脳みそがいつの時代だよ(笑)
人口調べて見ろよ、明らかにPCが一番多いしな
こいつここまでアホやとグレーゾーンとか言い訳してコンバーター使ってるのやろなぁ...
こちらValorant
本日も晴天なり。
誤BANに配慮しすぎなんだよなぁ。クレカか電話番号(SMS)必須にしてサブアカウント制限すべき。プロパイダに通報して対策されなければ既存アカウントだけ除外してプロパイダ毎BANしちゃえばいい
人口が圧倒的に多いのはPCってどこの時代の話だよ