進行システムには「レベルダウン」も
『R6E』には進行システムがあり、オペレーターたちはミッション終了時に獲得する経験値でレベルアップしていきます。
レベルを上げていくと、固有ガジェットの効果が強化され、特定のレベルでは新たな武器や能力もアンロックされるため、最初は歯が立たなかった高難度ミッションも徐々にクリアできるようになるでしょう。オペレーターの経験値は、ミッションに失敗したり途中で帰還した場合でも獲得でき、レベルダウンもありません。ただし「行方不明」になった場合は、そのオペレーターの経験値は保留となり、救出後に与えられます。
オペレーターのレベルとは別に、プレイヤーにも「マイルストーン」という進行レベルがあります。マイルストーンもミッション後に得られる経験値でレベルアップし、特定のマイルストーンに到達すると、さらに難易度の高いマップや、新たなオペレーターがアンロックされていき、ロードアウトに新たなREACTテックを加えられるようになるなど、各種の報酬が得られます。
一方で、マイルストーンにはレベルダウンがあります。先行プレイでは、どのような条件でどのくらい減少するのかは不明でしたが、たとえば高難度のミッションで全滅するような失敗を何度も繰り返すと、これまで獲得したマイルストーン経験値が一気に減少していくことが確認できました。
マイルストーンがレベルダウンするのは恐らく、より高い難易度のマップがマイルストーンで解放されていく仕組みであることから、難しいミッションに挑戦するにはそれに相応しいプレイヤースキルを要求しているものと思われます。
つまり全滅を繰り返すようなチームでは、オペレーターのレベルは上がっても高難易度のマップにたどり着くことはできないようです。レベルダウンがあると緊張するかもしれませんが、上述した「途中で帰還する」という判断力を鍛えることで、マイルストーンも着実にレベルアップさせることができるはずです。
オペレーター18人の所感
『R6S』と同様、『R6E』の各オペレーターには固有ガジェットがあり、目標に応じて使い分けることがミッションを安全にクリアするカギとなります。確認できた各ガジェットは、多くが『R6S』の上位互換バージョンとなっているため、PvEならではの爽快なプレイが楽しめます。
以下が先行プレイ時に確認できたオペレーター18人の特性と、操作した際の所感です。最初から全オペレーターが使えるわけではなく、マイルストーンを上げることで徐々にアンロックされていく仕組みです。
- Doc(ドク)
- 「スティムピストル」で味方を回復する
- 回復手段が限られているゲームなので、慣れないうちは必須。しかし先行プレイ時点では初期武器がショットガンだったので、早めに育成してSMGをアンロックしたい
- Ela(エラ):公式オペレータービデオ
- 「ギズモットマイン」で敵をスタン状態にする
- 時間経過でのリチャージ式に変わっており、集団の敵に対して強い。メインSMGのScorpionは『R6S』同様のリコイルコントロールが求められる
- Pulse(パルス)
- 「心拍センサー」で壁越しにネストや行方不明者を発見できる
- 心拍センサーの情報は常に味方と共有されるため、ステルス系の目標で非常に強い。動く敵は補足しないので、戦闘主体の目標では強みが活きない
- Finka(フィンカ)
- 「アドレナリンサージ」で倒れた味方を回復させる
- アーキエンとは乱戦になりがちなので、遠隔回復・蘇生は便利。『R6S』と同様にLMGを持っているのも強い
- Alibi(アリバイ):公式オペレータービデオ
- 「プリズマ」でアーキエンをおびき寄せ、攻撃したアーキエンをスキャンする
- プリズマによるデコイ生成は、アーキエンの集団との戦いで非常に便利。武器にもちょっとしたサプライズがある
- Hibana(ヒバナ)
- 「カイロスランチャー」で壁を破壊し、敵アーマーにダメージを与える
- ルート作りと強敵へのアンチピックを両立させており、目標の組み合わせによっては大活躍するだろう
- Lion(ライオン):公式オペレータービデオ
- 「EE-ONE-D」で動く敵のシルエットをすべて捉える
- 『R6S』における初期バージョンのLion。しかしPvPとは異なり、アーキエンはスキャンされても躊躇なく襲いかかってくる点に注意したい
- Sledge(スレッジ):公式オペレータービデオ
- 「ブリーチングハンマー」で壁を破壊し、敵をスタンさせる
- 常に最短ルートで進行できるようになるため、VIPの救出など戦闘が避けられる目標では必須級
- Vigil(ヴィジル)
