Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』では11月9日、イヤー6シーズン4「オペレーション・ハイキャリバー」の新情報が公開されました。この記事ではそのうち、新防衛オペレーターのThornと彼女の固有ガジェット「レイザーブルームシェル」について、先行プレイ時の動画とともに紹介します。
新防衛オペレーターThorn
Y6S4で登場する新オペレーターはThorn(ソーン)。アイルランド出身の女性で「自分が受けた扱いはきちんと相手に返す」性格。強力な新武器UZK50Giと、固有ガジェット・レイザーブルームシェルを使い、パワフルに仕掛けるのにも、引いて守るのにも適したオペレーターです。
Thornのロードアウト
- メインウェポン
- UZK50Gi(後述)
- M870(GSG9のショットガン)
- サブウェポン
- 1911 TACOPS(Maverickのハンドガン)
- C75 Auto(Vigilなどのマシンピストル)
- 固有ガジェット
- レイザーブルームシェル(後述)
- サブガジェット
- 展開型シールド
- 有刺鉄線
- 体力2/スピード2/難易度1
メインウェポンは、新武器UZK50Giと、Jager(イェガー)やBandit(バンディット)のショットガンM870の2種構成で、サイトはどちらも等倍のみ。サブウェポンにマシンピストルC75 Autoがあることからも、近距離での戦いに適しているようです。
固有ガジェット「レイザーブルームシェル」
Thornの固有ガジェットはレイザーブルームシェル。青く発光する手榴弾のようなガジェットで、壁などの表面に設置して使います。レイザーブルームシェルには半径3メートルの効果範囲があり、この範囲内に敵が入ると2秒後に爆発。飛散した鋭い破片で敵をキルまたは負傷させる大ダメージを与えます。
- レイザーブルームシェルのポイント
- Thornはレイザーブルームシェルを3つ所持している
- 設置してから効果範囲(半径3メートル)が展開しきるまで5秒かかる
- 効果範囲に敵が入ると起動する
- 起動してから爆発するまで2秒かかる
- 効果範囲の中心に近いほどダメージが増加する。警告インジケーターが赤くなっている距離では負傷または確定キルダメージ。詳細なダメージスケールは不明だが、体力125のオペレーターが効果範囲の端(3メートル)に立っていても、爆発で負傷状態になる
レイザーブルームシェルは電子ガジェットであり、Thatcher(サッチャー)で一時的に無効化できるほか、Twitch(トゥイッチ)、Zero(ゼロ)、銃撃、爆発物による排除、IQ(アイキュー)での遠隔探知が可能です。また、以下のような強みや弱みがあります。
- レイザーブルームシェルの強み
- 1つで確定キルが狙えるメインガジェット。Thornはこれを3つも所持している
- 壁や床、展開型シールド、鉄骨や家具などさまざまな表面に設置できる
- シールド展開状態のMontagne(モンターニュ)にも正面で60程度のダメージを与えられる
- 慣れれば耐えられるEla(エラ)のギズモットマインとは異なり、攻撃側はレイザーブルームシェルの起動に対して何らかのリアクションをしなければならない
- レイザーブルームシェルの弱み
- 効果範囲が展開しきる5秒間は、敵が範囲内に入っても起動しないため、咄嗟の迎撃には使えない
- 上記の理由から、ディフューザー設置に対して投げるニトロセルのように使うのは難しい
- 爆発は自分含めて味方オペレーターも巻き込める
- 爆発するガジェットだが「爆発物」ではない。爆発によってOsa(オサ)のTALONなど、防弾ガジェットは破壊されない(ドローンやクレイモアなどは破壊される)
- 爆発は壁を貫通しない
- 爆発まで2秒かかるので回避するのは難しくない
レイザーブルームシェルは、一撃キルまたは負傷ダメージを与えられる代わりに、起動させると範囲内にいるプレイヤーに警告インジケーターが表示されるため、爆発までの2秒以内に逃げることは難しくありません。
Kapkan(カプカン)のEDDのように、相手が引っかかるのを待つというよりは、Elaのギズモットマインのように、レイザーブールムシェルの起爆に合わせて、自分から詰めていくような動きが重要になりそうです。
窓を跳び越えたところ、落とし戸を降りたところ、各マップで攻撃側が一旦止まりそうな場所などに設置しておくことで、攻撃側にリアクションを強要できるでしょう。また、起動時はポイントが表示され音も鳴るので、最低限の索敵としても使えます。
新武器UZK50Gi
- 武器種:サブマシンガン
- ダメージ:44
- 連射速度:700
- 機動力:50
- 装弾数:22
- サイト構成:レッドドット、ホログラフィック(標準型)、リフレックス
Thornがメインウェポンとして所持しているUZK50Giは、SMGでありながら、50口径弾の火力でもってアサルトライフルのように戦える新しい武器となっています。口径の大きさはオブジェクト破壊にも有効で、Tachanka(タチャンカ)のDP27ほどではないものの、破壊可能な壁や床に穴を開けやすくなっています。
リコイルも特徴的です。性能はちょうどMaverick(マーベリック)のM4に似ていますが(ダメージ44、連射速度750、機動力50、装弾数31)、UZK50Giはリコイルが非常に少なく、扱いやすいSMGです。
実際に、性能が似ているM4や、リコイルナーフ後のMx4、そしてThornのマシンピストルC75とリコイルパターンを比較すると、UZKの縦反動の少なさ(画像左端)は明確です。SMGなりの横反動はあるものの、ダメージ44なら3発キルが狙えるので、エイムが合えばそこまで気にならないでしょう。
Thornの入手方法はこれまでと同様です。バトルパスの有料トラック購入特典として入手、もしくはY6S4開始から2週間後に、名声ポイントまたはR6クレジットを使って個別にアンロックすることができます。
新オペレーターThornの他、「アウトバック」のリワークや、さまざまなオペレーターに調整が入るY6S4「オペレーション・ハイキャリバー」のテストサーバーは、現地時間11月9日(日本時間11月10日ごろ)にスタートします。PC版シージをお持ちの方は、ぜひこのテストサーバーに参加してフィードバックやデータを提供してみてください。
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コメント
コメント一覧 (5件)
エラ、ソーン、窓枠、後はわかるね?
減速効果が弱いから確実にダメージが入る地形はめっちゃ少ないからあんまり…
それにオペ二人分のガジェットを罠に割いて得たリターンがこれだけだと…
結局避けやすいからスニークインとかプラントポイントに置いておいて探知用になりそう
ラジコンで死ぬ奴がなかなかいないのと同じ
FROSTと合わせて確定キルを狙うとか、カプカンとバラバラにつけまくるとか意外といろんなことできそう?
各能力だけ見るとキル能力めっちゃ高いけど、まあ個人だけ強い系だしこんなもんか
アリバイみたいなピック枠になりそうね