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プロトタイプ:回復アビリティ
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- ソーラーの回復系アビリティは、多くのアイデアとプロトタイプを経て完成
- 当初のアイデアのひとつは、展開可能なドローンで回復範囲を作るアビリティ
- プロトタイプ1:ドローン・グレネードを味方に投げると、ドローンが飛んで行って回復
- プロトタイプ2:HPの低い味方に多くの回復を行うようにしつつ動きを制限
- プロトタイプ3:配置に柔軟性を持たせるため、最初の1秒で一気に回復を行う
- プロトタイプ4:ドローンが自動的に味方を追う楽しいバージョン
“ヒーリング・パイロン”誕生秘話
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- “ソーラー・ライフル”の使用にもっと集中できるような、より戦略的な何かを求めていた
- そんな時、トールビョーンとシンメトラのタレットを見て閃いた
- 2022年2月のエクスペリメンタル・モードで試したシンメトラの回復タレットは好評であった
- このタレットのコンセプトをもとに“ヒーリング・パイロン”を制作
- 当初はヒットスキャンの回復投射物であった
- しかし、戦闘をより明瞭にし、ビジュアル面の目標を達成するため現在の形に
プロトタイプ:サブ攻撃回復量
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- 最初のバージョンは、味方を貫通して一気に回復するアビリティ
- 代償としてクールダウンはかなり長くなっていた
- イラリーにはシンプルなサブ攻撃を与え、攻撃を通してサポートできるようにしたかった
- しかし、ダウンタイムが長くなった結果、アビリティの効果が限定的に感じられた
- シングルターゲットにして、クールダウンを短くする方向に切り替え
- 有効時間やクールダウンのテストを複数回重ね、使い勝手の良いシンプルなサブ攻撃にたどり着いた
- ライフルのサブ攻撃は“ヒーリング・パイロン”の範囲指定型回復と合わせ求めていた形に
プロトタイプ:アルティメット・アビリティ
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- ソーラーのアルティメットには数多くのプロトタイプがある(今回は一部を紹介)
- 最初のアイデアのひとつは「ソーラー・フレア」というデバフ系のアビリティ
- 効果はソーラーの「周りにいる敵最大5人に自動でダメージとダメージ量増加のデバフを与え、その居場所を明らかにする」
- このアルティメットは使う分には楽しかったが、デバフとダメージの組み合わせが少し強すぎた
- また、さまざまな効果を与えるアビリティの性質上、当たった相手にストレスを与えてしまう
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- ソーラー・フレアの別のバージョンでは、自動ではなく範囲内の敵にだけデバフが適用されるように
- ただこちらも、敵へのデバフと同時に味方の回復も行われる仕様であったため、効果範囲内でいろいろなことが発生しすぎた
- また、初期に考案したアルティメットの大半は高い攻撃力を備えていた
- サポート系のヒーロー向けというよりダメージ系のヒーロー向けといった印象であった
- チームが相手を倒せるようにサポートできるようなアビリティにしたかった(ダメージを低下)
- イラリーの個性とゲームプレイのテーマである太陽を軸にステータス効果の再検討を重ね現在の形に
- 結果“キャプティブ・サン”は攻撃力を保ちつつ、チームプレイを促すようなアルティメットに
- 見方によっては、条件付きで発動するディレイのダメージ強化エフェクトと言える
Source: Blizzard Entertainment
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