- 「ERC-8ディスラプター」でアーキエンに感知されずに行動できる
- 強力なアーキエンでも容易にステルスキルが可能。しかしアーキエンの大群との強制戦闘がある目標では役に立たない
- IQ(アイキュー)
- 「RED MK Ⅳスペクター」で壁越しにアイテムを探知できる
- 貴重な回復・補給アイテムを簡単に探せる。ただし高難易度ではマップ上のアイテムが減り、必要性も下がるため、他の強みがあるか検証してみたい
- Jager(イェガー):公式オペレータービデオ
- 「アクティブディフェンス」で敵の投擲物を防ぎ、敵を攻撃する
- 防御だけでなく攻撃もしてくれるADS。『R6E』のマップは視界が広けた場所が多く、視界外からの攻撃はすべて厄介なので重宝したい
- Rook(ルーク)
- 「アーマーパック」でダメージ耐性をアップ。気絶状態になるのを防ぐ
- ダメージ耐性は敵集団との戦いに欠かせないが、REACTテックに似たような効果のものがあるのでピック優先度は低そうだ。隠された仕様や、こっそり強武器を持っていないかを調べてみたい
- Fuze(フューズ)
- 「クラスターチャージ」でドアや壁、補強壁の向こうにいる敵にダメージを与える
- (先行プレイ時はロックされていた。広い部屋も多いので、効果範囲が気になるところだ)
- Smoke(スモーク):公式オペレータービデオ
- 「遠隔ガスグレネード」で敵にダメージを与える
- (先行プレイ時はロックされていた。『R6S』と同じく、さまざまな用途で活躍してくれそうだ)
- Tachanka(タチャンカ)
- 「固定式LMG」を設置し、インタラクトして操作する
- (先行プレイ時はロックされていた。背後の壁の上から敵が奇襲してくるようなケースもあるため、固定LMGは使いづらいように思えるが、それに見合う威力があるか確かめてみたい)
- Capitao(カピタオ)
- 「スモークスクリーンボルト」でスモークを張り、「ヴェノムボルト」で敵にダメージを与える
- (先行プレイ時はロックされていた。さまざまな目標で便利に活躍してくれそうだ)
- Gridlock(グリッドロック)
- 「トラックススティンガー」で踏んだ敵にダメージを与え、スピードダウンさせる
- (先行プレイ時はロックされていた。PvEでは一番強いガジェットではないかと予想している)
- Nomad(ノーマッド):公式オペレータービデオ
- 「エアジャブランチャー」の爆風で敵をノックバックし、周辺の有害物質も除去する
- (先行プレイ時はロックされていた。敵は数が多く、大抵は銃で撃った方が早いため、恐らくノックバックが有効な強敵へのアンチピック要員と思われる)
- ※英語版のオペレータービデオは『R6E』公式サイトでも公開中
アーキエンは全種類が強敵
『R6E』に登場するアーキエンたちにはそれぞれ厄介な特徴があり、たとえ一体でも油断できません。最もシンプルな近接攻撃タイプである「グラント」でさえ、複数体でリロードタイミングを襲われたら被ダメージを避けられないでしょう。
他にも、オペレーターが大ダメージを受けると次のミッションで使用不可能になるにも関わらず、全身が爆発物になっている「ブリーチャー」のように、自爆して一撃負傷ダメージを与えてくる敵もいます。どんなアーキエンでも弾がなくなったら数で圧倒されてしまうため、しっかり弾薬管理をする必要があります。
一方でアーキエンにはそれぞれ弱点部位があるため、プレイヤーはガンスキルを磨くことである程度までは弾の節約につながるでしょう。
他にも、「ブラインドスポア」のように、オペレーターにくっついて一定時間で爆発するトラップもあります。爆発時に受けるガスダメージは最小で1ですが、たとえ小さなダメージでも、何度も食らってしまうとミッションに影響を与えます。
難易度の高いマップからは、登場するアーキエンの種類も増えていきます。いずれも体力や攻撃力が高いうえに、複数体が同時に出現することもある強敵ばかりです。さらにとある目標では、オペレーターのDNAを元に生み出された新種のアーキエン・プロティアンとのボス戦が待っています。アーキエンの種類ごとに、適切な距離感や対策を見出していきましょう。
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コメント
コメント一覧 (2件)
自分が上位難易度をやるかどうかは兎も角、上の難易度に自信家の初心者を入れない仕組みは面白い試みだと思う。
最初期の高難易度極細人口が懸念かなぁ
正直面白そうだし、スキンとフレンド無料あるし買おうかな