10年間DICEの『バトルフィールド』開発に協力してきたDICE LAとCriterion。そんな頼もしい仲間たちも『Battlefield V』開発終了をきっかけに独立し、DICEは10年ぶりの一人旅に戻るものかと思われましたが、なんだかんだでLAもCriterionも『BF6(仮)』の開発に合流、想定外に早い再会となったようです。
Criterion、EA上層部の判断で『BF』開発に電撃復帰
情報が発信されたのはプロデュース元であるElectronic Arts社の社内報から。チーフ・スタジオ・オフィサーのLaura Miele女史が社員宛に送信したメールで、『バトルフィールド』次回作に抱く期待と、その期待をより強固にするためCriterionスタジオを『BF6(仮)』開発に協力させることが述べられました。以下に全容を要約します:
- 『バトルフィールド』は今年だけではなく、今後に置いても力強いブランドとなっていく。
- 初期アルファに近づいており、次世代機の性能をフル活用している一大スペクタクル作。
- 作品の成功をより強固なものとするために、CriterionをDICEおよびDICE LAに合流させる。
- 社内で『BF6(仮)』の初版トレーラーが公開されたが、素晴らしい出来だった。BFファンも満足できるはず。
- Criterionが本来開発を予定していたレースゲーム『Need for Speed』の新作は依然開発を続行、23年度の発売を予定。
- 優秀なレースゲー開発であるCodemastersスタジオを傘下に納めたことにより、Criterionの穴をある程度埋めることができる。Codemastersの新作ゲームは22年度に予定。
- 完全在宅勤務を実施してから1年経つが、在宅勤務の開発効率はオフィス勤務よりやや劣る。
- 現在EA傘下は合計35以上ものゲームプロジェクトを開発中である。
Criterionスタジオは2014年からDICEの『BF1』、『SWBF』やVisceralの『BFH』など複数のDICE作品の開発に協力し、『BFV』ではおもにバトルロワイヤルモード「Firestorm」の開発を担当。2019年の「Firestorm」リリース後はアップデートをDICEに託し、自身はスタッフを補充しつつ数年ぶりのレースゲーム開発に取り組んでいましたが、それが2年の時を経て改めて『BF』フランチャイズに戻ってきたことになります。
先日のDICE LA開発スタッフによる告白も合わせ、これで『BF6(仮)』の開発体制にはDICE、DICE LAとCriterionの見慣れた3スタジオが揃うことに。いっときはシリーズの行く末を一部のファンから危ぶまれていましたが、EA上層部も向こう数年は『バトルフィールド』フランチャイズに力を入れる予定だそうなので、心配性な方もこれで一安心できるでしょう。新作の具体的な情報公開は今春、配信は依然として今秋予定だそうですが、EA上層部が太鼓判を押した新作トレーラーが今から楽しみです。
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Source: EA
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コメント
コメント一覧 (36件)
ワイはBF3がリリースされたときが一番感動したしハマった
BF4もザBF感あったし悪くなかった
BF1?BF5?トレーラー見て何か違う気がしたから買ってすらない
BF6は頼むでほんま…
トレーラーだけはいつもめちゃくちゃ面白そうなんだよなぁ
EAGamesChallengeEverything!!(震え声)
今の技術を集めればMAGとか簡単にリメイク出来そうだけどなぁ、なんでどこもやらないのかしら
128人対戦に期待している
なんとか捻り出した褒め言葉がトレーラーが良いでお察し
クソゲーに対してBGMは良いと言うようなもん
BFを発売日に買うやつは馬鹿
1ヶ月待てば半額になる
まーたFPSが本業じゃないスタジオに開発関わらせるのか
デッドスペースのVisceralはBFHでスタジオ解体、マスエフェクトのバイオウェアはANTHEM打ち切り、NFSやバーンアウトのクライテリオンは超過疎のBF5ファイアストームを開発
EAはいい加減「このスタジオ別ジャンルも作れるんじゃね?」思考をやめたら?
次は大丈夫やろ(震え声)
>初動に関しては、あれだけR.I.PR.I.P言ってむちゃくちゃ持ち上げてた結果だったのをもう忘れてるのか
売上も成功作の指標の一つだろ。BFVが採算取れなくて開発中止になったのをもう忘れてるのか
ライト勢も喰い付くように作らないと駄目なんだよ