『エーペックスレジェンズ』新生レヴナントはなぜ生まれた？ リワーク&クラス変更の理由 / ボツになった"決闘アビリティ" / 新コンテンツ開発の過程・考え方

Respawn Entertainment（リスポーンエンターテインメント）の『Apex Legends（エーペックスレジェンズ）』ではシーズン18「リザレクション」が進行中です。

EAA!!はRespawnの開発スタッフの方々とのメディア・インタビューに参加し、この新シーズンでリワークされたレジェンド・レヴナントについて、リワークの過程、ゲーム内の性能、ストーリーに関するものなど、さまざまな面でお話しを聞かせていただきました。

『APEX』開発スタッフインタビュー

今回のアジア・メディア向けインタビューでは、リワークされたレヴナントについて、『エーペックスレジェンズ』開発スタッフのお2人からさまざまな質問に答えていただきました。

• Evan Funnel：レヴナントのデザイナー
• Jaclyn Seto：ライター

なぜ「調整」ではなく「リワーク」？

レヴナントの変更内容は以下のショート動画で確認できます。

Q. 新たなレヴナントはリワークという形だが、アビリティの調整ではなく新アビリティに変更した理由は

Evan「以前のレヴナントのプレイパターンは、ゾーンコントロールと、敵を小突き回す系のものでした。ただ、これは私たちがイメージしていた『めちゃくちゃ恐ろしい暗殺者ロボ』とは異なります。彼のパッシブは相手の背後をつけて恐ろしい感じがするものですが、リワークによって、より一貫性のある、レヴナントらしいものにしました。正面から獲物に襲いかかってダウンさせ、チームから孤立させて容赦なくとどめを刺す、というスタイルにデザインしたかったのです」

Q. レヴナントのリワーク作業はいつから始まったのか

Evan「レヴナントのリワークには相当な時間を費やしてきました。リワークした理由の1つは、アビリティがキャラクターの設定にフィットしていなかったことでもあります。アビリティの使われ方に問題点が見られるので何度か修正しようとしてきたのですが、うまくいかず、リワークすることになったんです」

Evan「シーズン4のトレーラーで登場したレヴナントは、闇の存在としての強烈な印象を残しました。リワークでは、そうした彼のストーリー面を改めて見直すというのも主な目的です」