本日2023年9月29日、Blizzard Entertainmentはニュースページにて『Overwatch 2(オーバーウォッチ 2 )』の最新ヒーローである「イラリー」のアビリティ誕生秘話を公開。
『オーバーウォッチ 2』のヒーローデザインチームが、シーズン6で登場したサポートヒーロー「イラリー」のプロトタイプから完成までの一部過程を映像を交えて紹介している。
CONTENTS
イラリーのアビリティのプロトタイピング
以下は、公開された内容を要約したもの。
ヒーローを考案するうえでのインスピレーション
- カッコいいと思うアビリティや、ゲームプレイにポジティブな影響を与えるアビリティからヒーローが生まれることもある。アナはその素晴らしい例
- アナのアビリティの一部は、キャラクターやストーリーが存在する以前から作られていた
- イラリーは、太陽をテーマにしたヒーローを作りたいという強い想いから生まれたヒーロー
- この「太陽」というテーマをもとにイラリーにコードネーム「ソーラー」を与え、彼女のアビリティを練っていった
- プロトタイピングとは、新しい要素を試作してテストしていくための作業であり、さまざまな疑問、シナリオ、アイデアをこの工程を通じて検証していく
- たとえば以下のような問いを投げかけることがある
- 「新アビリティの使い勝手は既存のアビリティを考慮するとどの程度か?」
- 「マッチでインパクトを与えることはできるか?」
- 「カウンタープレイのオプションは十分に存在するか?」
- 「このアビリティが決まった時、またはミスした時、ゲームプレイはどのように変わるか?」
プロトタイプ:目をくらますアビリティ
- 初期アイデアの1つは太陽の力を操るキャラクターにふさわしい「目くらまし」
- グレネードのような太陽のオーブを投げ、爆域内の敵の目をくらます性能
- 空中に飛び上がりオーブを敵に投げるVFXも追加
没になった理由
- 効果がやや隠れがちで、アビリティをくらった側のストレスが大きい
- ソーラーが目くらましを使うインパクトと比べ、視界を封じられる側のインパクトが大きすぎた
- オーバーウォッチで構築したいアクション・フローを考えると、画面全体の目くらましは行き過ぎ
- イラリーが空中に飛び上がる動きは、最終的にアルティメット“キャプティブ・サン”に組み込まれた
- 日の出を象徴しているようなイメージが好印象だった
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