Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』では11月9日、イヤー6シーズン4「オペレーション・ハイキャリバー」の全情報が公開されました。この記事ではそのうち、この新シーズンでリワークされるマップ「アウトバック」について、先行プレイで確認できたものを紹介していきます。
R6S 「アウトバック」が全面リワーク
「アウトバック」はイヤー4シーズン1で登場した、オーストラリアのアウトバック(内陸部の人口希薄地帯)を舞台にしたマップです。シージではちょうどこの後から新マップの追加を一旦止めて、既存マップのバランス調整やリワーク作業を本格化させていったため、イベントマップを除いた完全新規マップとしては、このアウトバックが現状最後の追加マップという位置づけです。
そんなアウトバックが、他の数々のマップリワークを経たのち、イヤー6シーズン4でついにリワークの対象となりました。
建物全体のシルエットはほぼそのままですが、1階・2階ともに部屋の数や広さ、壁の位置など間取りが大きく変化しており、窓や落とし戸の位置にも手が加えられています。
これまでは「ガレージ」や「レストラン」のような広いエリアと、2階の廊下などの狭いエリアが極端に分散していたマップでしたが、全体的に各部屋の広さにバランスが取られ、コンパクトにまとまっています。
1階の主な変更点
1階北西部。これまで「ネイチャールーム」、「ブッシュレンジャールーム」と呼ばれていたエリアは、それぞれ「緑のベッドルーム」と「赤のベッドルーム」に変わり、射線を遮るオブジェクトの多くが削除されたほか、複雑だった小部屋も撤去されています。
マップの中央、「爬虫類エリア」にあった階段は削除され、「緑のベッドルーム」の壁と入れ替わっています。また、ここには外に繋がる戸口(画像右側)が追加されたことで、攻撃側は進行しづらかった1階の中央部にも容易に入れるようになっています。
サメが特徴的だった「レストラン」は「シャークエリア」と分割。3方向に加えて2階からの射線も気になる広い場所でしたが、若干緩和されています。
マップ南東部の「ガレージ」も、広々としていたエリアが縮小されたことで、射線管理の厳しさが緩和されています。また外に通じる戸口が追加されたことで、ガレージ自体にも入りやすくなっています。
2階の主な変更点
2階北西部。爆弾がある部屋は以前と同じく「洗濯室」と「娯楽室」ですが、このエリアも大きく構造が変化しています。
エリア間のローテートに不便だった中央の廊下は北側に移動し、さらに「大部屋」と「シャワールーム」と「洗濯室」がそれぞれ隣接したことで、爆弾間でコンパクトな立ち回りができるようになりました。
2階の中央部。テラス外から「ピアノルーム」に通じていた細い道は削除され、階段も削除されたことで、こちらも攻撃側にとって入りやすいエリアになっています。
これまでは屋外として設定されていた「テラス」が「屋根付きテラス」へと変わり、屋内判定になっています。以前の防衛側は、素早く2階を行き来するのに「娯楽室」しか中継地点がなく、他はテラスに飛び出すしかありませんでしたが、新たにこの「屋根付きテラス」を通じてローテートすることも可能になりました。ここは外階段にもつながっており、攻撃側にとってもアクセスしやすいエリアです。
2階の「メカニカルブル」から南東部にある「パーティールーム」と「オフィス」エリアはあまり変化していませんが、他のエリアと同様に、それぞれの部屋の広さのバランスが微調整されています。このエリアには破壊可能な外壁も追加されたので、攻撃側は窓を跳び越えて強引に入らずに済むようになります。
ランクマッチにも採用
リワークされた「アウトバック」は、Y6S4スタートと同時にランクマッチのマッププールにも組み込まれます(入れ替えは無し)。構造が大きく変わり新マップのような趣ですが、ぜひランクマッチでもこのアウトバックに挑んでみてください。
新オペレーターThornの他、「アウトバック」のリワークや、さまざまなオペレーターに調整が入るY6S4「オペレーション・ハイキャリバー」のテストサーバーは、現地時間11月9日(日本時間11月10日ごろ)にスタートします。PC版シージをお持ちの方は、ぜひこのテストサーバーに参加してフィードバックやデータを提供してみてください。
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コメント
コメント一覧 (3件)
ランクのマッププール拡げるのやめろ
アウトバックのマップ攻略記事楽しみにしてる
クソマップの中でも一番生まれ変わるポテンシャルはあったからな
こればっかりはやってみないことには何ともだけど、高層ビルよか全然マシそう