Microsoftは『コール オブ デューティ』シリーズを手がけるActivision Blizzardグループの買収を進める中で、任天堂のハードウェアにもシリーズの新作を提供する契約を締結しています。しかし、たとえば任天堂の現行ハードであるNintendo Switchで、『CoD:MWll』や『ウォーゾーン2.0』は本当に動かせるのでしょうか?
『CoD:MWll』はSwitchでもちゃんと動くのか
Activision Blizzardグループの買収がゲーム業界の独占につながる可能性が懸念されているMicrosoftですが、Microsoft側はその反論として、どんなプラットフォームからでも『コール オブ デューティ』シリーズをプレイできるようにと、先日は任天堂ともコミットメントを締結しました。
さらにリリース日や、アクセスできるコンテンツもプラットフォーム間で同一のものにし、プラットフォーム限定アイテムなども作らないことを明言。Xboxで市場を独占する意図の無いことをアピールしています。
一方でプレイヤーが気になっているのは、そもそも任天堂のゲーム機でCoDが動くのか、という点です。同じFPSタイトルでは『フォートナイト』や『エーペックスレジェンズ』がSwitch版をリリースしていますが、CoDシリーズはライバルに続くことができるのでしょうか。
Switchでも最適化可能
MicrosoftとActivisionにはその自信があるようです。英国の規制当局CMAから新たに公開された文書の中で、Microsoftはまず、シリーズ最新作『ウォーゾーン2.0』が幅広いハードウェア機器に最適化されており、その中には2015年にリリースされたXbox Oneも含まれていることを説明しています(※発売されたのは2013年、日本では2014年だが原文ママ)。
さらに2015年までにリリースされたGPUを搭載したPCでもサポート可能。片やNintendo Switchの発売日は2017年(なので問題ない)というわけです。
実際のところCoDシリーズは幅広いプレイヤーがアクセスできるよう作られており、最新作である『CoD:MWll』の要求スペックを見ても、10年ほど前の性能のゲーミングPCでも最低限プレイできることが分かります。
Activisionの開発チームは長きに渡ってハードウェアごとの最適化を行ってきており、標準的な技術を用いても、『エーペックスレジェンズ』や『DOOM Eternal(ドゥームエターナル)』、『フォートナイト』や『クライシス3』のSwitch移植ができたように、『ウォーゾーン2.0』や『CoD:MWll』も最適化可能であるとしています。
この最適化作業にかかる時間については、文書上では削除されていますが、CharlieIntelによると約16ヵ月とのことです。
コメント欄では、「ゴールデンアイみたいなグラになりそう」などと懐疑的な意見が多いようですが、ここは開発チームの腕の見せ所。Switch版『ウォーゾーン2.0』および『CoD:MWll』のリリースを楽しみに待ちましょう。
- タイトル:Call of Duty: Modern Warfare ll(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア Ⅱ)
- 発売日:2022年10月28日
- 対象機種:PS5/PS4, Xbox X|S/Xbox One, PC(Battle.net / Steam)
Source: CharlieIntel
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コメント
コメント一覧 (9件)
CODは力強いリロードとグラフィックが一番なんだよぉグラフィック落とすなぁぁぁぁぁぁぁ
マイクロソフトがActivisionの皮を被って勝手に言ってそう
MW2はともかくWZ2.0は無理だぞ絶対
60人のAPEXであれなのに100人のwar zoneとか絶対無理だろ動かすためにどれだけグラフィックのクオリティ落とすつもりだよ
30fpsしか出なさそう()
これで宣伝かねて実は用意してたんだ!と電撃リリースするならともかく
任天堂ハードのスペックでも出せる…出せるとは言っているが期限は以下略なわけで
営業と弁護士飛ばしすぎじゃねと言われるんだろうな
営業「できらぁ!」開発「」
この関係にしか見えない
発売年ばかりで肝心のスペックに触れないのは草
ならもう少し低スペのPCにも最適化させてください…貧乏人の出過ぎたおねがいですが…