レインボーシックス シージ：リスキル禁止 & プリセット補強の"クイックマッチ2.0"大激論 「初心者のため」とは？

Ubisoft（ユービーアイソフト）は『Rainbow Six Siege（レインボーシックス　シージ）』の次回大型アップデート「オペレーション・ヘビーメタル」の全情報を公開しました。

新オペレーターRam（ラム）が大きな注目を集めた一方で、賛否両論となっているのが「クイックマッチ2.0」です。従来のクイックマッチにはなかった改変が数多く導入されるのですが、これは「本当に初心者のためになる変更なのか」をめぐり、コミュニティで意見が分かれています。

『R6S』Y8S3で「クイックマッチ」大幅アップデート

新オペレーターRamと、彼女の固有ガジェット「BU-GIオートブリーチャー」についてはこちらの記事で。Y8S3でリリースされる新コンテンツ全体は、こちらの記事でご確認ください。

Y8S3の新コンテンツの1つとして発表された「クイックマッチ2.0」は、カジュアルなゲームモード「クイックマッチ」を改変したものです。以下のように全体の時間が短縮され、さらに繰り返しプレイしやすいものとなりました。

• アクションフェーズを180秒から165秒に短縮
• オペレーター・ピックフェーズの時間を30秒から20秒に短縮。さらに、そのラウンドで攻防の交代が起きない場合、オペレーター・ピックフェーズは15秒に短縮
• 準備フェーズが45秒から30秒に短縮
• ラウンド開始時、目標地点が自動的に攻撃側に公開される
• アクセス可能になるクリアランスレベルを10に上昇
• マッチメイキングのアルゴリズムを調整し、より早く対戦が見つかるように
• カジュアル用スキルレベルのアルゴリズムにソフトリセットを適応し、全プレイヤーを近づける。これにより、対戦を見つけるのがさらに早くなる

これらに加え、「防衛拠点のプリセット」と「攻撃側のセーフガード」も導入されます。これらはクイックマッチらしい時短機能であるとともに、新規プレイヤーが遭遇しがちなストレス体験を緩和させる効果もあると言えるでしょう。

• 防衛側のプリセット
  • （爆弾モード限定で）各マップの各防衛拠点に、それぞれ2パターンの「プリセットアップ」を適応
  • ラウンド開始時から一部の壁が補強されており、ローテート穴も開通されている
• 攻撃側のセーフガード
  • 攻撃側は、アクションフェーズ開始後の10秒間はダメージを受けない
  • 10秒経過するか、建物内に入った瞬間に、セーフガードは解除される（=Amaruの悪用は不可）
  • 防衛側を建物外に出られなくする「赤い壁」は、ラウンド開始後も10秒継続

なお、以上はすべてクイックマッチにのみ適応される変更である点にはご注意ください。「ランク」と「スタンダード」には影響しません。

開発スタッフによる「デザイナーノート」の解説では、変更の目的を「クイックマッチを、より素早く跳び込み、別の対戦に跳んでいける」ようなプレイリストにするためとしています。

毎回ドローンを操作して拠点を探し、毎回同じような場所を工事し…、といった、シージにおける良くも悪くも単純作業なプレイが省略され、文字通りクイックに遊べるモードとなります。